阿用小学校


大谷選手がやってきた!

2024-01-18 17:00:00
 先日学校に届いた、大谷選手のグローブのお披露目式を業間体育の時間に行いました。校長から「大谷選手からのメッセージとして、夢を持つことを大事にしてほしい。そしてその夢を実現するために、2つのことを考えてほしい。一つ目は「サッカーが好きだから」とか「女の子だから」とか「苦手だから」と言ってグローブに触らないようなことはしないで、チャレンジしてほしいこと。もう一つは、(児童玄関に掲示した「高1の時の夢の実現のためのマンダラ」を紹介して)夢の実現のために「メンタル」「人間性」「運」を目標にして、部屋の掃除や人に応援してもらえる人間性を高めるなどのことをしていたことを真似てほしいこと。」を話しました。
 本校のグローブを使うための「きまり」は2つです。児童玄関に、グローブを入れたかごを置くのでしっかり使ってしまうこと、そして今後入ってくる子どもたちも含めてみんなが使えることです。一人ひとりが「よりよい生活をしていこう」と考えれば、きまりは増えません。大谷選手の思いをしっかりと受け止められるようにしていければ幸いです。
 6年生の3人が代表でキャッチボールを披露しました。極度の緊張の中でやり切り、最後には「みんなで野球しようぜ。」と全校に呼びかけました。式が終わると写真の3~5枚目のように、思い思いのかかわり方をしていました。目がキラキラしています。子どもたちをこんな姿にしてしまう大谷選手の偉大さを改めて痛感しました。
 6枚目の写真は、6年生の理科の学習の様子です。自家発電しておもちゃを動かす活動をしていました。担任と「ゲームする電気も自家発電したものだけにすればよいのに。」と話していると、6年生の数名は絶句していました。電気のありがたみを感じ、ゲームのかかわり方も考えてくれると「幸い」です。

想像力をはたかせよう

2024-01-16 17:00:00
 今日5年生の教室で、国語の振り返りが書いてあるノートを見ました。1枚目の写真ですが、徒然草の清少納言と自分の感じているところで似ているところがあったという発見をしたという振り返りでした。1000年以上も前で、しかも歴史上の人物と同じ感じ方をしていることに対して思いをはせてみて、きっとそれまでの違った視野が広がっていったと思います。
 今日は、ストーリーテリングの日でした。物語などを覚えて、子どもたちの目を見ながら話していただきます。どんどんと話の中に吸い込まれて行っている様子が、写真の2から4枚目で伝わるかと思います。食い入るように「話し手」を注視している子は、きっと「それから、それから。」と物語の中に入り込んでいると思います。また、4枚目の写真のように、終わった後に実際の本に触れる子たちも同じです。
 スマートフォンなどの普及により、物語などを動画サイトで知る子もいるでしょう。しかし、美しい日本語を聴きながら、自分の経験や知識を総動員して想像を膨らませることは、誰にも邪魔されない大切なひとときとなります。「実際に見ないとわからないもん。」「言葉だけでは感動がない。」などということもありますが、ちょっと目を閉じて、平安の世の人たちのように、人の声、風の音、生き物の鳴き声などに聞き耳を立てて、自分の世界に入ることも大切だと思います。そうした想像性は、きっと人を思いやる心につながったり、難しくて抽象的な学習の手助けになったりするでしょう。
 さて、5、6枚目の写真は、大谷選手からのプレゼントです。大谷選手の生き方に思いをはせることも、大切な学びです。

疲れに気づく今日この頃に

2024-01-15 17:39:12
 今朝、登校する様子をみていると、目がはれぼったくなっている子や、いつもより挨拶の声が小さい子や、寒くて縮こまっている子がいつもより多かったです。年末年始の疲れが出てきているときに、全校で楽しく活動する行事もあまりない今週は、子どもたちにとって「よし、がんばるぞ!」という気持ちになれないのではと心配していました。
 今日の6枚の写真は5時間目の様子です。1年生は、給食センターで給食がどのように作られているのかを知る活動をしていました。家庭では考えられないほどの人数の食事を作ることへの苦労や工夫を探っていました。知っている知識をふんだんに使って発表していました。2年生は、国語の物語文の学習をしていました。登場人物がどこでどんなことをしているのか、そしてどんな気持ちなのかを教科書から読み取っていました。一人ひとりが教科書から探して、ワークシートに書き写したり、学級で発表しあったりしていました。
 3年生は、理科で電気を通すものはどんなものなのかを探っていました。私が「消しゴムとか鉛筆じゃないの?」と話しかけても、ただひたすら考えている様子が見られました。銅線には電気を通すということから、応用していこうとする強い姿勢が見られました。4年生は国語で百人一首について学習していました。「読んでみて違和感があるところがない?」という担任の問いに、「月が多いなぁ。」「自然についてたくさん書いてあるなぁ。」とかたくさんの発見をしていました。5、6年生は、外国語活動で、日本の行事について知らせる活動をしていました。日本の食事で連想する言葉を英語で言います。それが、2人目は前の友だちが言った言葉も言わなければいけないというルールです。「ライス」「ライス、てんぷら」「ライス、てんぷら、すし」とどんどん加わっていきます。「前の人のを聞いていたら、自分の言うのを忘れてしまったわ。」となってしまいます。集中力を切らしてはいけない活動でした。
 どの写真も、子どもたちが一生懸命取り組んでいることが分かります。極めつけは6枚目の写真は2年生の子の姿です。
 登校時に元気がないと思っていたあよっ子は、自分たちで学ぶ意味や楽しさを見つけて、一生懸命活動していました。

