生きている実感を得る体験 蓮花寺登山マラソンといのちの楽習
2023-10-24 17:00:00
今日の3、4時間目に本校伝統行事の蓮花寺登山マラソンを実施しました。1年生も6年生も同じ距離、しかも「登山」と冠するだけの山道を走り切るという大変「過酷な」マラソンですが、幸いにも数十年続く行事となっています。保護者の方の中には、「自分のころはね。」などと懐かしまれることもあります。そんな一大イベントですので、全校児童が集まっての準備運動でも、思わずふざけてみたりしなければならないほどの緊張でこころがふわふわしてしまう子もいました。担当からは、「ここまで長い歴史を刻んでいる蓮花寺登山マラソンの新しい歴史を今日走る一人ひとりが創るんですよ。それなのに、そんなふわふわした気持ちで悔いが残りませんか。さらに、今年は開校150周年記念の年です。誰もが体験できることではない、記念すべき年ですよ。いいの?」という「檄」が飛びました。雰囲気がピリッとした瞬間でした。
出発がまじかになると、いてもたってもいられなくなってどうしても話したくなる子もいます。2枚目のように、本校では恒例になりつつある、「ペアでの目標発表会」を行いました。すかさずペアを見つけて「私はね、~という目標なんだけどね。」と話しかけました。それで安心したようで、3枚目のようにやる気あふれるスタートを切ることができました。
全力で走れるところまで走ってみる子、まずはゆっくり歩いたり走ったりしてゴールで全力を出す子、今年度何度も走ったコースなので計画を立てて走っている子、スタートして間もなく転んだけれど走り切ろうとする子、先週までの体調の悪かったことが影響されて思い通り走れないことにイライラする子、走る気はあるけれど体調が悪く参加できなくて悔しく思っている子、「今日はマラソンなのにどうして家で寝ていなくちゃいけないんだろう」と思いながら風と闘っている子など50名それぞれのドラマがありました。ゴールすると、担任に「先生、私ってねぇ。」とか、言葉もなくただただ担任にべったりとくっついて「エネルギー補給」をするとか、友だちと個々の「走りの説明」とか、様々な形でマラソンをふり返っていました。校長から、「業間体育や体育以外に自分で走りこんだ人いる?。」「今朝、雨が降っていない。ショックだなぁと思いながら起きたけれど、がんばって走り切った人いる?」一人ひとりの取り組み方について聴かれた子どもたちは、「あっ、これが自分の取組だ。」と思うところを選んで手をあげていました。それぞれ取り組み方は違いますが、自分の限界と真正面から「対話」し、「生きてるなぁ。」と実感することができる行事だったと思います。
2年生は、2時間目に3名の保健師さんをお招きして「いのちの楽習」として「生命誕生の尊さ」について学びました。残念ながら個人情報の関係から個々のアップの写真が掲載できませんが、みんな生き生きした眼で保健師さんのお話を聞きながら、自分やきょうだいの誕生について思いをはせていました。せっかく生まれてきたのだから、自分の限界に挑戦してみなくちゃ、と(無意識的に)思いながら2年生は蓮花寺登山レースを走ることができたのではないかと期待しています。
出発がまじかになると、いてもたってもいられなくなってどうしても話したくなる子もいます。2枚目のように、本校では恒例になりつつある、「ペアでの目標発表会」を行いました。すかさずペアを見つけて「私はね、~という目標なんだけどね。」と話しかけました。それで安心したようで、3枚目のようにやる気あふれるスタートを切ることができました。
全力で走れるところまで走ってみる子、まずはゆっくり歩いたり走ったりしてゴールで全力を出す子、今年度何度も走ったコースなので計画を立てて走っている子、スタートして間もなく転んだけれど走り切ろうとする子、先週までの体調の悪かったことが影響されて思い通り走れないことにイライラする子、走る気はあるけれど体調が悪く参加できなくて悔しく思っている子、「今日はマラソンなのにどうして家で寝ていなくちゃいけないんだろう」と思いながら風と闘っている子など50名それぞれのドラマがありました。ゴールすると、担任に「先生、私ってねぇ。」とか、言葉もなくただただ担任にべったりとくっついて「エネルギー補給」をするとか、友だちと個々の「走りの説明」とか、様々な形でマラソンをふり返っていました。校長から、「業間体育や体育以外に自分で走りこんだ人いる?。」「今朝、雨が降っていない。ショックだなぁと思いながら起きたけれど、がんばって走り切った人いる?」一人ひとりの取り組み方について聴かれた子どもたちは、「あっ、これが自分の取組だ。」と思うところを選んで手をあげていました。それぞれ取り組み方は違いますが、自分の限界と真正面から「対話」し、「生きてるなぁ。」と実感することができる行事だったと思います。
2年生は、2時間目に3名の保健師さんをお招きして「いのちの楽習」として「生命誕生の尊さ」について学びました。残念ながら個人情報の関係から個々のアップの写真が掲載できませんが、みんな生き生きした眼で保健師さんのお話を聞きながら、自分やきょうだいの誕生について思いをはせていました。せっかく生まれてきたのだから、自分の限界に挑戦してみなくちゃ、と(無意識的に)思いながら2年生は蓮花寺登山レースを走ることができたのではないかと期待しています。