雲南市立掛合小学校
 12月に入り、2学期も残すところあと10日あまり。子どもたちの成長は速く、学習や行事が終わる度に力を付けてきました。
 今回は、3つのトピックスを紹介いたします。
 まず1つ目は、読書集会です。これは図書委員会が主催し、図書に関わるコーナーで図書に親しんだり、ペア読書と言って、全校でペアを作って読み聞かせを児童同士が行ったりしました。コーナーは、クイズコーナーやカルタコーナー、図書館での宝探し、しおりづくりのコーナー、紙芝居のコーナーがあり、縦割り班で回りました。2つか3つ回ることができたようです。最後は、1年生と6年生のペア、2年生と5年生のペア、3年生と4年生のペアで読み聞かせです。温かい言い時間が流れていました。毎月1回やってもいいように思いました。どの子も相手を思いやって読んでいました。じっくり聴き入っている顔を見ていると、聞く力が育っているなと実感しました。
 次は、5年生による収穫祭です。お世話になった地域の方を招待しました。自分たちが育て収穫したお米を使っておにぎりを作り、家庭科でミシンボランティアの皆さんに支援していただいて完成させたエプロンを身につけてみそしるを作り、おもてなしをしました。感謝の気持ちでおもてなしをし、お礼の手紙を手渡しました。料理上手な5年生で、とてもおいしかったです。皆様にとても喜んでいただきました。
 最後は、森山良枝様から御寄贈いただいた、広告紙を活用して作られたゴミ入れの贈呈式についてです。森山様は、病気のため手にハンディキャップを持っておられます。普段は施設で、助けを受けながら生活なさっておられます。しかし、森山様は手助けを受けるばかりではなく、今の自分にできることをして人の役に立てればとの思いから、掛合小学校に毎年、給食の時に出る牛乳キャップのゴミ入れを作って、寄贈してくださっています。その数、コピー用紙の箱8箱以上です。すごいです。学校としましては大助かりで、何より我々が助けていただいています。来年もお願いしますと、厚かましいお願いをして、再会を約束しました。