コウノトリ足環装着
2025.5.7
今日の午前中、コウノトリのヒナの個体を識別するための足環(識別番号が書いてある)を装着する作業が行われました。そのために教育委員会文化財課や専門家の方たちが西小学校の巣塔に集結されました。高所作業車で巣の高さまで上がり、ヒナを校庭のテントまで連れてくるわけですが、「いったいどうやって?」といろいろな疑問が沸々と湧いてきました。巣に親鳥がいなくなるのを待って慎重に3羽のヒナを確保します。ヒナは布で目隠しされると、まるで眠っているようにおとなしくなっていました。テント内に運ばれたヒナたちは、それぞれの身長や足の太さ、体温などを計測し、健康状態を見るために採血もしていました。まるで私たちの人間ドックのようです。雄雌の性別判断はDNAでしか分からないのだそうです。上空では親鳥の「げんきくん」「こっとりちゃん」の他に3羽のコウノトリが旋回していました。巣を狙っているのだそうです。げんきくんたちはクラッタリングで威嚇し、必死に追い払っていました。今日のこの様子は6年生もずっと間近で見ていました。子どもたちにとっても、ますますコウノトリに親近感を感じる時間になったことと思います。





