10月26日(木)、1年生の算数の授業では「繰り上がりのあるたし算」の学習が行われていました。「トラが3こたまごをもっています。ハムスターは9こたまごをもっています。たまごは合わせていくつでしょう。」という問題を読んで、式が3+9になることを導き出しました。そこから子供達は、3+9はいくつなのかブロックを操作して考えました。
自分の考えを発表する場面では、「3にあと7つたすと10になるので、9を2と7に分けて、その7を3と合わせて10。残っている2と10を合わせて12になる。」とブロックを操作しながら説明しました。また、「9にあと1たすと10になるので、3を2と1に分けて、その1を9と合わせて10になる。10と残っている2を合わせて12になる。」と考えたことを発表する子供もいました。
この授業では、たし算の計算の仕方を覚えるのではなく、繰り上がることの意味を具体的な算数的活動を通して納得できる方法を導き出すことをねらっています。本当によく考え、友達の意見にもしっかり反応していました。