5年生が、9月27日(水)~29日(金)まで、島根県立青少年自然の家「サン・レイク」に宿泊体験学習に行きました。2泊3日の日程で、「規律・自主・協力・友情」を研修の合言葉に、学校ではできない体験活動を通して、人としての成長をねらいました。
1日目は、「焼杉制作活動」「オリエンテーリング」「天体観測」を行いました。2日目は、「サバニでの湖面活動」「チャレンジ・ザ・ゲーム」「キャンドルの集い」を行いました。最終日は、「野外炊飯活動」「自主運動」を行いました。どの活動においても、開始時刻を守るために時間に余裕をもって行動し、使った場所は自分たちで清掃して現状回復をさせました。そして、それぞれの活動は個人では成功体験を味わえないものがほとんどで、友達と協力することで達成することができたので、協力の大切さや楽しさを実感することができました。3日間生活した部屋の掃除や片付け、野外炊飯で使った調理道具などの清掃は、次に使う人が気持ちよく使えるように、一生懸命協力して行い、厳しい点検を合格することができました。
今回の宿泊体験学習では、子供達が自分たちの力で課題を解決しながら、自己肯定感を高めたり友達の存在の価値を再認識できる素晴らしい研修となりました。「失敗から学ぶ」とよく言われますが、今回の宿泊体験学習はまさにそのものでした。2泊3日の研修期間は、失敗をしても改善していけるチャンスの機会があるので、子供たち自身が成長を実感できました。出発前の5年生よりも、一回り大きく成長した姿で帰ってきました。今後の学校生活での活躍が楽しみです。