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「学校における森林環境教育　出前講座」で、松江市宍道町のふるさと森林公園内にある「もりふれ倶楽部」から２名の講師の方に来校いただいて、１年生と３・４年生が学習をしました。
１年生は「木や森のはたらきについて」、３・４年生は「紙すき」について、それぞれ２時間の学習です。

１年生は１・２時間目に学習しました。
まず教室で「木や森のはたらき」について教えてもらった後、クイズ形式での問題を解きながら楽しく学びました。
その後図工室に移動して、森にある木切れ等を使って工作をしました。たくさんの材料から自分が作りたいものをイメージし、必要な木切れを選んで電気ボンドを使ってひっつけながら作っていきます。
子どもたちは、頭に浮かぶイメージの沿って、楽しみながら思い思いの作品を作っていきました。
個性あふれるものができあがりました。

３・４年生は３・４時間目に学習しました。
「紙すき」について、その歴史や必要な材料、すき方を学んだあと、実際に紙すきに挑戦しました。
「コウゾ　ガンピ　ミツマタ」ではなく、「スギの甘皮」を使っての紙すきです。
タブノキの葉を細かくミキサーにかけ「ネリ」にして、木づちで叩いて伸ばしたスギの甘皮をはさみで細かく切ったものといっしょに再びミキサーにかけて紙すき液のできあがりです。
それを一人ずつ木枠にとって「すき」、布の上に置いたら巻きすを外しアイロンがけをして水分をとばして「紙」ができました。あとは、それをしっかり乾かして「紙」の完成です！

２時間の授業でしたが、体験を伴う学習はきっと子どもたちにとって、印象に残る楽しいものだったことでしょう。

その後教室に戻って、島根県の山林の様子や森の役割や大切さを学びました。

子どもたちにとって、充実した出前授業になったことと思います(^^)/