阿用小学校


子どもたちのおかげです

2023-03-24 17:16:45
 今年度の修了式を実施しました。先週の卒業式で身に付けた、全員で集まった時の座り方、並び方、話の聞き方、集まり方を活用している姿を見るだけでも「この子たち、成長したなぁ」と感じさせてくれました。各学年の成長したところを校長から紹介すると、うれしそうに友達と目を合わせて微笑んだり、こちらを見てうれしそうに頷いていたりしていました。子どもたちが感じている成長と合致しているところが多いとうれしいです。
 今年度末の定期人事異動において、授業等でご支援いただいていた支援員の先生とお別れすることになりました。とても心が温まるかかわりをしてくださる先生でしたので、子どもも教職員もお別れすることが悲しくて仕方ありませんでした。しかし、感謝の気持ちを伝えるために、よりよい姿を見せて、修了式より素敵な声で校歌を歌いました。卒業式に引き続き、とても温かい式を創りあげることができました。
 今年度を振り返って、こうした「温かい」気持ちになれたことがとても多かったと思います。それは、子どもたちがやさしく、様々なことを自分事として取り組んできたからだと思います。こうした子どもたちのいる学校が本校であると、しみじみと感じられました。子どものおかげで、とても幸せな気持ちで1年間を過ごすことができました。そして、そのような子どもたちを毎日学校に送り出してくださったご家庭の皆様のおかげであることも痛感しました。1年間、本当にありがとうございました。4月10日には、心身ともに元気で会えることを楽しみにしています。

1年間の集大成

2023-03-23 17:25:28
 今日は、今年度最後の普通授業の日でした。昨日からいわゆる「お楽しみ会」を各学級が行っていました。職員室では、「あの子たちは、2時間の計画をしっかり立てるのかと思っていたら、びっちりみんなが楽しめるように企画していたんだよ」「『会で先生が準備するものは何か』と聞いて準備したものだけを用意したよ。それだけでうまくいくのか、わからないけれど、あるようにやるんじゃないのかな」という会話が聞こえました。
 義務教育は、子どもが自律・自立できることをめざして行うものですので、年度の最後に子どもたちが自分たちの考えたことを、折り合いをつけながら実施することができている姿が見られれば、1年間しっかり育ったとうれしく思います。「お楽しみ会」のほかにも「大掃除」も同じです。子どもたちが率先して行うことができるとよく育ったと誇らしいと思います。
 今日は、大東町内の給食を管理していただいていた栄養教諭の方、最後の給食でした。各クラスに回って紹介すると「残念だな。会えるといいな。」と別れを惜しんでいました。給食を毎日安全に運んでもらっている運転手さんとともに感謝する子どもたちがたくさんいたことも、「育っているな」とうれしくなる瞬間です。
 最後の写真は、2年生が「オクラの種」を感謝の気持ちを込めてくれたプレゼントです。渡すときにとてもうれしそうな表情なので、もらった人はどの人も「ほっこり」した気分になりました。これも、「この子たちと1年間過ごしてきてよかったな」とうれしく思う瞬間です。
 

穏やかに 来年度に向けて

2023-03-22 17:30:39
 とうとう今年度も残すところあと3日となりました。まとめのテストやプリントをしている学級が増えてきています。また、担任以外でお世話になった先生へのお手紙を書いている学級もあります。また、入学式に向けて飾りをつくっている学級もあります。卒業式まで、超過密スケジュールだったので、ゆったりと自分を見つめなおすよい時間だと思います。
 とても天気が良かったので業間や昼休みには、思い思いの場所で楽しんでいました。5枚目の写真は、2年生と3年生のドッジボールの様子です。ボールが速く投げられたり、よりうまくとれたりすることができる3年生が挑発しているところを、2年生がタイミングを見計らって投げようとしていました。「悔しい」と思う気持ちも大切ですね。1年生は、校庭での遊びを満喫していました。個々に遊んでいるように見えますが、男女仲良く声を掛け合っていました。
 今年度最終日に向かって、エネルギーをチャージしているかのような穏やかな1日でした。
 

新しいスタートが

2023-03-20 17:41:19
 今日から5年生を最高学年とした、新しい学校体制となりました。残念ながら学年閉鎖もあり、非常に少ない人数での登校となりました。しかし、どの班でも班長はいつも6年生ががんばっていたように大きな声であいさつをしてきました。4、5年生ががんばってあいさつすることは想定されていましたが、1、2年生で今まで聞こえていなかった子のあいさつが聞こえてきたのはとてもうれしいできごとでした。卒業式で「6年生さん、大丈夫です。私たちがこの学校を引き継ぎます。」と誓ったことをちゃんと守ろうとしている子がたくさんいたことがうれしいのです。それくらい、この数年間の6年生がこだわってきたことを、全校でつないでいこうとする姿勢が素敵です。5枚目の写真は、最後の登校班を迎える運営委員会とそのほかの子です。人数は少なくなりましたが、それ以上にがんばろうとする子どもたちの「心意気」を感じました。
 5年生の教室は、6枚目の写真のように、先週まで13名いたところが6名となり、少し寂しさを感じました。そこで、下校前に「5年生さん、さみしくなったね。」と話しかけると、「いいえ、ぼくたちがんばっていますから」という応えがすぐに返ってきました。今日1日でも、職員室や廊下で「最高学年として」という5年生の決意にも似た言葉を聞きました。そうしたスタートの大切な一日だったことがうかがえます。

一人ひとりが創りあげた卒業式

2023-03-17 13:42:56
 今日卒業証書授与式を行いました。7名の子どもたちが巣立っていきました。今年度は、「一人ひとりが願いをもって卒業式の練習や準備に取り組む」ことを方針にしてきました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために4年生から様々な活動が制限されてきた中で全校を笑顔にしようと工夫、苦労してきた卒業生。それをしっかりと受け止め、卒業生に憧れや感謝の気持ちをもっている在校生。この関係性がよくあらわれた式でした。写真にはないですが、PTA会長のあいさつがとても心にしみ、涙が止まらなくなってしまった在校生もいました。
 5枚目の写真は、式後の最後の学級活動でした。黒板の掲示は担任が卒業生のために作ったものです。
 こうして、さみしいですが、次のステップを踏むために7人の子どもたちは、本校を巣立っていきました。がんばれ!そしてありがとうございました。