阿用小学校


真剣な雰囲気の教室

2023-09-25 17:37:50
 今日2年生の教室をのぞいてみると、ビッグモニターを見つめて「後、~を書かないといけないんじゃないかな。」「遠足のしおりには何が書いてあったのかな。」などという声が聞こえてきました。いつも以上に、真剣で、全員が同じ課題に向かっている様子がうかがえました。廊下に出てみると、2枚目の写真のような掲示があり、2年生を真剣にする理由がわかりました。自分がつくったおもちゃで遊んでもらいたいという願いを持った子どもたちは、クラスの友だちだけでは飽き足らず、1年生を招待したくなったようです。そこで、気持ちよく来ていただけるような「案内状」を自分たちで完成させようとして、真剣さを増していたようです。
 6年生の教室に入ると、また真剣な面持ちで、黒板や教科書を見て、必死に考えている姿がありました。織田信長と豊臣秀吉が天下統一に向けて行ったことを「政治」「戦い方」「外国とのかかわり」の3つで整理して、信長と秀吉のどちらが天下統一に大きな影響を与えたのかを考えていたようです。「秀吉!」という声が多かったようですが、他者を評価するというのはやはり勇気や覚悟がいります。これから授業を進めるにつれて、どう変化していくのか楽しみです。
 1年生教室に入ると、誰もいないかのように静かでした。ただ、筆を水入れで洗う「ちゃぷちゃぷ」という音しか聞こえませんでした。「あったらいいな。」というテーマで、自分が想像したことを絵にあらわしていました。水彩絵の具で、自分がイメージしている形や色を形にしていくことに全員が没頭していました。校長が話しかけると「先生、これはねぇ。」と止まることなく説明を始めそうなので、遠くから写真を撮るだけにしました。
 何かに対して真剣に取り組む姿が、月曜日からみられる本校。とてもよい学びを教職員とともにつくりだしている子どもたちの一コマでした。
 

1~4年生の 自分たちで創りあげる学校をめざした挑戦

2023-09-22 17:08:11
 今日は、1~4年生は遠足でした。今年度は2つの新しい試みをしました。一つ目は、「みんなでつくる みんなのえんそく」という合言葉で、各学年とも役割分担があり、お客さんだけにならないようにしたことです。もう一つは、列車とバスの併用です。
 1枚目の写真のように、大東駅に集合しました。保護者の皆様のご理解、ご協力により、子どもたちは元気に時間内に集まることができました。また、雨の中わざわざ車から降りて、我々教職員にあいさつしてくださる方が多く、保護者の皆様のこうした姿勢が子どもたちの「あいさつ」につながっているのだと痛感しました。
 2枚目から3枚目の写真は出雲空港の様子です。いつもは入ることができないような所にも見学をさせていただきました。見るもの聞くこと、すべてが初めてのことですので、「へぇー。」「すごーい。」の連続でした。そうした中でも、1~3年生の様子を見て、「もう少しこっちにきたら。」「静かに聞こう。」などといっている4年生たちがいたことに私は驚きました。雨上がりの滑走路はとても爽快でした。
 4~5枚目は、出雲科学館の様子です。1~2年生が、オリエンテーリングの表彰式を担当しました。全員にメダルを1年生が作り、それぞれの班のメンバーにかけました。2~4年生は、うれしくて何度もメダルを見ていました。そんな中、3年生だけが落ち着きません。出雲科学館から本校までのバスでの移動中に、全員が楽しめるクイズ大会を開くという大役が待っているからです。「どんな問題を出すとよいのかな。今日習ったことや見たことがいいんだよね。」と眉間にしわを寄せている様子が、とても大人っぽく見えました。
 無事帰ってくると、6枚目の写真のように、6年生から温かく、熱いメッセージが児童玄関に貼ってありました。「おかえりなさい。たくさんの学びと発見があったと思います。遠足での経験を生かして、来週からも一緒にがんばりましょう。」と書いてありました。6年生から「あなたたち、成長したね。」と大人扱いしてもらったようで、うれしそうな表情でした。
 今週は、あまりにも校舎内で走る子が多かったので、全学級で考える場を設定しました。今日は、その成果を存分に発揮しました。走りたい気持ちをぐっとこらえていました。自分たちで創りあげるとは、こうした「みんなが楽しむために」「みんなが自分事として」「危険から守るためには自分のしたいことは我慢して」ということの積み重ねのようです。 

