阿用小学校


陸上大会に参加した6年生も学校をあずかっていた1~5年生も頑張りました!

2023-10-12 18:13:36
今日はいよいよ陸上大会当日でした。6年生が出発しようと昇降口に向かうと、すでに1~5年生が6年生を待っていました。競技場に応援に行けない1~5年生は、昇降口で昨日の壮行式に負けないぐらいの大きな声で6年生にエールを送ってくれました。6年生思いの素晴らしい後輩たちだとしみじみ感じました。そんな素晴らしいエールを6年生は真剣に受け止めていました。そして、みんなの応援へのお礼と決意を力強く伝えて出発しました。6年生は、2枚目の写真にあるように、一人ひとりが大会に向けた意気込みをしっかりともって本番に臨みました。それぞれの子どもの意気込みには、阿用小学校の代表として参加し、自分のベストを尽くそうという思いが込められていました。どの子もその意気込みを、本番の競技や応援で力強く発揮する姿があらわれました。欠席やけがで6年生全員が本大会に選手として参加できませんでしたが、そんな友だちの思いも背負って競技や応援に全力で取り組む瞬間がどの子どもにもありました。そんな友だちのがんばる姿をしっかりと応援で見ていたので、競技を終えてテントに帰ってくる友だちに、「よかったよ」、「がんばったね」と心からねぎらい互いにたたえ合う姿もとても素敵でした。今日までの経験をふり返り、ぜひ次につながることを見つけて生かしてほしいと思います。阿用小学校の代表として全力で大会に参加した6年生のみなさん、そして6年生を素敵なエールで送り出し、学校をあずかっていた1~5年生のみなさん、今日はよく頑張りました!

全力で 全力で

2023-10-11 17:34:22
 明日実施予定の市陸上大会の壮行式を昼休みに実施しました。それに先立って、業間に2~5年生は壮行式リハーサル2を行いました。5年生は昨日のリハーサル1の時と同じように、「エールの中でよかったところは~です。これから気を付けてほしいのは~です。」と子どもたちに言っていました。よい所をしっかりとらえているところがとても素敵ですが、今後がんばってほしいことがどうも2~5年生に伝わっていないような感じがありました。5年生ももどかしさが残っているようでした。校長からは「大きな声はとてもよいが、『頑張ってほしい』という気持ちが伝わる表情をつくるとよいのではないか。」というアドバイスがありました。1、2枚目の写真をみていただくとお気づきかもしれませんが、なんとなく「全力で」取り組むという姿勢が見えませんでした。
 しかし、壮行式が始まり、3枚目の写真の5年生のあいさつで体育館全体の雰囲気がガラッと変わりました。彼女のあいさつが全校の子どもたちを本気にさせました。実は今朝になってあいさつ係がお休みで急遽決まり、あいさつ文を新たに考え、暗記したようです。そんなことを感じさせないほど、堂々として、相手をしっかり見つめながら話しかけるようなあいさつでした。それで、子どもたちのやる気が「全力」モードに変わりました。
 2回のリハーサルでも大きな声でのエールでしたが、4枚目の写真のように1~5年生が「全力」で、6年生に「がんばってほしい。」という願いが届くような「必死」の表情が見られました。ここでは、あまり見えませんが、今年度初めて参加した1年生は、のどがかれるのではないかというほどの勢いでのエールを見せてくれていました。
 そうした1~5年生の思いが伝わったのか、6年生のあいさつもとても素敵でした。学校の代表として、責任を持って競技ばかりではなくあいさつなどもしっかり頑張っていこうという意気込みを話してくれました。その後の退場でも、そうした6年生の思いは強く、1~5年生の一人ひとりに誓うように歩いていきました。
 1~5年生が歌った応援歌の一節、「全力で 全力で 明日に向かおう。未来に続く この道 信じて」。陸上大会、そしてその後の様々な経験につながる壮行式を、子どもたちが創りあげました。

