雲南市立掛合小学校
10月19日(金) 掛合小学校で県教育委員会主催の「小学校算数科教育講座」が開かれ、30人を越える小学校の先生の参加がありました。

この講座は、新学習指導要領で大切にされている「主体的・対話的で深い学び」、また、島根県が取組を進めている「子どもの声でつくる算数授業」の実現に向けてどのように指導していったらよいかを学ぶことがねらいです。

文部科学省の教科調査官の先生の講義、また、掛合小学校1年生の授業についての協議を通して研修が行われました。

1年生は、「どんなけいさんになるのかな」というテーマで授業を行いました。問題文を読み図や絵を使ってイメージ化し、どんな計算になるのかを考えるという、あまり公開授業で取り上げられないところを扱いました。

掛合小学校は、算数授業改善推進校として取組を進め、今年で3年目になります。全教職員が意欲的によい授業づくりのために研修を重ね、日々の授業の改善に取り組んでいます。今回の研修は、掛合小学校の教職員にとってもまたとない勉強の機会となりました。

算数では、論理的な思考を育てる授業づくりと地道な学習の積み上げがとても重要です。今回授業公開した1年生だけでなく、どの学年の子どもたちも少しずつではありますが確実に力をつけています。

今後も教職員が教材と子どもたちをコーディネートしよい授業づくりができるよう全力で取り組むことで、子どもたちの力を伸ばしていきたいと考えています。