阿用小学校


あよっ子トーク始まる

2022-05-10 16:45:12
 今日から、今年度の「あよっ子トーク」を始めました。朝礼前の10分間に、子どもたちがじゃんけんで選んだテーマを話したり、その話したことについて質問したりする活動です。ルールは、あいさつ(お願いします、ありがとう)をすること、うなずいて聞くこと、説明をよく聞くことの3つです。2年生は、5、6年生と一緒に行いました。どの学年も、和やかな雰囲気でじっくりと話したり聞いたりする姿が見られました。
 この活動は、自分や友だちをじっくり考えるよい機会になると思います。例えば、「好きな色」について答えるとなると、自分の好きな色は?と自分のことを考えますし、友だちと同じだったり違ったりすることで、自分を再度考えることになります。自分と同じだったり違ったりするから、質問したくなってきます。こうやって、たったの10分ですが、自分や友だちを考える時間が設けられることはとても大切だと思います。
 こうした活動が積み重なっていくと、子どもだけで話し合いが進められるようになっていくと思います。

連休が明けました

2022-05-09 16:58:40
 連休が明けました。連休明けを感じさせないほどの明るく元気な声であいさつをする子どもたちが多いです。今日は残念ながら、昇降口で出迎えることができませんでしたが、私が学校に来て良かったな、一日がんばろうと思わせてもらえるあいさつでした。
 というものの、ある教室に行くと「疲れや眠さは教室では見せない。それは、ここは『公』の場だから。」といった担任の先生からのメッセージがありました。その言葉通り、全校で朝から国語の音読やテストが目白押しでした。姿勢が崩れることなく、一生懸命取り組んでいる姿がたくさん見られました。
 こうした姿を見るたびに、ゴールデンウィーク中も歯みがきチェックをチームスを通して行わせていただくなど、保護者の皆様の、子どもたちの家庭での生活をしっかり見守ってくださっていることに対して敬意を表します。どの学級でも、歯みがきがしっかりとした習慣となっています。
 さて、今月の終わりに運動会があります。5、6年生の教室のカレンダーは今の時点でもかなり黒いです。これから、もっと書き込みが増え、そのたびに子どもたちの育ちと学びの広がりや深まりが見られると思うと楽しみです。それと同時に、畑も準備が整いつつあり、これから秋までの栽培の活動が始まろうとしています。

田植え

2022-05-06 14:16:16
 今日、あようっこ田んぼでの田植えを行いました。まずはじめに、地域の方より、植え方の説明などを聞きました。「大きくなあれ」と心を込めて植えてほしいということを、どの方もおっしゃいました。その後、子ども一人ひとりが苗を手渡しでもらい、一斉に植え始めました。子ども同士の協力もたくさん見られましたが、子どもたちが地域のみなさんとしっかり話をしたり、質問したりして取り組んでいる姿がたくさん見られました。初めての経験の子もおり、怖くて入りづらいという思いをしながら、少しずつ自分が近づける限界までがんばって稲を植える姿も見られました。また、学年を問わず、誰もが植えていない場所を探して、自主的にどんどん植えていく子もいました。ある3年生の子は、他の全校児童があがっても、自分一人で植えていました。足腰がしっかりしていて、姿勢も低く、安定した様子で植えていましたが、最後までやりきった表情がとても素敵でした。何人かは、おしりを田につけていました。むしろ、そんな子どもたちの方が、楽しそうに活動に取り組んでいました。
 田植えの活動でしたが、教職員と「学ぶ取組」と一緒だということを話していました。「気持ち悪い」「やったことがないから嫌だ」などといって逃げていたら、何も始まりません。自分ができることより少し難しいことに挑戦したり、他の人に役立つように周囲を見渡してすべきことを見つけたりしている姿がたくさん見られました。こうした、方法は違いますが、一人ひとりが努力する姿を見ると、こういったことが将来役に立つ「学力」なんだと感じ、とてもうれしい気持ちになります。
 最後の写真は、全校児童が並んでお話を聞いている写真です。実は、教職員も高学年もほとんど指示を出していません。しかし、全員が何をすべきか考えて、一列に並んで話している人の方を向いて聞いています。一人ひとりが「何をすべきか」を考えた証拠です。5月後半に行う、PTC運動会でもこうした「一人ひとりが考えて、自分で行動する」姿が見られることを期待しています。
 地域の方は、私たちが植えた苗を修正して植えてくださり、その後、雨の日も炎天下の日も、台風の日もお世話をしていただきます。私たちのために、日々力を尽くしてくださる姿、私たちの周りには、これくらい素敵な人生の「学びの」先輩がおいでだということを、これからも子ども達と学んでいこうと考えています。

