「らしさ」ってなんだろう 人権・同和教育に関する授業公開・研修会
2022-12-03 16:48:28
本日は、午後から人権・同和教育に関する授業公開と研修会を実施しました。1年生は「すきないろはなあに」、2年生は「たん生日って なあに」、3年生は「『らしさ』について考えよう」、4年生は「いろいろな性」、5・6年生は「ちがいのちがい」という題材での活動を行いました。本校をはじめ同じ大東町内の小学校は、「性の多様性」に関する学習を行っています。担任は、本日の授業に向けて現在の子どもの実態をふまえ、子どもたちが自分のこととして考えるにはどうすればよいのかを検討してきました。「みんなちがってみんないい」というフレーズが表面的な理解にならないようにするにはどうすればよいのかを検討していくにつれ、各学年ごとに自分の生活を振り返り、気づき、新しい目標を設定して実現するという、本校の求める「学び」を何度も繰り返すことが重要だということに尽きると思います。
自分らしさについて理解することと、他者の良さを認めることは相互に密接にかかわってくることだと思います。本日の授業をみても、子どもたちが友だちの意見をじっくり聞いたり、自分の意見を臆せず言ったりする姿がたくさん見られました。一方で、友達がみている「自分」と自分が思っている「自分」は異なります。その異なりが、恥ずかしかったり嫌われるのが怖かったりすることが原因だと、「自分」が嫌いになってしまうと思います。そんなことにならないように、「ありのままの自分」を受け止めてもらえる「心の基地」をもった保護者、教職員、友達が必要だと思います。
阿用地区振興協議会、本校PTAとの共催で雲南市教育委員会の佐藤指導主事に講演をしていただきました。佐藤先生が子どもから学ばれた「性的マイノリティ」を視点にした誰もが幸せを追究する社会の実現のために何をすべきかを考える機会をいただきました。10人に1人は、性的マイノリティであるという統計を考えると、誰もが「らしさ」をうまく言えるような「心の基地」を周りの大人が持っている必要があると改めて感じました。
自分らしさについて理解することと、他者の良さを認めることは相互に密接にかかわってくることだと思います。本日の授業をみても、子どもたちが友だちの意見をじっくり聞いたり、自分の意見を臆せず言ったりする姿がたくさん見られました。一方で、友達がみている「自分」と自分が思っている「自分」は異なります。その異なりが、恥ずかしかったり嫌われるのが怖かったりすることが原因だと、「自分」が嫌いになってしまうと思います。そんなことにならないように、「ありのままの自分」を受け止めてもらえる「心の基地」をもった保護者、教職員、友達が必要だと思います。
阿用地区振興協議会、本校PTAとの共催で雲南市教育委員会の佐藤指導主事に講演をしていただきました。佐藤先生が子どもから学ばれた「性的マイノリティ」を視点にした誰もが幸せを追究する社会の実現のために何をすべきかを考える機会をいただきました。10人に1人は、性的マイノリティであるという統計を考えると、誰もが「らしさ」をうまく言えるような「心の基地」を周りの大人が持っている必要があると改めて感じました。