阿用小学校


終わりが近づきました

2023-07-19 16:51:26
 今日の昼休みに健康委員会主催のフレンド集会を実施しました。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したものの、様々な感染症が流行していましたので、安全管理上「延期」を何度もさせてしまっていました。健康委員会のメンバーにとっては「やっと、やらせてもらえた。」というところでしょう。2枚目、3枚目の写真は、「新聞ゲーム」をしている様子です。1番初めは新聞紙1枚の上に二人が立ちます。じゃんけんで負けると、新聞を半分に折らなければいけません、負け続けていくと、新聞の面積が狭くなり、2人が立つ場所はだんだんとなくなっていきます。3枚目の二人のように、おんぶをしなくてはいけません。個人情報の関係上、もっと楽しそうな表情だったり、仲睦まじい様子だったりする写真を紹介できないのが残念です。初めにペアになったのですが、ほとんどのペアが違う学年同士だったこと、負けたチームが残っているチームを応援していることなど、本校の子どもたちの「心の解放」ぶりがたくさん見られました。
 1学期が終わろうとしています。4枚目の写真は、今月の詩の暗唱が合格した時の「合格証」です。今日だけでも、13名の子どもが言いに来ました。「校長先生、出張が多すぎです。いつもいないじゃないですか。」と言いながら校長室に入ってくる子、「ここまで遅くなったから、完璧ですよ。」と自信満々の表情で入ってくる子、「まだ覚えていないんです。」と自信なさそうに入ってきて、すらすら言って笑顔で帰っていく子、様々です。自分の覚えるタイミングや自信の度合い、学校行事等の忙しさと校長の出張具合を調整しながら、毎月「今月の詩」の暗唱を言いに来る子どもたち、頭が下がります。健康委員のメンバーでまだ合格していない子が「まだまだ忙しいので、明日にかけます。」と言って、フレンド集会の準備に行きました。明日待っています。
 5枚目の写真は、学期末の風物詩です。ほとんどの子が、この子と同じような「重装備」で帰っていきました。6枚目の写真は、硬筆書写コンクールの1年生の作品の一部です。あまりにも「つ」がうまく書けていて、写真を撮りました。忘れてはいけないことは、1年生は4月からひらがなを学んだのです。よく集中して、この作品をつくりだしたと思います。担任も子どもたちも、粘り強くがんばったと感慨深くなりました。

取り組んだ意味の価値づけ

2023-07-18 16:23:39
 先週の地区児童会で、登校時間の調整を図りました。8時に学校に到着するように、それぞれの登校班の集合時間を設定していましたが、だんだんと体力がつき、前提的に早く学校に到着するようになっていました。そこで、各登校班の班長を中心に、今までの学校の到着時間から、それくらい集合時間を遅くすればよいのかを考えたようです。チャレンジ1日目は、遅くなったのですが、まだ全体的にははやく到着したようです。「班長、今日は7時50分だったから、あと7、8分は遅くしてもいいんじゃないかな。」などと話しながら児童玄関に入っていく登校班もありました。1枚目の写真は、先週の金曜日の様子ですので、チャレンジ3日目です。8時くらいに到着できるようになっています。ご家庭のご理解・ご協力もあってのことだと思いますが、子どもたちの調整力は素晴らしいと感心しました。そして、2枚目の写真は、登校後の水やりと収穫物確認作業を終えた子どもたちの様子です。従来だと、ゆったりとできていました。しかし、到着時間が変更になったので、どのようにすれば、朝の準備の時間に間に合うのかを考えたようです。この子たちは、「走る」という選択をしました。ほかの学級では、「分担」を考えたようです。こうした、時計を見ながら、生活を調整する力、大人になっても重要です。最近叫ばれている「働き方改革」の本丸でもあるでしょう。
 3枚目の写真は、2年生の生活科の様子です。自分たちで育てた野菜を使ってのカレー作りです。担任は、黒板に作業の流れを書き、そのあとはひたすら見守りを行っていました。野菜の切り方は、家庭で聞いて「特訓」してきたようです。カレーにつきものの「焦げる」こともなく、おいしくできあがりました。自分たちが、熱い中も必死に水やりなどのお世話をしたこと、家庭で聞いたことが報われた瞬間だったと思います。4枚目の写真は、先週金曜日の給食の一品です。今の3年生が、2年生の時にお世話になった方々に、自分たちがつくったオクラの種を配りました。それを給食センターで育ててくださって、給食に入れてくださったようです。絶品でした。一つ一つ、きれいにラッピングして、メッセージを書いた甲斐があったと思います。5枚目の写真は、1年生の終礼時の様子です。「先生、ぼく着替えを1分でできるようになったよ。速くなったよね。」という声が聞こえてきました。着替え中の姿はお見せできませんので、ランドセルだけを紹介します。自分の着替え等の準備にかかる時間をしっかり管理できるところも素敵です。
 6枚目の写真は、3年生のローマ字の学習の一コマです。一字ずつ、ローマ字表から探しては、ノートに書き写す作業をしていました。夏休みに、しっかりと取り組めば、3~5枚目のような、「がんばった甲斐があったわ。」が味わえると思います。そのためにも、夏休みという長い時間のなかで、ほかのやりたいこと、やらなければならないことを調整していく必要があります。大丈夫です。1~2枚目のような、時間管理がしっかりできる子どもたちですから。