本校の学びを支えるひと・もの・こと

2022-05-02 18:20:55
 ゴールデンウィークまっただ中ですが、子どもたちは元気に登校してきました。ゴールデンウィークが明けると、本校の特色でもある、田植えや芋の苗植えの活動があります。先日、水が田に入っていると思っていたら、4月の終わりの連休で畦までつくっていただきました。連休前の夕方頃、田に入ってお世話をしてくださっている様子をうかがうことが何度もありました。また、芋の苗植えをする畑もきれいになっています。また、本日は、18時30分からPTAの環境保体部と文化研修部の部会が開かれ、今年度の各部の活動についての打合せをしていただいています。こうした、地域や保護者の皆様の「目には見えない」お力をお借りしながら、子どもたちの学びはしっかり支えられていることに感謝します。
 また、子どもたちの学びが広がったり、深まったりするような工夫を教職員も行っています。例えば、学級にある本を読んだ感想を付箋に書くよう勧めています。こうして、読書の広がりが見られるようになります。また、学習した内容の掲示によって、子どもたちは学んだことをうまく活用することができるようになります。こうしたことも、手前味噌ですが、子どもたちの学びの支えとなっています。
 最後の写真は、社会科の授業における、ある子の学習の取組を撮った写真です。素晴らしいと思うことがあります。全国的に、最近の子どもは辞典や辞書を使わないそうです。「〇〇、~を調べて」と言えば、教えてくれる機器がありふれているからだそうです。ある研究によると、自分の手で調べ、調べたことをノート等で書く、又はまとめる作業と、スマートフォン等で聞く作業で、どちらが知識が定着するかを比較した結果、やはり自分の手を使った方が良いようです。自分の心と体を多いに使って、自分から学んでいこうとする姿勢は、生涯にわたって必要な「学力」だと考えます。こういった、自ら学びを支える取組を大切にする子を増やしていきたいです。

ゴールデンウィークがあけると

2022-04-28 17:04:04
  今日3階に上がってみると、4年生から6年生までが同じ時間に書写の学習をしていました。4年生は、「羊」の字に挑戦していました。「筆を立てること」「中心に気をつけること」をめあてに取り組んでいました。静かに集中しながら取り組んでいました。「毛筆はね、こうした静かで落ち着いた雰囲気の中で良い作品が書けます。」と先生がお話をされ、より一層教室の雰囲気がぴりっとなりました。5、6年生の教室に入ると「私、今までの中で一番うまく書けた気がする」「うん、これを選ぶことにするか」などと、自分の作品についての評価を行っていました。早く片付けが終わった子は、誰に言われたわけでもないのにトイレの手洗い場についた墨汁を落としていました。
 あと一月経つと、PTC運動会があります。ゴールデンウィークがあけると、運動会に向かって全校が進んでいくことでしょう。そうした中で、3、4年生はリレーのバトンパスの練習をしていました。きれいなバトンパスができるためには、日頃の練習とチームワークが必要です。運動会が楽しみです。
 また、業間のマラソンタイムも始まりました。「目標は〇周」と言いながら走り出す子、「もう疲れてしまう」と冬から今まで走っていなかったことで体力が落ちていると気づく子、友だちに抜かれて悔しがる子、様々な取組が見られました。これからの連休。「体力づくりが必要だ」と思って実行に移るかどうかが見ものです。
 4年生の「シロハナタンポポを救うプロジェクト」ですが、おもいおもいの「シロハナタンポポ」を描いた素敵な看板を作成しました。少しずつ、根付いているタンポポが見られるようになりました。