18年間お世話になりました 物語に入ることができる才能
2024-03-01 17:19:14
今日昼休みに、今年度最後の「全校お話会」を実施しました。今年度お世話になった、あよっ子読書クラブのボランティアの皆様においでいただきました。「てぶくろ」という本の人形劇を観劇しました。子どもたちは、次々出てくる動物の人形たちに笑ったり、「まだ来るの?」などとつぶやいたりしていました。劇中の挿入歌を何度か歌われると、口ずさむ子もいました。最後に「熊」がおじさんが落とした「てぶくろ」の中に入ろうとすると、「もうだめだよ。入れないから。」「あきらめたら。」などと、自分たちも「てぶくろ」の中に入っているねずみやかえるなどと同じ気持ちになっていました。劇がとてもうまいからというのは当然ですが、こんなに物語に入り込める子どもたちの、想像力や没頭力、集中力に感心しました。
その後、ボランティアさんに各学級で作成したお手紙を渡しながら、1年間のお礼を言いました。子どもたちは、1年間で読んでいただいた本のことを思い返しながら、楽しかったこと、ためになったことを心を込めて手紙として書いていましたので、代表が渡すときに「自分事」としてとらえている表情が見られました。
最後に、今年度をもって、あよっ子読書クラブを「卒業」されるボランティアさんに、今年1番お世話になった3年生がお礼のお花を贈りました。18年もの間、本校の子どものために読み語りを続けてくださいました。読み語りの中で印象に残った子の話を最後にしていただきました。お化けの話をした時学級全員が怖がっていたこと、夏休みのプール開放の時に出会って「~の本が楽しかったよ。」と言ってくれる子がいたこと、主人公に共感して、思わず「やったぁ。」と言った子がいたことの3つのエピソードについて紹介してくださいました。やはり、子どもたちが、本を通して喜怒哀楽を表してくれることが印象に残るというのが、とても素敵なお話でした。「行儀良く、静かに聞かせなくては。」といった形も大切ですが、やはりそういった子供の時期にしかできないことを、精一杯やることが大切だと感じました。
長らく、本校の子どもたちのためにご尽力いただく地域の皆様のおかげで、心豊かな子どもたちが育っていることを、あらためて感謝いたします。
その後、ボランティアさんに各学級で作成したお手紙を渡しながら、1年間のお礼を言いました。子どもたちは、1年間で読んでいただいた本のことを思い返しながら、楽しかったこと、ためになったことを心を込めて手紙として書いていましたので、代表が渡すときに「自分事」としてとらえている表情が見られました。
最後に、今年度をもって、あよっ子読書クラブを「卒業」されるボランティアさんに、今年1番お世話になった3年生がお礼のお花を贈りました。18年もの間、本校の子どものために読み語りを続けてくださいました。読み語りの中で印象に残った子の話を最後にしていただきました。お化けの話をした時学級全員が怖がっていたこと、夏休みのプール開放の時に出会って「~の本が楽しかったよ。」と言ってくれる子がいたこと、主人公に共感して、思わず「やったぁ。」と言った子がいたことの3つのエピソードについて紹介してくださいました。やはり、子どもたちが、本を通して喜怒哀楽を表してくれることが印象に残るというのが、とても素敵なお話でした。「行儀良く、静かに聞かせなくては。」といった形も大切ですが、やはりそういった子供の時期にしかできないことを、精一杯やることが大切だと感じました。
長らく、本校の子どもたちのためにご尽力いただく地域の皆様のおかげで、心豊かな子どもたちが育っていることを、あらためて感謝いたします。
