継続は力なり ブラッシング指導
2022-10-27 18:55:19






今日の2~4校時に、歯科衛生士さんにお越しいただき、勤務ブラッシング指導をしていただきました。まずはじめに、1、2年生は「6才臼歯について」、3、4年生は「乳歯と永久歯について」、5、6年生は「歯肉炎について」の話を歯科衛生士さんから聞きました。その後、染め出しを行いました。子どもたちの多くは、「2回目の歯科検診を受けて、しっかり歯磨きしているよ」という気持ちをもっていたと思います。それが、染め出し液を口から出すと、「あれ。真っ赤だな。」、「奥は白いけれど前は赤いな。」などと、磨いているはずなのに赤いことへの驚きや、自分の磨き方への不信感などといった気持ちがみられる子が多くいました。中には、「見てみて。私白いよ。」と自慢する子もいました。そうした、ほとんどの子が「しっかり磨いているつもりで、磨けていなかった」ことにショックを受けている子、自分の頑張りが白い歯として表れている子といる中で、担任は「しっかり鏡を見て、自分の歯の赤いところをワークシートに書きましょう」と言います。ある担任は、「つまり自分をしっかり見つめるということだよ」と加えます。口の隅々までを、手鏡をうまく使いながら点検して、ワークシートの歯の図に、自分の赤かった部分を書いていきます。テストの間違ったところを改めて書き出すような作業ですが、じっくりと自分の「できていないところ」を見つめて、今後に生かそうとする気持ちがわかるくらいに真剣でした。そして、「もう白い歯にしたい」という願いを強くしていきます。歯科衛生士さんから、歯ブラシはペンの持ち方で、歯の形や並び方に合わせて、細かく優しくブラッシングするように指導されます。ある子は、待ちきれなくて歯ブラシを口に入れながら説明を聞いていました。
その後、染め出し液のついた歯を、3分間で磨きます。磨いていくうちに、だんだん白くなり、ざらざらした表面がつるつるになっていきます。磨いたぶんだけきれいになるので、やりがいが感じられ、どんどん進んでいきます。しかし、なかなかきれいにならない歯もあります。すると、「なかなかきれいにならないのは、ずっと磨いていなくて、むし歯のもとになるプラークがこびりついているからだよ。今の3分では簡単にきれいにならないかもしれません。」などと言われるので、強く、早く歯ブラシを動かせてしまいます。すると、「細かく、優しく『シュッ、シュッ』って軽い音で磨きましょう」と言われます。ほとんどの子どもは、今日の1回ですぐ歯がきれいにならないことを実感します。「あぁ、これを毎日やっておけば」とつぶやく子がいました。
本校は、「歯と口の健康づくり」として、歯磨きなどを通して、自分自身で歯や口が健康になるような取り組みを行っています。そこで、子どもたちは、どのようにすれば健康な歯と口を保つことができるのかを多く学んできています。歯磨きの仕方も学んできています。様々な知識や技能は身につきつつあります。後は、「わかっちゃいるけど」の壁を超えることです。
私たち教職員も、子ども自身がこの壁を越えられるように、「伴走者」として支えていきます。保護者の皆様も、ぜひご協力していただきたいです。例えば、夜の歯磨き後の「仕上げ」として、子どもの歯磨きの様子を見ていただければ幸いです。膝の上に頭をのせて、「あーん」。「今日は、〇〇の部分がうまく磨けてるね。眠いのに偉いね。」「あのね、今日ね。・・・」と会話が続くと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
その後、染め出し液のついた歯を、3分間で磨きます。磨いていくうちに、だんだん白くなり、ざらざらした表面がつるつるになっていきます。磨いたぶんだけきれいになるので、やりがいが感じられ、どんどん進んでいきます。しかし、なかなかきれいにならない歯もあります。すると、「なかなかきれいにならないのは、ずっと磨いていなくて、むし歯のもとになるプラークがこびりついているからだよ。今の3分では簡単にきれいにならないかもしれません。」などと言われるので、強く、早く歯ブラシを動かせてしまいます。すると、「細かく、優しく『シュッ、シュッ』って軽い音で磨きましょう」と言われます。ほとんどの子どもは、今日の1回ですぐ歯がきれいにならないことを実感します。「あぁ、これを毎日やっておけば」とつぶやく子がいました。
本校は、「歯と口の健康づくり」として、歯磨きなどを通して、自分自身で歯や口が健康になるような取り組みを行っています。そこで、子どもたちは、どのようにすれば健康な歯と口を保つことができるのかを多く学んできています。歯磨きの仕方も学んできています。様々な知識や技能は身につきつつあります。後は、「わかっちゃいるけど」の壁を超えることです。
私たち教職員も、子ども自身がこの壁を越えられるように、「伴走者」として支えていきます。保護者の皆様も、ぜひご協力していただきたいです。例えば、夜の歯磨き後の「仕上げ」として、子どもの歯磨きの様子を見ていただければ幸いです。膝の上に頭をのせて、「あーん」。「今日は、〇〇の部分がうまく磨けてるね。眠いのに偉いね。」「あのね、今日ね。・・・」と会話が続くと思います。どうぞよろしくお願いいたします。