響きあうことの「心地よさ」を味わう
2023-03-10 16:16:10






今日の朝自習は、1、2年生、3~6年生に分かれて卒業式で歌う曲の歌唱練習を行いました。写真1、2枚目は3年生以上の練習の風景です。各学年で朝自習や音楽の時間を使って練習してきました。昨日紹介した5年生にとっても、練習の成果が試される場となりました。始まると、5年生が昨日は、曇りがちだったのに今日は「よしよし」という表情をしていました。3、4年生は、アルトの旋律が聞こえてきて、「ハーモニー」を感じて、心地よさそうに歌っていました。繰り返すごとに、心地よさが増すのか、より一層きれいな歌声になってきました。歌声の響きあう体育館には、朝からとても温かい雰囲気ができていましたので、職員室にいた他の教職員が思わず聞きに来るくらいでした。
3枚目の写真は、1年生の国語のペアでの音読の様子です。段落ごとに、交互に読みあっていました。これは、意外と難しいことです。声を出して読むほうよりも、目で文字を追いながら友達の読んでいる文章を聴く、そして友達が読み終わった瞬間に自分が読み始めるという作業です。宿題等で、音読をご家庭で聞いてもらったりしていると思います。そこで身に付けたことを、ペアである2人がうまくできると「心地よさ」を味わうことができます。
5、6枚目の写真は、4年生の理科の学習の様子です。「モーターが速く回したい」という願いのもと、乾電池を1個から2個の「並列つなぎ」「直列つなぎ」にするとモーターは速く動くようになるのか予想を立てていました。全員が、どちらのつなぎ方も乾電池が2個になるのだから、「当然」速くなるに違いないという予想を立てました。実験後、その「当然」が成り立たないことに疑問を感じた子どもたちは「なぜ直列だけ速く動くのか」を考えていました。6枚目の写真は、「直列つなぎ」が速くなる理由を体の生理現象を例に説明していました。子どもたちはなんとなくわかったようで、「うんうん」と言っていましたが、一人の女の子が「わからん」とつぶやきました。我にかえったように、ほかの子たちも「そうだ、わかるようでわからないな。」と言い出しました。この後、様々な子たちが説明をしていったようです。「疑問」と「わかりたい気持ち」と「~ではないのかという予想による説明」との攻防戦への「心地よさ」を感じていました。
やはり、こうした様々な「響きあい」が見られるのが、学校ならではだと思います。6年生にとっては、こうしたことを小学校で味わえるのはあと1週間限りとなりました。だからこそ、より一層大切にしたいものです。
3枚目の写真は、1年生の国語のペアでの音読の様子です。段落ごとに、交互に読みあっていました。これは、意外と難しいことです。声を出して読むほうよりも、目で文字を追いながら友達の読んでいる文章を聴く、そして友達が読み終わった瞬間に自分が読み始めるという作業です。宿題等で、音読をご家庭で聞いてもらったりしていると思います。そこで身に付けたことを、ペアである2人がうまくできると「心地よさ」を味わうことができます。
5、6枚目の写真は、4年生の理科の学習の様子です。「モーターが速く回したい」という願いのもと、乾電池を1個から2個の「並列つなぎ」「直列つなぎ」にするとモーターは速く動くようになるのか予想を立てていました。全員が、どちらのつなぎ方も乾電池が2個になるのだから、「当然」速くなるに違いないという予想を立てました。実験後、その「当然」が成り立たないことに疑問を感じた子どもたちは「なぜ直列だけ速く動くのか」を考えていました。6枚目の写真は、「直列つなぎ」が速くなる理由を体の生理現象を例に説明していました。子どもたちはなんとなくわかったようで、「うんうん」と言っていましたが、一人の女の子が「わからん」とつぶやきました。我にかえったように、ほかの子たちも「そうだ、わかるようでわからないな。」と言い出しました。この後、様々な子たちが説明をしていったようです。「疑問」と「わかりたい気持ち」と「~ではないのかという予想による説明」との攻防戦への「心地よさ」を感じていました。
やはり、こうした様々な「響きあい」が見られるのが、学校ならではだと思います。6年生にとっては、こうしたことを小学校で味わえるのはあと1週間限りとなりました。だからこそ、より一層大切にしたいものです。