雲南市立三刀屋小学校

児童の活動

平和旬間がはじまりました

2021年07月06日

今年も平和旬間がはじまりました。
この平和旬間では、7月の第一週に三刀屋町内の小中学校、こども園で共通して行っており、三刀屋小学校では”平和旬間”として2週間平和について考える活動を行っています。
三刀屋小学校の取組として、昇降口の永井隆博士コーナー横には平和旬間特設ボードが設置され、永井隆博士の「如己愛人」「平和を」の言葉や姉妹校の長崎市立山里小学校とのこれまでの交流の様子が掲示されています。

永井隆博士は三刀屋で生まれ育ったのち長崎で医師となり、自身も原爆の被害にあいながらも他の被ばく者の治療にあたり、その後寝たきりになるが自身の最期まで執筆活動を行い、「長崎の鐘」「ロザリオの鎖」は世界に、また後世に平和を強く訴えました。

今月の歌では永井隆博士が戦争によって失われた人たちを思って作詞された「あの子」を歌っています。
この曲は山里小学校の第二校歌にもなっています。
三刀屋の子どもたちは、この平和旬間の活動を通して戦争の悲惨さや永井隆博士の残した平和への思いについて学び、平和作文に取り組み平和について自分たちにできることを考えていきます。