大人顔負けの「会議」 自分たちで創りあげる学校生活を
2024-02-29 18:19:39






昨日、今年度最後の児童総会を行いました。今年度は、1年生から3年生の、委員会に所属していない子どもたちも「自分たちの学校をよりよくしていくために、自分たちでできることはないか。」と考える姿が少しでも見られるにはどうすればよいのかを、6年生を中心に考えて児童総会を企画・運営しました。例えば、今までだと、「もっと楽しい〇〇をやってください。」、「〇〇はこれからもやってください。」と発表し、「はいありがとうございます。」などと応える「質疑応答」でした。全校の子どもたちの前で堂々と発表することは素晴らしいことです。しかし、何か「他人事では?」と考えました。そこで、今年度は3、4枚目の写真のように各委員会が活動を報告した後にペアやトリオで「各委員会が学校をよりよくするにはどうすればよいのか。」を話し合う時間を設けました。1年を通して行ってきましたので、当たり前のように真剣に話し合いをするようになりました。しかし、今回これ以上の成長の姿が見られました。
例えば、ある2年生の女の子は「廊下や教室などで走らないようにするために何かすればよいと思います。」と言いました。すると、すかさず5枚目の写真のように前に出ていた委員会の代表は「あなたはどんなことをすればよいと思いますか。」と聞き返します。発表した子はもちろん、ほかの子たちにも緊張感が生まれました。しかし、「ポスターを描くなどをしてみるとよいのではないかと思います。」と応えました。この2年生の子を信じて「あなたなら。」と聞く委員会の代表、そして「自分事」として考えてアイディアをさっと出す2年生の子。どちらも素敵でした。また、「『なかなか本に興味を持ってもらえなかった。』という課題を言われましたね。どうして興味が持てないですか。」と聞きます。「委員会としてではなく、私個人の考えですが、~。」と応える委員会代表の子。内容が非常に高度です。さらに、「よかったところと課題を教えてもらいましたが、それは委員会のメンバーの取組のことで、全校がどうだったのかを応えていませんよね。」という厳しい質問まで出ました。
子どもたちが「自分事」としてとらえていくと、こんな話し合いができるのだということを教えてもらいました。6枚目の写真は、児童総会の進行をする運営委員会の総会が始まる直前の姿です。「いろいろなことをやってきたから、全然緊張しません。」と笑顔で応える子、「ねぇ、〇〇に変えたほうが~。」と直前なのにまだ修正しようとする子、やはり経験をつなげていくことで、子どもたちは驚くほど成長するんだと思いました。
例えば、ある2年生の女の子は「廊下や教室などで走らないようにするために何かすればよいと思います。」と言いました。すると、すかさず5枚目の写真のように前に出ていた委員会の代表は「あなたはどんなことをすればよいと思いますか。」と聞き返します。発表した子はもちろん、ほかの子たちにも緊張感が生まれました。しかし、「ポスターを描くなどをしてみるとよいのではないかと思います。」と応えました。この2年生の子を信じて「あなたなら。」と聞く委員会の代表、そして「自分事」として考えてアイディアをさっと出す2年生の子。どちらも素敵でした。また、「『なかなか本に興味を持ってもらえなかった。』という課題を言われましたね。どうして興味が持てないですか。」と聞きます。「委員会としてではなく、私個人の考えですが、~。」と応える委員会代表の子。内容が非常に高度です。さらに、「よかったところと課題を教えてもらいましたが、それは委員会のメンバーの取組のことで、全校がどうだったのかを応えていませんよね。」という厳しい質問まで出ました。
子どもたちが「自分事」としてとらえていくと、こんな話し合いができるのだということを教えてもらいました。6枚目の写真は、児童総会の進行をする運営委員会の総会が始まる直前の姿です。「いろいろなことをやってきたから、全然緊張しません。」と笑顔で応える子、「ねぇ、〇〇に変えたほうが~。」と直前なのにまだ修正しようとする子、やはり経験をつなげていくことで、子どもたちは驚くほど成長するんだと思いました。