校庭にあるピンクの桜は、陽光桜といいます。
これは、「瀬戸大橋をが架かったのは竹下　登　総理のお陰」と四国の高岡正明氏から贈られた、という記録が残っています。
この度陽光桜を追加植樹しようと、高岡正明氏の息子さんが理事をされている「特定非営利活動法人　陽光桜　「鎮魂と平和」交流協会で購入のお願いをしましたら、無償で送っていただくこととなり、この度、５本校庭周りに植えることができました。これは、学校環境緑化モデル事業の一環として行いました。

この陽光桜は、高岡正明氏がかつて青年学校の先生をしておられたときに、戦地へ送り出し亡くなってしまった生徒達への鎮魂と平和への願いをこめ、開発された桜です。
生徒たちが戦場として赴いた暑い国や寒い国で丈夫に育つようにと、私財を投げ打ち、自ら２５年の歳月をかけて完成されました。
それから多くの国々へ無償でこの桜を送られ、現在は息子さんがその遺志をついで国内外に送り平和活動を行っておられます。
校庭の陽光桜も、もうすぐ開花を迎えようとしています。
今回植えた苗も、生徒たちの成長と同じく、大切に育てたいと思います。