雲南市立掛合小学校
 11月1日(水)に1年生が算数の研究授業を行いました。「どんぐりが〇こあります。おもちゃを作るのに▢こつかいました。どんぐりはなんこ残っていますか。」という問題場面から、ひき算を使ってのこりを求めることを確認しました。
 続いて、〇と▢に数字(〇、▢⇒10,6や16,4)を入れて、繰り下がりのないひき算の復習をしました。3問目は、〇に13、▢に9を入れました。すると、式が「13-9」となりました。たくさんの子供達が、「❓」の表情となり、「どうやって計算するの?」となりました。そこで、今日のめあて「13-9の計算の仕方を考えよう」(繰り下がりのあるひき算)がでました。
 1年生の子供達は算数ブロックを使って、13から9を引く方法を探っていきました。実物投影機を使って、実際に算数ブロックを動かしながら自分のやり方を説明しました。聴いている子供達は真剣に画面を見て、自分のやり方と同じか違うか考えて、しっかり反応していました。たくさんの子供達が積極的に発表しました。最後に、担任の先生と一緒に、子供達が発表した方法を整理して、「分けてとる作戦」と「10からまとめてとる作戦」の2つにまとめることができました。そして、チャレンジ問題「12-9」に取り組み、2人組で自分のやり方を説明しました。説明を受けた人は、相手がどの作戦で解決したのか言い当てて、確認しました。今日の学習は、計算の仕方を形式的に覚えて解決するのではなく、残りを出すためにはどのような解決方法があるか、操作活動を通して考える学習になりました。学習の最後の振り返りでは、「友達の説明がよかった。」等と一緒に学習している友達の考え方のよさにも気づくことができました。