3月22日が本校の修了式、そして離任・退任式の日でした。修了式では、本校がめざしてきた「自分たちで創りあげる学校」に取り組んできたのかを校長が聞きました。99.9%の子が勢いよく手をあげました。あげていない子も、寸前まで「手をあげてよいのかな。私はがんばったのかな。」と思案している様子がありました。それくらいに「自分事」として取り組もうとする50名の子どもたちが、とても頼もしく思えました。
その後最後の学級活動を行いました。どの担任も、子どもたちの1年間の成長について、通知表や学級通信を通して話していました。この数年間、目標をもって努力・協力していく姿勢を大切にしてきた本校の子どもたちは、自分の頑張りを認めてくれ、次にどんなことをがんばればよいのかを一緒に考えてくれる担任と友達に支えられて取り組んできました。きっと春休みにも、自分で課題を見つけて取り組んでいることと思います。
最後に、4名の離・退任する教職員とのお別れをしました。離・退任する教職員の話をじっと見つめる子どもたちの眼はとても素敵でした。心温まる子どもたちのメッセージと花束をいただき、感極まる教職員もいました。集団下校なのですが、5枚目の写真のように、別れを惜しむ子どもたちは最後の最後までお手紙などを渡していました。ここまでしてくれる子どもたち、そしてそれを支えてくださっている保護者の皆様の「温かさ」が、本校の様々なことのベースとなっていることを改めて感じました。
新しいことや難しいこと、できないことに挑戦し続ける子どもたち。この根底はこうした「心」があってこそだと思います。そして、それは保護者の皆様、地域の皆様が「心の基地」をしっかり作っておいでであること、この1年間でも痛感しました。
10名の6年生と離・退任する教職員。4月になると、9名の1年生と4名の教職員が入ってきます。よりパワーアップする阿用小学校を今後とも本ホームページ等でお知らせします。
1年間お世話になりました。