「夢」を追うこと

2023-07-14 16:19:44
 先日から、本校の掲示は「ブルー」になっていました。それは、「スサノオマジック」の選手の方が来校されるからです。1枚目の写真のように、選手の名前、出身地等を2年生の子たちが一生懸命にインターネットで調べて書いたものを掲示したり、2枚目の写真のように「貴重な」バスケットボールを展示したりしていました。
 5時間目には、5、6年生が「夢授業1」として、バスケットボールとの出会いやプロ選手になるまでの苦労や努力についてお話しいただきました。教職員までもが食い入るように聴くほどの「熱い」話だったようです。子どもたちは「夢を実現させるために、『いま』何をすればよいですか。」「挫折しそうなときにはどうすればよいですか。」など今の自分がすべきことや、想定されることと照らし合わせて聴いていたことを伺える質問がたくさん出たようです。それに対し、お二人は「まっすぐ」に応えられ、子どもたちはストンと心に入っていったようです。6時間目は、「夢授業2」としてドリブルリレーやフリースロー対決、試合などを行ったようです。実際にプレーしたのは5、6年生でしたが、1~4年生は「ブースター」として応援をしていました。うれしいとき、悔しいとき、しっかりと感情を示される選手のみなさんの姿を見て、5、6年生の子どもたちもだんだんと「選手」のような姿になっていったようです。1~4年生の子どもたちも、ただプレーを見ているだけなのですが、6枚目の写真のように「自分事」として一喜一憂していました。ある子は「恋してしまった。」と涙が止まらなくなってしまっていました。
   「夢」を持ち、その実現に向かって突き進んでいくことは、とても素敵なことですが、反面とても難しく苦労のいることです。しかしながら、自分が決めた、そして自分が時間も疲れも忘れるくらい没頭することができるということは幸せなことだと思います。「夢」=職業ととらえがちですが、そんな固い考えを持っていては、生きることが窮屈になると思います。「明日(来月、来年)~になれるといいな。」ということだって、立派な「夢」です。それに向かって工夫したり、挫折したり、それを乗り越えたりすることは幸せな生き方だと思います。そうした「幸せな」生き方に今日は出会えたと思います。実は、1~4年生の子どもたちが着ているユニフォームは、本校職員の「自前」です。何を隠そう、熱烈な「ブースター」です。彼らも、「スサノオマジック」がよりよいチームになってもらうために、少々疲れていても、とても忙しくても応援に出向きます。これも「夢」を追うことだと思います。我々大人は、こうした「夢」を追う、素敵な存在になっているのかと、子どもたちの選手たちを見つめるキラキラした眼を見て感じてしまいました。

