阿用小学校


やっぱり友達と一緒は楽しいね

2023-08-30 17:03:56
 今朝、2回に上がってみると、「キャッキャッ。キャッキャ。」ととても楽しそうな明るい声が聞こえました。詳しく聞いてみると、夏休みに実施した親子活動の写真を見て、みんなが楽しそうにしていることを思い出していたようです。「先生も来ればよかったのにね。楽しかったよね、ねー。」と顔を見合わせて話してくれました。昨日は、夏休みの作品等の提出物などでそれどころではなかったようです。みんなで楽しく活動したことを、みんなで思い出すことが、とても楽しかったようです。
 2枚目(4年生)、3枚目(5年生)の写真は、夏休みの作品や体験発表の様子です。どちらも、自分のことのように聴いていました。ですから、発表し終わると、次々に、質問やよかったところをお互いに発表しあっていました。発表の中の体験は、楽しかった、面白かったという肯定的な感情もありますが、苦労したことやうまくいかなかったという後ろ向きな感情も時にはあります。それに対して、共感して話を聴くことはとても難しいことです。2学期が始まって早々に、そうしたことができることが素敵だと思いました。
 4枚目の写真は、2年生の算数の様子です。ドリルや学習用タブレット内のアプリなどを個別に取り組んでいます。夏休み期間中は、家庭で個別に取り組んでいたのと同じではないかと思うところもありますが、隣に同じ課題に取り組む友達がいるというのは「心強い」ようです。隣をたまに見ながら、安心したり、やる気を出したりしている姿が見られました。
 5枚目の写真は、1年生の「2学期のめあて」の一部です。1学期の学びや暮らしをふり返ってみたり、夏休み中に家庭で指摘されたりしたことを思い出したりして、めあてを作ったようです。一人でつくるのは難しいですが、友だちが考えているめあても「耳で聞きながら」作っていくので、勇気100倍出るのかもしれません。しっかりとした字で書いていました。
 6枚目の写真は昼休みに実施した地区児童会の様子です。猛暑が続く中での登下校です。だらだらした班行動は非常に危険です。1学期以上に、気を引き締める必要感をもってもらうとよいと思います。さらに、朝でも30度近くの気温です。集合時間等を、再度ご家庭で確認していただき、班のメンバーが長い時間待つことのないようにしてもらいたいです。

よく来たね 始まったね

2023-08-29 17:00:00
 今日から本校の2学期が始まります。恒例の、遠くからの大きな声でのあいさつは今学期も健在でした。重い、大きい荷物を持って、熱い中登校している姿を見ただけで、私たち教職員も心がワクワクしてきました。我々の顔を見るなり、「先生、ぼくねぇ」と壮大な夏休みの作品についての話を始める子、今朝の体調についてぼやく子、夏休みに発見したことを楽しく話す子、様々です。
 始業式では、「七転び八起き」を大切にして、2学期のたくさんある行事などを計画的に取り組んでほしいという話を校長がしました。今日から始まっているということを忘れるくらいに、全員が顔を上げて話を聞いている姿を見ると、2学期も「自分たちで創りあげる学校」をめざして50名の子どもたちがやる気十分であることがわかります。
 その後の学級での活動では、夏休みの宿題の提出もありました。4枚目の写真は1年生です。自分が作った作品の紹介をして、友だちがよさを伝えあう活動をしていました。5枚目の写真は5年生です。宿題の提出の光景ですが、「〇〇ちゃん、すごいわ。ちゃんとやっているねぇ。」「ぼくは、ゲームばっかりやっていたなぁ。」などとそれぞれが反省をしながらお互いの提出物を見合っていました。思った以上に、友だちがしっかり宿題をしていることにショックを受けている子、来年度の夏休みはこんなことをしたいという願いを持っている子など様々でした。
 登校した子どもたちが、半日ですが、とても楽しそうに活動しているのを見て、保護者の皆様の今朝までのご努力、ご配慮のたまものだと感じました。
 6枚目の写真は、本校の掲示板に貼ってあった「詩」です。本校の50名の子どもたちが、この詩の「こぶたはなこ」のような姿を見せてくれる予感がします。

夏真っ盛り

2023-08-04 17:26:17
 毎日、熱中症警戒アラートが発令されています。我々人間の体には厳しい暑さですが、ヒマワリをはじめたくさんの植物にとっては「うれしい」のかもしれません。畑に植えて野菜なども日々大きくなっています。うれしいことに、毎日のように誰かが水やりに来てくれます。自分たちで時間をつくって、保護者の方や友達と誘い合ってきてくれるところが素敵です。
 今日は、地区振興協議会の皆様が企画していただいた、1~4年生対象の七夕会がありました。3枚目の写真からですが、太鼓や鐘を鳴らし、大きな掛け声を出して、七夕飾りをもって学校まで練り歩きました。残念ながら、出張等で学校には数名の教職員しかおりませんでしたが、最後の力を振り絞って学校の玄関前で掛け声を言いました。
 「阿用の子どもたちのために、何かできんかなぁと思ってね。」と振興協議会の皆様が今年初めて企画してくださいました。うれしいことに、2名の中学生もお手伝いで参加してくれたようです。「小学生はかわいいわ。」と言いながら、一緒に熱い中活動を共にしてくれました。また、近所の方も小学生の練り歩きを、わざわざ炎天下に家から出ていただき、応援していただきました。
 習わしとして、行きは大きな音と声で練り歩きますが、帰りは物音を立てずに歩くそうです。疲れもあって、習わし通りの静かな移動となりました。
 こうした子どもの姿をみると、地域の方に育ててもらっていることへの幸せを感じます。

