阿用小学校


学校でのくらしを楽しくする方法

2022-04-27 15:48:09
 ここ数日、寒暖の差が激しく、子どもたちも疲れがたまっていると思われます。しかし、今日も本校の子どもたちは楽しく学習をしていました。1年生は、1から10までの数字を書いていました。「ぼくは、この9が一番うまいと思う」と自分のノートを見てつぶやいていました。「書けた!」で終わるのではなく、自分のめざす「字」を書くというめあてをもって取り組んでいる子がいます。1字1字書くのが楽しくなりますね。2年生は、昨日の1年生との「なかよし会」の振り返りをしていました。自分のがんばったところばかりではなく、友だち、そして1年生のがんばったところまで見つけることができ、ワークシートの欄が足りないくらいに書いていました。活動をした後に、自分たちが行ってきたことの意味を考えると、「自分たちってすごいな」と感じられるので楽しくなりますね。
 3年生は、算数で「時間」か「時刻」かについて学習をしていました。わかった子が集まって、自分の考えを説明し合っていました。友だち同士で「時間」だと結論が出ましたが、もう一度クラス全体で考えると「時刻」が正解であることがわかりました。「なるほど!間違えていた理由がわかったよ」とある子が言いました。「間違った」と言えると、より深く理解できるし、間違えを乗りこえた新しい自分に出会え、楽しくなりますね。
 6年生は社会科で、「非核三原則」について学習していました。現在のウクライナ情勢を踏まえ、核兵器で物事の決着をつけようとすることへの憤りをもちながら学習を進めていました。普段の生活と学校での学習が結びつくと、家庭に帰って話すことができるのでより楽しくなりますね。
 さて、5枚目の写真は、5、6年生の教室です。実は、体育館に移動していて誰もいない教室です。椅子と机の上に注目していただきたいです。教室に帰ったときに、きれいだと次の活動にさっと入れます。こうした、何気ないことを行うことが大切だと教えてくれます。
 最後の写真は、1年生の子の着替えの収納です。「お店屋さんみたいになっているでしょ。」と自慢げに話してくれました。入学して、まだ一か月経っていませんが、着替えをしっかり片付けることの良さを味わっています。これも学校生活を楽しくするコツの一つだと思います。

1,2年生の「わくわく はっぴい なかよしかい」

2022-04-26 15:41:27
 今日、1、2年生は、「わくわく はっぴい なかよしかい」がありました。これは、1年生と2年生が仲良くなること、2年生が1年生に阿用小学校を知ってもらう(1年生は阿用小学校について知る)ことが目的の活動です。2年生は、この日のために何度も練習をするなど、準備を重ねてきました。保健室や図書館、放送室などいつもでは入ることができない場所に連れて行ってくれ、クイズを出してくれる2年生は、1年生にとっては非常に頼もしい「お兄さん、お姉さん」だったと思います。校長室にあるたくさんのトロフィーを見て「校長先生は、たくさん勝ったんだね」「でも校長先生は来てすぐだから・・・」「きっと山﨑校長先生じゃない」「(2年生)私たちもわからないなぁ」などという会話が聞かれました。たくさんの気づきや疑問が生まれました。その後、より仲良くなるためにゲームをしました。最後の振り返りでは、1年生もたくさん発表しました。さすが保育園で振り返りをやってきたことがあります。2年生を前にしても堂々と言えました。
 下校する前に、「明日から連休だったらいいのに。それくらい今日は疲れたなぁ。」という2年生。疲れたと言いつつも、やり遂げた自信が見えました。阿用小学校代表として、1年生に学校紹介をしてくれたこと、感謝しています。

