雲南市立掛合小学校
 10月20日(金)に、人権・同和教育に視点を当てた授業公開と講演会(PTA研修会)を行いました。まず、各学年・学級での授業を保護者の方や地域の方に見ていただきました。学習の内容は次の通りです。1年生は道徳「およげない りすさん」、2年生は道徳「森のともだち」、3年生は総合「福祉学習で学んだこと」、4年生は学級活動「ちがいのちがい」、5年生は道徳「僕が一番欲しかったもの」、6年生は道徳「ひらがな日記」、わかば・やまびこ学級は学級活動「さつまいもパーティを開こう」でした。どの学級も、自分と周りの人との共生の大切さについて考えたり、だれもの幸せにのために努力していく大切さについて考えたりしました。
 講演会は、島根のちょっこしLGBTQ相談員の方2人に「自分らしく生きる」という演題で講演をしていただきました。保護者の方の研修会ですが、5・6年生の人権学習としても活用させてもらいたいと考えて、5・6年生も参加しました。講師の方2人の話のテンポやかけ合いがとっても心地よく、あっという間に公演時間が過ぎていきました。「性」というとらえ方について様々な角度から考え、「普通」「あたりまえ」についても深く考えることができました。自分の普通・当たり前以外は異常ではなく、他の人の普通・当たり前であることを教えてもらいました。多様性を認め共生していくヒントをいただきました。2人の講師の方、本当に分かりやすい講演をありがとうございました。また、参加してくださった保護者の皆さん、準備・運営を担当してくださったPTA研修環境部の皆さん、お世話になりました。