「よけじ」づくり
2025.5.8
本校では5年生が社会科や総合的な学習の一環として、学校田(幸せを運ぶチャレンジ田んぼ)づくりに挑戦しています。この活動では、地域の澤和さんが所有されている田んぼをお借りし、またお世話やご指南もしていただきながら体験学習をしていきます。田植えは今月の12日に行う予定ですが、今日は澤和さんにお世話いただきながら「よけじ」を作りました。「よけじ」とは、大東町では古くから多くの棚田に設置された土水路のことで、山林からの低水温の湧き水が直接田んぼに入って稲の生育を阻害することを防ぐために、一旦貯め水温を上げてから田んぼに引きこむ役目があります。また、「よけじ」は田んぼに比べ多くの水棲生物が生息し、コウノトリの餌場としても重要なのだそうです。いろんな意味で大事なミッションなんですね。子どもたちは冷たい水や土の感触に大声を上げながらも、楽しそうに鍬やスコップでたまった土を取り除いていました。ご指導いただいた澤和さん、ありがとうございました。