自分たちで学びをつくる

2023-10-10 16:09:06
 3連休明けの朝自習に、1~5年生は体育館に集合しました。今週実施予定の6年生が出場する陸上大会の壮行式のリハーサルのためです。休み明けはなかなか生活リズムも整っていなくて、やる気が出ないこともありますが、5年生の指示のもと1~4年生はエールや応援歌で大きな声を出していました。その中で、なんだか「イライラ」している5年生がいました。「ダメじゃないかな。」などとつぶやいていました。実は、5年生は昨年度も壮行式を企画・運営しました。体育館全体が「ピリッ」とするくらいに、当時4年生だった今の5年生一人ひとりが一生懸命に壮行式を創りあげていった記憶があります。納得いかないのでしょう。1~4年生が体育館から出た後も5年生は一生懸命練習をしていました。その「もやもや」が明日の壮行式で解決することを祈っています。
 2枚目の写真は、1年生教室の掲示です。なんとアサガオが芽を出したようです。「冬にも咲くのかな?」という疑問を持って、「とにかくやってみよう!」ということで実験し始めたようです。「咲かないのでは?」「咲くでしょう。」「咲いてほしい。」などの予想があるかもしれません。本校ノーベル化学賞受賞候補者の研究は続きます。
 3枚目の写真は、2年生の生活科の様子です。NHK for Schoolを見た子どもたちは、「大東町でも、みんなが大切にしている場所があるのかな?」という疑問を持ちました。そして、どんなところなのかをあげていきました。段々と面白くなり、「(子どもだけで)行ってみたいところ。」をあげるようになってきました。担任は、「大事にしているところだよ。」と問い返すと、「・・・」となって、再度考え始めたようです。次は、大東町が大切にしているところはどこなのかをじっくり考えて、「まち探検」につながっていくと思います。
 4枚目の写真は、1年生の道徳の様子です。友だちのかかわりについて考えていました。担任が「みんな違う園から来たけど、ずっと前から仲が良かったの?」と聞くと、「うーん。最初は緊張したよ。」「えーっ。緊張していたの?」などという素朴なつぶやきが始まりました。入学して半年。どのようにして「楽しい学校生活」になっていったのかをじっくりと振り返っていくと、案外自分たち一人ひとりが努力や協力していったことに気づくのかもしれません。
 6枚目の写真は、3年生の算数の様子です。「60枚の色紙を3人で分けると1人は何枚か」を考え、説明する活動でした。まずは、10枚を1束にするところを発送できるかというところが大切です。「1円玉10個で10円玉。」という感覚がないとなかなか出てきません。そのあと、「6÷3」をどう説明するのかという「難問」が待っています。一人に1個ずつ配って等しくなるという考え、6の中に3が何個入るのかという考え、一人に1個ずつ配るときなんかい配れるのかという考え、など図や文字を使って表そうとすると数個の考えが出てくると思います。じっくりとみんなの考えを聞きあえる集団になってくると、こうしたたくさんの考えに触れることができるようになります。

開校150周年記念式典に向けて

2023-10-07 15:32:04
 昨日夕方より、本校新館3階に「祝 阿用小学校開校150周年」という掲示を貼りました。県道から見えるのが写真1枚目です。(※ きちんと所定の場所に停車して撮影しました。)この掲示は、教職員と1、2年生の子どもたちが、阿用小学校開校150周年記念事業実行委員会の活動とは別に、自分たちで「やってみよう。」という気持ちを持って取り組んだものです。地域の方、そして阿用小学校の近くを通る方に「阿用小学校は開校150周年です。」と知ってもらいたいという願いから始まったようです。銀杏の木もとてもきれいな紅葉となっております。県道からですと、事故を招く可能性がございます。どうぞ、本校敷地までお立ち寄り、じっくりご覧ください。1、2年生、そして教職員の願いと努力が報われることと思います。
 なお、10月28日の記念式典では、全校児童の詩の群読を行います。子どもたちが、150年間続く本校についてイメージする言葉をたくさんワークシートに書きました。それをもとに作った詩を披露します。5、6枚目の写真は、その詩を全校集会で校長が紹介したときの様子です。これをきっかけとして、本校の150年の歴史と未来を式典に参加していただく皆様に、一人ひとりが「自分事」として届けられるように、努力・協力していく雰囲気ができてくると信じています。
 記念式典がゴールではなく、こうした取組をきっかけとして、自分たちの住む地域の今まで積み重ねられてきた「生きた」歴史、そしてそれを「いき」に感じ、その歴史をつなぐ「一員」として学校や地域、引いては社会に役立っていこうとすることを期待しています。

さまざま体験

2023-10-06 17:49:17
 昨日、4年生は午前中に、島根県森林インストラクター、振興協議会、職場体験の中学生とともに、「みーもの森、間伐体験」を行いました。1学期から4年生は、阿用川探検から始まり、環境を守るために自分たちにできることは何かを考えてきました。先日、川を守るためには山の森林を大切にする必要があるということがわかったのに、「なぜその大切な山の木を切るの?」と疑問を抱きながら体験活動へと臨んだようです。間伐の必要性を聞き、納得した気持ちで間伐体験を行いました。荒れた森林が山ばかりではなく、川、そしてそれにつながる海まで影響を与えることを身をもって知ったと思います。
 3~5枚目は、1、2年生の「おもちゃまつり」の風景です。2年生は、自分たちが「開発」したおもちゃをしっかり遊びこみ、友だちにも遊んでもらったりアドバイスをもらったりしてきました。そのことがきっかけになって、「これは1年生にも体験してもらいたいな。」という願いに発展したようです。1年生にも「楽しんでもらいたい」と願っても、なかなかうまくいかないこともあります。友だち、担任と相談を重ねて今日を迎えたようです。だからこそ、4、5枚目の写真のように、自分のおもちゃについて説明する姿が「堂々」としています。実は3枚目の写真は終わりの会の写真ですが、「終わったな。安心。」という表情にみえるのは、今までの過程があったからこそだと思います。
 6枚目の写真は、6年生対象に職場体験の中学生が「中学生になるために」と授業を行った様子です。3日目の最終。初日から準備を重ねてきました。自分たちが6年生の時に感じていたこと、中学校に入学して感じたこと、不安などの克服法などを説明しました。5枚目の様子も含めて、本校の卒業生たちが、自分が子どもの時とは違った視点で本校の子どもたち、教育活動を3日間見てきました。これから中学校に帰って、自分の適性とは、自分が社会に貢献するためには、などを真剣に考えると思います。その際、この3日間に出会った本校の子どもたちの笑顔、真剣な顔を思い浮かべてほしいと思います。たった3日間でしたが、50名の子どもたちに良い関わりをしてくれました。