子どもたちが創る雰囲気
2023-04-26 15:23:19






今日の午後、3階に上がってみると、4年生、5、6年生は図工をしていました。4年生は、鏡で見た自分を描いていました。恐らく生まれてから9年間、こんなに自分の顔を長く見ることはなかったのではないでしょうか。思い通りに絵を描くこともままならなくて、少しやる気がそがれることがある子もいる中で、自分の顔を真剣に見つめることは非常に難しいことだったと思います。しかし、2時間にわたって自分の顔に真摯に向き合う様子が見られました。1~3枚目の写真は、その中でも黙々と向き合い続けていた子の様子です。
5、6年生は、黒のマジックでまず一筆書きのように線を引き、そのあとに思い思いの色を塗っていくという図工の活動です。黒の線を好きなように引いたものの、色を塗るにあたって、その線からイメージするものが見当たらなかったり、形の違う一つ一つに色を変えることに面倒くささがあったりする活動でもあります。そのなかで、自分のイメージを最大限に膨らませて、一つ一つを丁寧に色を変えながら塗っていく子が何人もいました。実に根気のいる作業ですし、「より良い作品をつくりたい」という願いを持ち続けなければいけません。これも、自画像と一緒で、自分と向き合えないとできないことです。
現代の子どもたちは「リセット」したり、遊ぶグループを変えたりひとりで遊ぶことにしたりできます。できないことがあっても、逃げたりごまかしたりしてもなんとなく生きていける世の中です。しかし、これから先の未来には、答えのないような問題が山のようにこの子たちには降りかかってきます。そうした中で、難しい、面倒くさい、恥ずかしいと言っていい加減にするか、真摯に向き合うかによって、これから先の「幸福度」は違う気がします。
そうした状況で、1~5枚の写真のような子どもたちの姿は「学ぶ」力、つまり学力を身に付けていることがわかります。本校はこうした「学び」を子ども自身が自分事として取り組むことをめざしています。そのためには、6枚目のような教員の「温かさ」が必要だとも考えます。
およそ1月経ちました。子どもが自分自身で「学び」を創る、切り拓く姿が見られるようになってきました。
5、6年生は、黒のマジックでまず一筆書きのように線を引き、そのあとに思い思いの色を塗っていくという図工の活動です。黒の線を好きなように引いたものの、色を塗るにあたって、その線からイメージするものが見当たらなかったり、形の違う一つ一つに色を変えることに面倒くささがあったりする活動でもあります。そのなかで、自分のイメージを最大限に膨らませて、一つ一つを丁寧に色を変えながら塗っていく子が何人もいました。実に根気のいる作業ですし、「より良い作品をつくりたい」という願いを持ち続けなければいけません。これも、自画像と一緒で、自分と向き合えないとできないことです。
現代の子どもたちは「リセット」したり、遊ぶグループを変えたりひとりで遊ぶことにしたりできます。できないことがあっても、逃げたりごまかしたりしてもなんとなく生きていける世の中です。しかし、これから先の未来には、答えのないような問題が山のようにこの子たちには降りかかってきます。そうした中で、難しい、面倒くさい、恥ずかしいと言っていい加減にするか、真摯に向き合うかによって、これから先の「幸福度」は違う気がします。
そうした状況で、1~5枚の写真のような子どもたちの姿は「学ぶ」力、つまり学力を身に付けていることがわかります。本校はこうした「学び」を子ども自身が自分事として取り組むことをめざしています。そのためには、6枚目のような教員の「温かさ」が必要だとも考えます。
およそ1月経ちました。子どもが自分自身で「学び」を創る、切り拓く姿が見られるようになってきました。