雲南市立掛合小学校
新年あけましておめでとうございます。地域の皆様、保護者の皆様も良い年を迎えられたことと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。

掛合小学校では1月8日に始業式を行い、3学期がスタートしました。
今年は、雪も少なく穏やかなスタートとなりほっとしているところですが、これから厳しい寒さの日もあると思います。子どもたちが寒さに負けず、毎日元気に通ってくれることを願っています。
始業式では、校長先生から次のようなお話がありました。
 
みなさん、あけましておめでとうございます。
亥年は、十二支の中で最後ですね。亥年は、これまでに実ったいろいろな作物の種を大切にし、次のスタートに備える年と言われています。
 1・2学期、みなさんはとてもがんばったので、一人一人の中にはたくさんの宝物(種)がたまっています。それは目に見えるかもしれないし見えないかもしれませんが、がんばったことは、皆さんの体と心の中に確実にたまっています。3学期も自分のがんばりを大切にして、次の学年のスタートに備えてほしいと思います。いっぺんに成長することはできません。また、一人で成長することは難しいことです。少しずつ、また、お互いに励まし合いながらがんばりましょう。
そのためには、まず、体と心の健康に気をつけて、毎日学校に来ることが大切です。みんなで声をかけあって、欠席0の日を延ばしましょう。1・2学期の欠席0の日は43日です。去年は17日だったので今年度は素晴らしい伸びです。みんなで力を合わせてがんばりましょう。
最後にみなさんに「そだね~」の話をします。昨年の流行語大賞をとった言葉です。この言葉は、自分の考えとは違っていても、まず耳を傾け受入れようという大切な言葉です。
平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング日本代表チームのキャプテンの本橋さんは、流行語大賞の授賞式で「チーム内でポジティブ(前向き)な言葉だけを発するということをルールとして活動してきた」と話しておられました。代表チームの選手の笑顔とチームワークの原動力は、「そだね~」という言葉に表れた相手の考えや発言を大切にする心ではないかと思います。
 本当の「聞き方名人」をめざすために大切なことの一つは「そだね~」の心ではないかと思います。みなさんも「聞き方名人」をめざして今年もがんばりましょう。