伸びよ 伸びよ

2024-01-12 17:54:48
 今日1年生教室前の廊下では、1枚目の写真のような姿が見られました。必死に、廊下にある掲示板を見ながら、付箋に何かを書いていました。その結果が、2枚目の写真です。一人ひとりが自分の「作品」の良いところ、がんばったところを発表し、その話を聞いたうえで、友だちの「作品」を見ながらよさを付箋に書いていました。自分の「作品」に対して、良い所を友だちに言ってもらうことはとてもうれしいことです。励みになると思います。また、友だちの良い所を探すことは、「今度は、〇〇ちゃんの良い所を真似てみよっ。」ということにつながると思います。
 3枚目の写真は、3・4年生の体育の様子です。長縄での「8の字跳び」の跳び方について考えている様子です。「一番のコツは。」と担当が言うと、固唾をのんで聞いていました。「ひっかからないことです。」という言葉に、「そりゃそうだよ。」「いや、むずかしいよ。」と返答がありました。さっそく、3年生は試しを体育の授業ばかりではなく、業間にもやっていました。1回コツを聞くと、「こんなこともできるんじゃない。」と新たなコツを見つけることができると思います。3年生ががんばると、4年生は上学年としての意地がありますので、より一層頑張ります。
 5、6枚目の写真は、3年生以上の「書初め」の様子です。2学期末も練習しましたが、冬休みにも練習したと思います。一字一字に気持ちを込めて、筆を立てて、お手本を見て、とたくさんのことを一度にしなければなりませんので、うまくいかないこともあります。清書として書ける枚数は決まっていますので、緊張は増すばかりです。「あぁ、もっと練習しておけばよかった。」「もう少し、〇画目を長くすればよかった。」などと心の声もあったでしょう。自分に向き合いながらの2時間。よりよい「作品」をつくることも大切ですが、弱い所もある自分に正対する大切な活動だったと思います。
 昨日、「先生、今月の詩を言いに行きます。」という子がいました。「先生は出張だからもう学校を出るよ。」というと、「なら今、ここで言います。絶対に全校で一番早く合格したいんです。」という熱意に負けて、そこで聞く子としました。見事なまでに、自分の心の中に入れているような暗唱でした。今日は、2年生が全員合格しました。また、小学校生活初めて学年1番に合格した男の子もいました。
 伸びよ。伸びよ。あよっ子、伸びよ!

背が伸びたんじゃない?

2024-01-09 17:00:00
 3学期が始まりました。地域の皆様に迎えられて、元気よく登校することができました。始業式では、校長から「願い事をかなえるには、時間を大切に、自分から進んで取り組むことが大切。そのためには家での過ごし方がポイント。」という話をしました。冬休み中に、ゲーム三昧だったり、家での団らんや家の仕事(お手伝いと言いません)をしていなかったりした子は、「ドキッ」としていました。加えて「人は弱いものだから、学級や家でくじけそうになった時こそ相談してみましょう。これも七転び八起き。」という話もあり、少し「ホッ」としていました。
 その後、各学級で冬休みの暮らしを発表したり、宿題等の提出、ゲームをしたりしていました。さすが!?6年生は冬休みの宿題の成果を試すテストをしていました。3枚目からの写真は、各担任が子どもたちが教室に入る前に用意していた黒板を見ていただきたくて掲載しました。当然、5・6年生も担任の思いのこもったメッセージが書いてありました。
 子どもたちの様子を見ると、いつからでも授業が始められるようです。これは、保護者の皆様の冬休み中のお声がけ、お心遣いのおかげです。心から感謝します。
 あっという間に卒業式がやってきます。今日登校時に「背が伸びたんじゃないか?」と思うくらい、子どもたちの表情が大人っぽくなっていたことにびっくりしました。しかし、集団下校の際に、6年生が「ぼくたちがみなさんと一緒にいれるのは、あと2か月ちょいです。」と話したのを聞くと、まだまだ成長が見られるのではないかという期待とともにさみしさを感じました。