創りあげること
2023-11-15 12:41:23






今日の10時になると、2年生がいつも以上に大きく丁寧な声で「失礼します。」と言って校長室隣の会議室に入ってきました。話を聞いてみると、2年生が生活科で計画している「まち探検」の行先にお電話をするということです。3か所に行くのですが、「見学させてもらえるのか。」「何か用意するものはあるのか。」「気を付けることは何か。」などを聞くことになっていました。ノートにセリフを書いて、恐らく学級で練習したことを試すようになっていたと思います。「阿用小学校の〇〇です。お時間いいですが。今度そちらに見学に行っていいですか。」と聞いてすぐに、次の質問をする友だちに受話器を渡しています。担任は「今応えておいでなのに、代わってしまったら、何を言っておられるかわからん事ない?」と言われ、子どもたちはハッとします。次は応えられることを聞いてから友達に受話器を渡しますが、また担任から「勝手に変わったらびっくりされるんじゃない?」と言われ、またハッとします。次は「次の人に代わります。」としっかりと言います。と試行錯誤を繰り返しながら、3か所に行くことができるという「交渉成立」となりました。あんなに緊張していたのに、「最初から、簡単だったわ。」という子がいました。自分たちで勝ち取った満足感を得た子がよく言うセリフです。
5年生教室に行くと、「諸行無常の…」「春はあけぼの…」「あぁー。」などという声が聞こえています。国語の古典に親しむ学習の様子です。すらすらと覚えられる子、全く覚えられない子、意味はわかっていて大体あっているが一言一句あっているわけではない子、様々です。「こんなことをして何の意味がありますか。」と言いたくなる気持ちもあるかと思いますが、覚えることに挑戦している子どもたちは、結果は違えど生き生きしていました。
1年生教室に入ると算数の学習でした。今まで学習した和と差の文章問題に挑戦していました。担任がつくった「5匹の〇〇と14匹の◇◇は、どちらがどれだけ多いのでしょう。」という問題です。「先生がつくられたから、きっと難しいんじゃないかな。」「いや、簡単だよ。」などと言いながら黒板に書かれた問題をノートに写していました。話しながら、楽しみながら板書を移すことができる1年生の成長ぶりが微笑ましたかったです。さて、式は「14-5」と「5ー14」の2種類が出てきました。5枚目の写真のようにペアで話し合っていました。「5から14は引けないんじゃないかな。」「あっ、そうか。そうだよね。」などと言いながら、担任の問題にまんまとひっかかってしまったことに苦笑いをしている子もいました。こうして、間違いをうまく自分のものに取り入れるところ、1年生の学びの成長を感じました。
6枚目の写真は、4年生の人権標語の清書の瞬間の様子です。みんなに見てもらうこと、人権標語ということは心を込めるということ、名前は自分に与えられた唯一の大切なものであることから、一字ずつ丁寧に真剣に書いていました。「先生、緊張しますが、この標語、いいと思いませんか?」と笑顔で紹介してくれました。人権週間を今月末から始めますが、もうすでに始めている子がいるところが印象的でした。
5年生教室に行くと、「諸行無常の…」「春はあけぼの…」「あぁー。」などという声が聞こえています。国語の古典に親しむ学習の様子です。すらすらと覚えられる子、全く覚えられない子、意味はわかっていて大体あっているが一言一句あっているわけではない子、様々です。「こんなことをして何の意味がありますか。」と言いたくなる気持ちもあるかと思いますが、覚えることに挑戦している子どもたちは、結果は違えど生き生きしていました。
1年生教室に入ると算数の学習でした。今まで学習した和と差の文章問題に挑戦していました。担任がつくった「5匹の〇〇と14匹の◇◇は、どちらがどれだけ多いのでしょう。」という問題です。「先生がつくられたから、きっと難しいんじゃないかな。」「いや、簡単だよ。」などと言いながら黒板に書かれた問題をノートに写していました。話しながら、楽しみながら板書を移すことができる1年生の成長ぶりが微笑ましたかったです。さて、式は「14-5」と「5ー14」の2種類が出てきました。5枚目の写真のようにペアで話し合っていました。「5から14は引けないんじゃないかな。」「あっ、そうか。そうだよね。」などと言いながら、担任の問題にまんまとひっかかってしまったことに苦笑いをしている子もいました。こうして、間違いをうまく自分のものに取り入れるところ、1年生の学びの成長を感じました。
6枚目の写真は、4年生の人権標語の清書の瞬間の様子です。みんなに見てもらうこと、人権標語ということは心を込めるということ、名前は自分に与えられた唯一の大切なものであることから、一字ずつ丁寧に真剣に書いていました。「先生、緊張しますが、この標語、いいと思いませんか?」と笑顔で紹介してくれました。人権週間を今月末から始めますが、もうすでに始めている子がいるところが印象的でした。