『国際理解教育(パキスタンでの暮らしを通して)』(5・6年生)
2026年03月10日
私は2000年4月~2003年3月までの3年間、文科省から派遣され「カラチ日本人学校」に勤務するためパキスタンのカラチ市に住んでいました。
その3年の間には、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロが起こりました。そしてその影響を受けてパキスタン国内でも頻発するようになり、22人が亡くなった自爆テロに3分違いで遭遇したこともありました。
また、マラリアという熱帯特有の病気に罹患して生死の間をさまよったり、左足ふくらはぎ腓腹筋の筋膜をほぼ断裂するケガをして1か月半ちかくを松葉杖で過ごしたりと、なかなかスリリングで充実した3年間をすごしました(^^;)
パキスタンのカラチ市では、ホテル暮らしではなく実際に家を借りて3年間家族で生活していたので、現地での様子を肌で感じることができました。日本から世界を見るだけでなく、世界から日本を見ることもできたわけです。
そして日本が生活面、特に治安や経済の面でどれだけ恵まれているかを実感しました。
日本を含む「先進国」と言われている国は世界の少数で、パキスタンを含む「発展途上国」と言われている国が世界の大半を占めていることも、また発展途上国での人々の生活の様子やその実態もある程度 身をもって知ることができました。
授業をしたこの日、私はパキスタンの正装の服を着て子どもたちの前に登場しました。そして、その時の経験や感じたことなどを カラチ市内の写真とともにスライドにして卒業生する6年生に、そして来年度最高学年になる5年生に話しました。
また、子どもたちに「先進国」と「発展途上国」の違いや世界の人々の暮らしや人々が置かれている状況を説明するために『世界がもし100人の村だったら』というお話をプリントし、それを読みながら話しました。
このお話は今から約25年ほど前にアメリカのある中学校の女性教諭がクラスの子どもたちにメールで伝えたものがもとになっていると言われています。
当時は世界の人口は約63億人だったのですが、それを世界を100人としてお話したものです。
このお話を知っている方もいらっしゃると思います。
内容については、ここでは割愛しますが、子どもたちは今の自分たちが世界に住んでいる人々の中で、どのような立場にいるのか、その子なりに少しは理解してくれたと思います。
現在の世界の人口は約81億人、日本の人口は約1億2000万人ですが、2050年には世界の人口が97億人に達するのに対して日本の人口は1億人に減ると予測されています。そして2100年には世界の人口が102億人になるのに対して日本の人口は7600万人に・・・(国連の人口部より)。
2050年の頃には今の5・6年生は30代後半! まさしく社会の中心の一人として世の中で活躍しているわけです。
そしてその頃には、日本の人口減からも予想できるように、日本が今の国力を維持していくためには必ずこれまで以上に外国人の労働力が必要になってきます。言葉だけでなく、生活習慣や環境、宗教など「当たり前」が異なる者同士で協力して仕事で成果を出さなくてはなりません。
そのためには『合意形成能力(相手と自分の意見を伝え合いながら、新しい考えを生み出していける力)』が必要だということ…。『三つの目(虫の目〈物事を深く探求できる目〉・鳥の目〈物事を大局的に見ることができる目〉・魚の目〈物事の流れを読める目〉)』を持つように努力してほしいこと…。
その力を持つためには、根っこに『こつこつと努力する力』が必要なこと…。でもこの根気強さというのは、持って生まれた才能ではなく、毎日の生活を通して今からでも身に付けることができる才能であること…。などを話しました。
その3年の間には、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロが起こりました。そしてその影響を受けてパキスタン国内でも頻発するようになり、22人が亡くなった自爆テロに3分違いで遭遇したこともありました。
また、マラリアという熱帯特有の病気に罹患して生死の間をさまよったり、左足ふくらはぎ腓腹筋の筋膜をほぼ断裂するケガをして1か月半ちかくを松葉杖で過ごしたりと、なかなかスリリングで充実した3年間をすごしました(^^;)
パキスタンのカラチ市では、ホテル暮らしではなく実際に家を借りて3年間家族で生活していたので、現地での様子を肌で感じることができました。日本から世界を見るだけでなく、世界から日本を見ることもできたわけです。
そして日本が生活面、特に治安や経済の面でどれだけ恵まれているかを実感しました。
日本を含む「先進国」と言われている国は世界の少数で、パキスタンを含む「発展途上国」と言われている国が世界の大半を占めていることも、また発展途上国での人々の生活の様子やその実態もある程度 身をもって知ることができました。
授業をしたこの日、私はパキスタンの正装の服を着て子どもたちの前に登場しました。そして、その時の経験や感じたことなどを カラチ市内の写真とともにスライドにして卒業生する6年生に、そして来年度最高学年になる5年生に話しました。
また、子どもたちに「先進国」と「発展途上国」の違いや世界の人々の暮らしや人々が置かれている状況を説明するために『世界がもし100人の村だったら』というお話をプリントし、それを読みながら話しました。
このお話は今から約25年ほど前にアメリカのある中学校の女性教諭がクラスの子どもたちにメールで伝えたものがもとになっていると言われています。
当時は世界の人口は約63億人だったのですが、それを世界を100人としてお話したものです。
このお話を知っている方もいらっしゃると思います。
内容については、ここでは割愛しますが、子どもたちは今の自分たちが世界に住んでいる人々の中で、どのような立場にいるのか、その子なりに少しは理解してくれたと思います。
現在の世界の人口は約81億人、日本の人口は約1億2000万人ですが、2050年には世界の人口が97億人に達するのに対して日本の人口は1億人に減ると予測されています。そして2100年には世界の人口が102億人になるのに対して日本の人口は7600万人に・・・(国連の人口部より)。
2050年の頃には今の5・6年生は30代後半! まさしく社会の中心の一人として世の中で活躍しているわけです。
そしてその頃には、日本の人口減からも予想できるように、日本が今の国力を維持していくためには必ずこれまで以上に外国人の労働力が必要になってきます。言葉だけでなく、生活習慣や環境、宗教など「当たり前」が異なる者同士で協力して仕事で成果を出さなくてはなりません。
そのためには『合意形成能力(相手と自分の意見を伝え合いながら、新しい考えを生み出していける力)』が必要だということ…。『三つの目(虫の目〈物事を深く探求できる目〉・鳥の目〈物事を大局的に見ることができる目〉・魚の目〈物事の流れを読める目〉)』を持つように努力してほしいこと…。
その力を持つためには、根っこに『こつこつと努力する力』が必要なこと…。でもこの根気強さというのは、持って生まれた才能ではなく、毎日の生活を通して今からでも身に付けることができる才能であること…。などを話しました。
《授業の様子》
将来の予測困難な世界に生きる子どもたちが、日々充実した毎日を楽しく送ってくれることを願っています。







