雲南市立掛合小学校
 9月21日(木)に6年生の算数の研究授業を行いました。今回の単元は円の面積の学習の発展的課題として、楕円形の面積の求め方を様々な図形の面積の求め方を複合的に組み合わせて考えていく授業でした。現在行われているラグビーワールドカップの話題から、「ラグビーボールの形の面積を求める方法を考えよう」というめあてが提示されました。最初は戸惑っていた子供達ですが、今まで習ってきた図形の求め方やラグビーボールの形を正方形の中に入れてみるなど、算数の既習技能の復習や簡単な操作などを通して、求め方の見通しをもつことができました。
 そして、一人一人がタブレットPCのジャムボード(ノートのようなボード)に図や数式を書き込んで面積を求めました。その後、ペアになり互いの考えを情報交換し、学級全体で面積の求め方を共有しました。今回出された求め方は4種類もありました。子供達の発想はとっても豊かで、一生懸命自分の考えを伝え、友達の考え方を理解しようとしました。最後に友達のジャムボードに良かった点や納得した点などを付箋に書いて送りました。
 ICTを活用することで情報の共有に対する時間の短縮が非常に効率よくできるようになりました。今後も子供達にとって「分かる、主体的取り組める、考えたことを表現できる」授業を目指して研究を進めていきます。