修学旅行2日目の行先は石見方面。最初にしまね海洋館アクアスを見学しました。シロイルカショーまでの時間はグループ別で館内を自由見学しました。日本、世界各地に生息する海の生き物を実際に見て楽しみました。12時からのシロイルカショーでは幸せのバブルリングにみんなで感動。特別にシロイルカ水槽のバックヤードに入れていただき、シロイルカの鳴き声を聞かせていただいた時は、耳をふさがざるを得ないほどの音に驚きました。
昼食は、国民宿舎千畳苑にて足早に済ませ、午後の研修地大田市大森町へ移動しました。
石見銀山ガイドの会の3名のガイドの方の案内で3つのグループに分かれて、大森町の街並みを散策しました。6月に総合的な学習でお世話になった三浦類さんがお勤めになっておられる「群言堂」の店内も三浦さんのご厚意で案内していただきました。大人になったら、ぜひショッピングに行きたいと語る生徒もいました。熊谷家住宅では、江戸時代御用商人の生活の様子を知ることができました。掛屋(かけや)として金融業を営んでいた熊谷家の屋敷内には地下深く彫られていた金庫や衣服、食器などが展示されており、この町の大きな魅力を発信していることを実感しました。世界遺産に登録されて以来、文化財を保存しながら町の魅力を発信し続けている大森町からヒントを得ながら、将来自分の住む町のまちづくりに向けて行動することができる人になってほしいと思います。
日帰り2日という例年にはない修学旅行となりましたが、この2日間の修学旅行に関わっていただいたすべての皆様に感謝しながら、全員が感染症対策ルールを守って、無事に修学旅行を終えることができたことを喜びたいと思います。