雲南市立掛合小学校
1月17日(水) 6年生は、総合的な学習の時間に地域医療学習を行いました。
この学習のねらいは次のとおりです。
・地域医療の現状と課題を知り、自分たちのふるさとの将来について考える
・医療現場での仕事の様子や働く人の思い、医療を志す人の現在に至るまでの過程や思いを知り、働くことへのイメージをもち、自分の将来の進路選択に生かす

講師には、掛合小学校出身で医学部在学中の先輩と松江医療センターの看護師さんを招いてお話を聞きました。
講師さんからは、色々な職業について知ること、自分の特性をよくとらえて仕事を決めることの大切さ、また、仕事をやりとげるために大切なことや医療に関わる仕事のやりがい等について話してもらいました。

お話を聞いた後は、講師さんに少人数で質問する時間をとりました。
質問に対する答えの中で印象的だったのは、次のようなお話です。
・今、やっている勉強はみんな大切
・勉強を一生懸命すれば選択できる職業の幅が広がる
・こつこつがんばることが大切
・医師も看護師も「言葉」が大切 

子どもたちにとって、とても大切なことを話してもらいました。うなずきながら聞いている子が何人もいたのが印象的でした。
医療関係の仕事に就きたいと考えている子にも、そうでない子にもとても大切な時間となりました。
 
6年生の感想から
・お話を聞いて、医療に対する思いがとても強くなり、将来、医療に携わりたいと思いました。就職してから辞めて看護師になったお話を聞いて、とても勇気が必要だと思い、すごいと思いました。
・看護師や医師になるには、今やっている勉強がみんな大切で、今、たくさん勉強しないといけないことを知りました。私の夢は、看護師の仕事に似ているから、語彙力をつけるようがんばりたいです。 
・お二人から「ありがとう」の言葉が、医者になりたい気持ちや看護師のやりがいになっていることを聞いて、すごいと思いました。医者を志す最初のきっかけが「ブラックジャック」だと聞いてびっくりしました。看護師さんの生活リズムは(勤務時間が色々で)ぐちゃぐちゃだけど、時間ができたら寝ると聞いてびっくりしました。
・私も看護師になりたいと思っているので、お二人の話を聞いて、人への言葉遣いに気をつけて毎日を過ごしたいなと思いました。看護師は、夜勤があったり患者さんの手伝いやサポートをしたり、いろんな仕事をしないといけないのがすごく大変だと思いました。患者さんを助けてあげたいという気持ちでやっておられるということが分かりました。