のめり込んでいった森林の働きの話  よりよい学校になるための50名のチャレンジ

2023-09-20 19:04:17
 今日の3、4時間目に、4年生は総合的な学習の時間として、「みーもの森の学習」という、森林の働きについてゲストティーチャーを招いた学習を行いました。日本の70%は森林であること、島根県は80%で全国的に見て森林の割合が高いことをまず知りました。「えっ、そんなに!」「山ばっかりなんだ!」という素直な反応をしながら、ゲストティーチャーのお話の中にだんだんと心も体も入り込んでいく様子(2枚目の写真)が見られました。そのあと、年間に、大きな大人の身長くらいの1800㎜の雨が降るという事実を知ることによって、その水はどう処理されているのかという「問い」を持ちながら、より一層お話の中にのめりこんでいきました。当初は、3時間目だけのはずでしたが、お話を聞いた後に質問をしたい子がたくさんいたので、急遽4時間目も活動を続けることとなりました。こうして学んだ森林の働きや大切さを、次は実際の山に入って体感します。
 昼休みには、児童総会を行いました。前期の児童会活動についての振り返りの会です。各委員会が「こんな学校になってほしい。」という願いを持って、様々な取り組みを計画したことについて、成果と課題を発表しました。6年生を中心に、児童総会のために作成した資料をもとに、委員会の代表が発表をします。今日は、6年生がお休みの委員会がありましたが、臨機応変に対応していました。全校の子どもたちは、その資料を見ながらしっかり聞いていました。また、発表が終わると、全校の子どもたちが「〇〇の活動はとても良かった。また続けてほしい。」とか「もう少し~すると、より楽しくなると思う。」などという意見を発表しました。6枚目の写真は、1年生教室の風景です。1年生の子たちも、各委員会の活動についてどう考えているのかを発表しあっていました。「昼の放送は、なぞなぞなど楽しいことを考えてくれていてうれしい。」などと、しっかり自分事として考えていました。みんなで意見を出し合っていたので、全校の前でも1人で堂々と発表する1年生もたくさんいました。
 ただ、各委員会、全校の子どもたちの「振り返り」は活動に対してのものでした。。どうしても、取組がうまくいったのかどうかを考えてしまいがちです。願いを実現させることができたのかを考えないと、いつまでたっても取り組んだことを次に少しバージョンアップしてやっていくという、前例踏襲にしかならなくなります。大人でもよくあることですが、自分たちで創りあげる学校をめざす本校の子どもたち、次の児童総会にチャレンジしてみてはどうかな、と期待しています。

秋になりました 

2023-09-19 18:31:31
 今日の業間に、業間体育のオリエンテーションを行いました。蓮花寺登山レースを10月に行うこと、その活動が「登山」と「競争」の要素があることを担当者から説明を受けました。始業式に校長が話した「七転び八起き」の内容を用いて、目標を持って練習をしていかないと、「悔しい」「勝ててうれしい」などという気持ちはわかないという話を担当者がしました。すると、2枚目の写真のように、どの子も目が真剣になっていきました。ある子は、あまりにも真剣に聞き入って、前に座っている子の真後ろまで無意識に移動していました。そして、「ぼくはね、今日、このお話が終わった瞬間から走るんだよ。」と内緒で教えてくれた子もいました。
 今年度は、9月初めから天気が不安定で稲刈りを地域の方と全校児童で行うことを断念しました。先日の連休に、お忙しいにもかかわらず地域の皆様に稲刈りをしていただきました。そして、今日の昼過ぎに、天日干し作業までもしていただきました。給食の片づけと掃除の時間が重なり、子どもたちがなかなか田んぼに行けませんでした。やっと行けた時には、ほとんど干されていました。しかし、地域の方とお話をしたり、刈り取った田んぼの感触を味わったりする体験を後からさせてもらいました。9月とはいえ、30度を超える猛暑の中での稲刈り作業をしていただいた地域の皆様に感謝します。
 6枚目の写真は、1年生教室の様子です。写真なのが残念です。鈴虫がとても良い鳴き声を聞かせてくれています。1年生の子どもたちがかわいがっているので、きっと安心して鳴いているのでしょう。

お兄さん、お姉さんみたいになりたいな

2023-09-15 14:59:44
 今日の2時間目に、1~4年生は、来週実施する遠足の打ち合わせ会を実施しました。今年度は、列車とバスを利用して、出雲市内の施設を見学したり、体験したりします。合言葉は、「じぶんたちでつくりあげるえんそく」です。その合言葉のもと活動を縦割り班で行いますので、班長ばかりではなく班全員の責任は大きいです。加えて、例年、4、5班編成ですが、今年度は11班です。4年生一人ひとりが班長となっています。先般から、4年生は一足先に遠足の行先などを調べたり、お休みの日に家族で行ってみたりしているようです。また、例年は4年生がすべてを担当していましたが、今年は1年生も2年生も3年生も仕事があるようです。まさしく「自分たちで創りあげる」遠足となっています。2枚目の写真のように、班のメンバーが楽しく過ごせることを祈っています。
 3枚目の写真の先頭に座っているのは4年生です。聞いている時の姿勢、まなざしがとても素敵です。後ろにいた1~3年生は、その姿を見て、背筋を伸ばして、話している担当の教職員の目を見て聴くようになっていっていました。誰の指示も受けないで、「4年生のお兄さん、お姉さんみたいにしなくては」とよりよい姿になろうとする雰囲気ができ始めたことがうかがえる姿でした。
 4枚目の写真は、教育実習生が6年生に向けて話をしている様子です。中学校以降の学習や部活動について話をしました。今年度の6年生と同じ人数の学級で6年間学んだということもあり、親近感がわいたようです。6年生にとって、中学校の入学は近くて遠いできごとです。「できれば、このメンバーでずっと過ごしていたい」という思いが強くなっている時期でもあります。だからこそ、本校を巣立って中学校、高等学校、大学へと進んだ先輩の体験談、生活の様子などはとても役立つと思います。また、もやっとしかしていないかもしれませんが、今後の職場体験の際の中学生との出会い、小中交流活動を経て、中学校以降の生活が少しずつイメージできることを願っています。
 5、6枚目は、実習生とのお別れの「セレモニー」をしている様子です。「先生、阿用小学校の先生になってくださいね。」「ずっとここにいてください。」などと、目をキラキラさせながら子どもたちから言われるのは、3週間、しっかりと子どもたちと向き合った証拠です。
 「こんな大人になりたい」と思う一番身近な存在として、3週間気を張って頑張り続けました。50名の子どもたちの心の中に、ロールモデルとしてはっきりと残っていくと思います。