雲南市立掛合小学校
 1学期に続いて、2学期も9月5日、7日の2日間で、飯南町教育委員会の烏田先生に来ていただき、全学年が要約学習に取り組みました。この要約学習は、文章を構造的にとらえてキーワードを使って「図式化」し、さらにその図式を活用して、自分の言葉でプレゼンテーションできるように言語力を高める学習です。情報をインプットし、その情報から相手を意識して必要な情報を精選して伝える情報活用能力の素地をつくる学習です。全学年、大変意欲的に学習に取り組みました。
 低学年は、2人組になり、1人が予め作成されている図式を見ながら話を聞いて、自分の相手にその内容を伝える学習を行いました。音声言語で説明される内容を図式を見ながら聞くことで、必要な情報の整理ができる力を養う学習になりました。
 3~6年生は、説明文を読んだり聴いたりして図式化し、相手に伝えました。文字言語と音声言語の図式化を行うことで、様々な場面でキーワードから図式化することができるように学習しました。何度も要約学習を積み重ねてきた多くの6年生は、構造的な図式化ができていて、説明も音声言語、文字言語ともに洗練されてきました。
 「情報処理能力や活用能力」を身に着け向上させるためにも、何度も要約学習を積み重ねたり、普段から図式化を意識してキーワードを使って構造的に考えたりするようにしていきたいです。