雲南市立掛合小学校
 12月4日(月)に5年生が算数の研究授業を行いました。学習内容は、「速さ」について単位量当たりの大きさで比べ方を考える内容でした。今日、解決すべき課題は、「720mを12分で歩いた人と、660mを10分で歩いた人の速さを比べる」ことでした。この課題を、文章で提示し、家を出る時刻や学校に到着した時刻、家の場所や近くの建物など、速さを比較するために必要のない情報も散りばめていました。子供達は早速、解決に必要な情報を整理して、個人思考し始めました。ノートに表や図、式、説明等を書き込んで、「1mあたりの時間(分)」か「1分当たりの距離(m)」で比較して、どちらが速いか求めていました。黒板を使って、全員で解決方法を共有し、単位量当たりの大きさで比較すると速さも比較できるとまとめました。最後に、今日の学習で分かったこと等をクラス共通の振り返りシート(エクセル使用)に打ち込んで、一人一人の成長を共有しました。本時までの学習で行った振り返りと板書が学級に掲示されていて、クラス全体の学びの足跡がしっかり残されていました。