いろいろやってみて、考えてみて

2023-07-13 15:37:45
 今日1年生の教室をのぞくと、算数の「てえぷでながさをはかろう」という学習を行っていました。自分のお気に入りの場所の長さを紙テープで測り、みんなで比べてみる活動です。始めると、それぞれが思い思いの場所に散らばり、紙テープを伸ばして、端から端を決定して、紙テープをはさみで切っていました。場所によっては、1年生の子どもの両腕を広げたくらいでは届かないほどの長さのところもあります。「ねぇ、なっがーい(おそらく『長い』の最上級)ところは、協力したほうがいいんじゃない。」という提案をする子がおり、さっそく呼ばれて「お助けマン」となっていました。切る時に、はさみで切ることに気がいってしまい、端っこに紙テープが届いていない(3枚目)というおちゃめなところもありました。恐らく、これから「長さ比べ」を真剣にしていくうちに、「両端をそろえなくちゃ」ということに自分自身か友だちが気づいていくと思います。先に大人が言ってしまうと、きっと生涯にわたって身につかないことになります。
 4枚目の写真は6年生の社会科の授業の風景です。奈良の大仏の目が1メートル、重さが380トンなどという数字を知って、子どもたちは「でかいなぁ。」「こんなに大きな大仏なら協力しないとできないんじゃないかな。」「いや、聖徳太子のころからずっと『天皇中心の政治』が強化されていったんだから、きっと強制だよ。」という「問い」が生まれてきました。当然、本時間のめあては「聖武天皇の大仏づくりは強制的かどうか確かめよう」ということに子どもたちが決定していきました。「バタフライチャート」という思考ツールを使って、教科書や資料集の資料の事実を「とても進んで協力した」「協力した」「いやいややった」「強制的にやらせられた」という4段階に分けていく作業をしていきました。「あれ?強制的だと思っていたのに、協力しようとしていると考えられることが書いているなぁ。」などと、事実を2つの視点で振り分けていくうちに、「先生、どちらかということじゃないんじゃないかな。」という意見が段々と出てきました。当時の社会的な状況を整理していくと、伝染病や反乱、凶作などの社会的な不安がある中、人々の安定した社会への願望が浮き彫りになってきました。また、銅などの材料が全国から「寄付」という形で集められたことなどから、天皇を中心に、よりよい社会を築いていこうとする体制が整ってきたのではないかと感じ始めました。時間の関係で、再度、「強制的なのか協力的なのか」の立場表明をしませんでしたが、事実に基づいて自分の考えを明らかにすることの楽しさや難しさを知ったのではないかと思います。

子どもに委ねること

2023-07-12 16:40:29
 今日5年生の教室をのぞくと、1枚目の写真のように、数名の子が教室から突然出ていきました。何かと思ってみると、2枚目の写真のように、廊下の窓を必死に閉めていました。突然の豪雨で、廊下が水浸しになることを予想して、担任が言う間もなく、ほかの学級の窓も閉めていました。といって、ほかの子は、当たり前のように授業に集中して、個々に学習を進めていました。
 2年生教室へ行くと、「ごめんね。僕のために」「いいよ。困っているんだから」という会話が聞こえてきました。3枚目の写真です。図工で使った水入れがこぼれてしまったようです。数名の子が、自分がこぼしたかのように一生懸命拭いていました。「ごめんね。」と素直に言える子も素敵ですが、当たり前のように拭く子も素敵でした。その後、大掃除があったのですが、また2年生から心温まる「思いでしょ。持つよ。」「ありがとう。」という会話が聞こえてきました。みると、3枚目の写真で、水入れの水をこぼした子ではありませんか。やさしいことをしてもらったことの恩返しを当たり前のようにやっていました。
 その後、4年教室に行ってみると、教室の大掃除中でした。教室内のものをすべて廊下に出して、一心不乱に教室の床を拭いていました。担任は「もういいよ。やめようよ。」と言っていましたが、子どもたちは「もう少しきれいにしたいです。」と嬉しそうに雑巾がけをしていました。ふと掲示物を見ると、先日からの社会科の学習のまとめの「作品」が貼ってありました。どのようにしてごみとかかわっていくのかを一人ひとり書いていました。6枚目の写真のように、「ゴミを減らすこと」を「夢」としてとらえ、具体的に自分は何をしていくのかを説明した「作品」がたくさんありました。先日のごみ処理場の見学から、一気に「自分事」として社会をとらえていった子どもたちらしい「夢」を目の当たりにしました。
 今日紹介した子どもの姿は、ほとんど担任等の大人の指示がありません。子どもたちは、案外、そのほうが、しっかり考え、自分事として動くのではないか、と考えさせられる出来事でした。