学校が再開し、一クラスあたりの人数が多い3年~5年については、密を避けるために、クラスを2つに分けて授業を行うなどの工夫をしています。同じクラスを2つの集団に分けるという点では、3・4年、5・6年などが一緒なクラスで別々の学習をしたりする複式学級に似ています。複式学級指導では、先生が子どもに付けない時間帯に、子どもたちが自主的に見通しをもって学習をしないといけない場面が生じます。今日も4年生で、自分たちで学習を進めている姿がありました。二つに分けて授業を行うことは大変なのですが、二つに分けて行うことのよさを生かして、それぞれの担任はいろいろと工夫しながらがんばっています。ただ、子どもたちにとっては慣れない授業スタイルで、デメリットがあるのも確かだと思います。また、マシューさんに来ていただく時にはどうしても一緒に授業をしなければなりません。
現在、全国的には関西圏の緊急事態宣言が解除される方向で動いており、島根県でもここ3週間、新たな感染者が確認されていません。今後も気を緩めるわけにはいきませんが、様々な状況を踏まえ、3~5年の授業については来週のところから通常の学級での授業に戻そうと考えています。給食や歯みがきなど、マスクを外す場面では引き続き分散の取組を継続します。保護者の皆様にはご理解いただきますよう、よろしくお願いします。