登校する醍醐味

2022-04-25 17:32:28
 1年生は、とうとう学校探検で、教職員に対しての自己紹介とサインをもらう活動を行いました。一人ひとりが、「こんにちは、私は~」といって始めます。教職員がサインを書き終わるくらいからやっと笑顔が出るくらい緊張していました。なんと、9名が今日一日で教職員全員からサインがもらえたようです。
 2年生は、明日行う1年生との「わくわく はっぴい なかよしかい」に向けてリハーサルを行っていました。2枚目の写真の様子は、理科室でリハーサルをしたいのですが、6年生が授業を行困っていた姿です。1年生に喜んでもらうためには、やはり当日と同じように理科室で行っておきたいという2年生の強い思いをもっていましたので、勇気を振り絞って、リハーサルを行って良いか許可をもらいに理科室に入っていきました。
 3年生は、先日粘土で作った「マイランド」を学級で見合い、友だちの作品の良いところをワークシートに書いていました。友だちの作品をみて、素敵だな、真似してみたいなと思ったところを、わかりやすく伝えようと絵も使って表現するなど工夫をしていました。友だちから書いてもらった自分の作品の素敵なところを読んで、とてもうれしそうにしていました。
 4枚目、5枚目の写真は、昼休みの一こまです。学年を問わず、ゆったりと自分のやってみたいことに楽しんでいる姿、さらに教職員も混じっていることに温かい気持ちになりました。やはり、学校はこうやって、たくさんの関わりがあることが醍醐味だと思います。
 最後の写真は、漢字の小テスト後に先生のお話を聞いている様子です。目の色がさっと変わった瞬間だったので撮影しました。「今日、思ったような点が取れなかった人もいるよね。この後が大事。この後、なにくそーってやるかどうか。漢字が書けるかどうかも大切だけれど、このなにくそーって思う人を先生は応援したいな」と先生が話されました。その時、「先生、ぼく(私)やってみるよ、応援してくれるんだよね」という心の声が聞こえました。これも学校の醍醐味ですね。

学校での学びを広げる

2022-04-22 16:16:09
 1、2年生は、低学年交通安全教室がありました。大東駐在所からお越しいただき、横断歩道の渡り方などを学びました。おへそを向けて右と左を確認するように教えてもらいました。1年生も上手にできるようになったので「どうしてこんなに上手になったの?」と聞くと、「もう4回もやったんだからできるようになってあたりまえだよ」と自信満々に答えていました。「これから帰るときに安心だね」というと、「そうだね。これからが本番だね」と真剣な表情になりました。
 1、2年生は、体育で「たいいくわくわくさーきっと」を練習しています。「くも」の歩きは、おなかと背中の筋肉を使うのでなかなかうまくできません。すると「そうだ!家で帰ってやってみよう」という声が聞こえました。「わたしはやってるよ!」などという声と共にうれしく聞いていました。3年生は、歌の練習をしていました。頭のてっぺんから出すきれいな歌声でした。「ぼく、この歌すきになったな。家でも歌いたいな」という声がありました。家で歌っている姿とともに、それを聴く温かいご家族の笑顔が想像されます。
 5年生は、立方体の体積の求め方を一人ひとり考え、一人一台端末にあげていました。「なるほど、〇〇ちゃんはこういう考えか」などといいながら、自分の考えを見つめ直していました。
 学校で学んだことを家庭でやってみる、これはとても良い学びです。そして、友だちの考えを理解して、じっくり考え直すことも大切です。4年生の「あたたかくなると出る虫は」という先生の質問に、全員が声を揃えて「カメムシ」というのも、生活と学習が結びついている証拠です。素敵な学びをしている子どもたちを見ると、とてもうれしくなります。

体を動かせると

2022-04-21 13:50:28
 本校は業間休みに体力づくりに取り組んでいます。年度の初めには、取組の目的や方法を考える「オリエンテーション」を行います。今年度は、「運動をするとどんな良さがあるのか」を全校で考える活動を行いました。体を動かせると、体力、筋力アップはもとより、記憶力と集中力がアップされることを確認しました。
 確かに、心も含めた体を動かせることによって、脳がたくさんの指令を受けますので、それだけ働くことになります。
子どもたちは、この業間の体力づくりの他にも、昼休みや給食の片付け、掃除で体をしっかり動かせて、脳も一緒に働かせています。