1学期 みんな笑顔がすてきだったね

2023-07-20 13:53:11
 本校の1学期最後の日でした。終業式は熱中症対策のため、パソコン室で実施しました。校長が自分たちで創りあげる学校についての話をしました。その際、「学校で授業や行事を友達と協力して行うことが好きだ」というアンケートを行いました。昨年度、市教育委員会が実施した際の正確な数値は「86%」でした。今年は「100%」をめざしていこうと始業式に話しましたが、今回始業式中で、だれが挙手をしているのか、していないのかわかる状態なのであまり性格ではありませんが、全員が「好き」と答えました。学校全体、学級全体で「子どもたちが行う」ことを大切にしてきたことが少しずつ実ってきた気がします。その後、生徒指導主任から「火(赤)」「水(青)」「車(木)」「(不審な)人(黒)」に気を付けることを、2枚目の写真のように4枚の色画用紙で表しながら説明を受けました。
 2時間目、3時間目は各学級での活動でした。3枚目の写真は、1年生の1学期の振り返りと2学期にしたいことを考える活動の様子です。「ぼくはね、忘れ物をしたりね、先生の話を聞かなかったんだ。だからね、2学期はそれをがんばりたい。」と話してくれました。できないこと、苦手なことは誰にだってありますが、こんなにはっきりと、自分が直すとよい所をしっかりとお話しできることは、素晴らしい「才能」だと思います。これらを実現できるか否かも大切ですが、こうした自分を分析することができることに自信を持ってもらいたいと思います。
 4枚目と5枚目の写真は、夏休みの宿題に出会った際の様子です。4枚目の写真は、「校長先生、うちの学級はこんなに宿題があるんですよ。写真を撮ってください。」と言われてとったものです。「高学年はね、これぐらいは、、、」と言いかけると、「(担任の)先生にも言われました。『もっと学習になれるようになろう。』って。」と言いました。しかし、「チャレンジしてみようと思っているよ。」とつけ加えて言いました。5枚目は1年生の子の宿題が入った袋を見た瞬間の姿です。写真なので、残念ですが、「うわー、すごい。やったー。」という歓声が上がっていました。1年生にとっては、初めての夏休みの宿題です。この「喜び」を大切にしていってもらいたいです。
 6枚目は、本校教職員が今日掲示した「ポスター」です。我々教職員の、夏休みに過ごしてほしい姿を現しています。しっかりと、自分の目標実現に向けて、計画的に過ごしていってほしいです。
 保護者の皆様、今学期、お世話になりました。子どもたちには、「『1学期間、いろいろなことをしてくれてありがとう』と、おうちのみんなに言ってくださいね。」と伝えています。ぜひ、子どもに言わせてください。

終わりが近づきました

2023-07-19 16:51:26
 今日の昼休みに健康委員会主催のフレンド集会を実施しました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したものの、様々な感染症が流行していましたので、安全管理上「延期」を何度もさせてしまっていました。健康委員会のメンバーにとっては「やっと、やらせてもらえた。」というところでしょう。2枚目、3枚目の写真は、「新聞ゲーム」をしている様子です。1番初めは新聞紙1枚の上に二人が立ちます。じゃんけんで負けると、新聞を半分に折らなければいけません、負け続けていくと、新聞の面積が狭くなり、2人が立つ場所はだんだんとなくなっていきます。3枚目の二人のように、おんぶをしなくてはいけません。個人情報の関係上、もっと楽しそうな表情だったり、仲睦まじい様子だったりする写真を紹介できないのが残念です。初めにペアになったのですが、ほとんどのペアが違う学年同士だったこと、負けたチームが残っているチームを応援していることなど、本校の子どもたちの「心の解放」ぶりがたくさん見られました。
 1学期が終わろうとしています。4枚目の写真は、今月の詩の暗唱が合格した時の「合格証」です。今日だけでも、13名の子どもが言いに来ました。「校長先生、出張が多すぎです。いつもいないじゃないですか。」と言いながら校長室に入ってくる子、「ここまで遅くなったから、完璧ですよ。」と自信満々の表情で入ってくる子、「まだ覚えていないんです。」と自信なさそうに入ってきて、すらすら言って笑顔で帰っていく子、様々です。自分の覚えるタイミングや自信の度合い、学校行事等の忙しさと校長の出張具合を調整しながら、毎月「今月の詩」の暗唱を言いに来る子どもたち、頭が下がります。健康委員のメンバーでまだ合格していない子が「まだまだ忙しいので、明日にかけます。」と言って、フレンド集会の準備に行きました。明日待っています。
 5枚目の写真は、学期末の風物詩です。ほとんどの子が、この子と同じような「重装備」で帰っていきました。6枚目の写真は、硬筆書写コンクールの1年生の作品の一部です。あまりにも「つ」がうまく書けていて、写真を撮りました。忘れてはいけないことは、1年生は4月からひらがなを学んだのです。よく集中して、この作品をつくりだしたと思います。担任も子どもたちも、粘り強くがんばったと感慨深くなりました。