今日1年生は、昔の遊び交流会を実施しました。地域の方においでいただき、こま・お手玉・おはじき・あやとりを習いました。冬休み前から学校や家でも練習していましたが、なかなかうまくいきませんでした。それが、「さすがプロ」の地域のみなさん。子どもたちのやる気をくすぐるような声がけと的確なアドバイスでできるようになっていきました。少しでもできるようになるとうれしくて、より一層「プロ」のお話が聞きたくなります。「家でやってみよ。」などという声も聞こえました。昔の遊びは、昔から受け継がれるほどの「楽しさ」があります。それは、何も考えないで、パパっとできるような「単純な楽しさ」ではないということです。自分で「かちとる」楽しさということです。帰宅後、「ねぇねぇ、学校でやった昔の遊び、しようっ。」と子どもたちが言ってくることを祈っています。
4~6枚目の写真は、6年生の学年発表です。結論から言いますと、5年生の男の子が、目をキラキラさせて「めちゃくちゃ感動しました。あんな劇をしてみたい。」と言いながら廊下を歩いていたことが物語っています。子どもたちの感想では、「やる気を出したり、あきらめずに取り組んだりできるのは、友だちなどの『やさしい言葉』だということがよくわかった。」という内容が多かったです。それだけ、子どもたちの心の中に内容がうまく入り込んでいったのだと思います。肖像権の関係でお見せできませんが、見ている子どもたちの生き生きした顔は、我々教職員が嫉妬するくらいのものでした。実は、他の学年の発表会の半分くらいの期間での練習での発表のようです。それができたのは、6年間の積み重ねで、一人ひとりが「この内容なら、こういう表現の仕方をすればよいのだな。」というように、今までの経験を生かしながら豊んな表現をしたことが一つあると思います。また、最高学年として、全校で自分の考えをたくさんの機会で伝えることを通して、物おじせずに自分の考えをまとめて言う訓練をしてきたことも考えられます。このように、今までの経験をフルに生かすことができたのは、これまでの「練習の積み重ね」のおかげだと思います。これも、自分で「かちとる」楽しさの一つだと思います。6年生にとっては、恐らく一生忘れない日になったと思います。