雲南市立掛合小学校
 9月8日(金)に、3年生の研究授業(算数)を行いました。出雲教育事務所の早川指導主事、藤原指導主事に来ていただき、全教員で研修しました。この時間の子供達の学習のめあては、「10,000を超える数について、数の構成をもとに多様な見方について考え、説明できる。」でした。掛合小学校では、今年度は算数において自分の考えを説明できる力を伸ばし、分かる楽しさを子供達が実感・共有できる授業づくりの研究を行っています。今回の授業では、ワークシートやタブレットのジャムボードに自分の考えを書き込んで、友達の考えと比べたり全体に自分の考えを伝えたりしました。3年生の学習に対する真剣な取組態度に感心しました。研究協議では、授業のよさとして「ICTが有効に活用されていたこと」「学習の課題がつかみやすい指示であったこと」「子供同士が既習事項を活用して伝え合っていること」等が出されました。また、課題点として「クラス全体での話し合いが盛り上がる工夫」「ワークシートなど形式が決まりすぎていたので、自由な発想を引き出す工夫」等が出されました。最後に指導主事の方に、「日常生活に結び付けて学習の課題をとらえて、数学的に思考することが大切であること」「ICTを日常的に有効活用をすること」「指導と評価の一体化についてさらに追究していくこと」等について指導していただきました。子供達が「分かる」「楽しい」と実感できるような授業づくりについて、算数を中心にこれからも研究していきます。