雲南市立掛合小学校
7月7日(金)に4年生の算数の研究授業を行いました。今年度の掛合小学校の教職員の研究テーマは、「算数科における説明する力のレベルアップを通して、分かる楽しみがある、学びあう授業づくり」です。今回は、4年生の角の大きさの学習から、説明する力が向上し学びあうことができる授業づくりについて学びました。この授業の子供達の課題は、「180度より大きい角度の測り方を考えて説明しよう。」でした。子供達は「180度になるように補助線を引いて、180度からはみ出ている角度を測って合計する出し方」や「測りたい反対側の角度を測って360度からその角度を引く出し方」等を個人で考えました。そして、全体にその方法を広げて説明する場面では、友達のシートを見てその考えを代弁して説明することにチャレンジしました。説明をしてもらっているシートの持ち主はうなずきながら、その他の友達も「自分と同じ考えだ。」「なるほど、そういうことか。」などと口々につぶやきながら聴いていました。たくさんの友達の発表を代弁して説明した後、自分の考えを近くの友達に説明することもしました。子供達は、嬉々として課題に取り組み、説明する楽しさを友達の聴く姿勢から感じ取っていました。これからも、全教職員で「子供たちが学びあう授業づくり」のために、研究を進めていきます。