阿用小学校


49人がそろいました 入学式

2023-04-11 15:49:35
 本校の子ども、教職員が待ちに待っていた入学式を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策が緩和される中、本校の近況を踏まえ、参加人数制限やマスク着用をお願いした式となりました。
 6名の子どもたちは、少し緊張した表情でした。体育館という広い場所で、あったことがない人たちのいるところを歩くというのは、子どもたちにとって「大冒険」だったと思います。その中で、国歌斉唱の際の「後ろを(ステージのほう)向きましょう」という典礼の言葉に戸惑った1年生の6名は、「あれ?」という表情を見せました。その後、全校の子どもたちを見る子、隣のお友達を見る子、試しにいろいろな方向を向いてみる子がいました。そこで、6人で「あっ、ステージの方を見ればいいんじゃないのかな」という発見をして国歌斉唱に移ることができました。園の中で、「自分たちで考えることは大切」ということをじっくりと育てていただいていたことがよくわかる一コマでした。その後、一人ひとりの園での「得意なところ」を校長から紹介してもらい、うれしそうにうなずく子、照れくさそうに聞いている子など様々でしたが、園の先生方から教えていただいた一人ひとりのよさや強みを学校全体で知ることができました。
 学級に帰ってから、担任の紹介やこれからの学校生活についての説明を聞きました。最後まで、担任の目を見ながら話を聞いていました。また、地区の振興協議会より図書カードとともに、地域の皆様の「本を読んで、いっぱい学んで、楽しい学校生活を送ってほしい」という願いをいただきました。
 最後の写真は、子どもたちと校務技師が昨年度の秋から育てた一人一鉢です。今日の入学式が一番のメインイベントでした。校務技師が「ここまで、雪にも、急激な温度変化にも、無情な雨にも耐えて育ってくれました。」と我が子を見るようにプランターを見ていました。校務技師が、時間を忘れ、ピンセットを使ってひと花ひと花の手入れをして今日を迎えることができました。こうした「心」の一つ一つが、本日の入学式の温かい雰囲気になったと改めて感じました。
 1年生にとっては、初めて自宅から歩いて通う体験が明日から始まります。まずは、めげずに歩くこと、これが大きな「学び」かもしれません。

新年度 令和5年度が始まりました

2023-04-10 14:49:16
 今日から令和5年度が始まりました。1枚目の写真の子どもたちは、本校で1番初めに「おはようございます」と学校に向かって挨拶をした登校班です。地域の皆様に実施いただく「あいさつ運動」により、多くの地域の皆様も交えての新年度のスタートを切ることができました。
 始業式の前に行った着任式では、今年度新しく異動してこられた1名の先生をお迎えしました。そのあとの始業式では、昨年度のアンケートで「学校行事や授業で友達と協力して取り組むことが楽しい」と答えた子どもが本校はおよそ87%(市内小学校の平均に比べておよそ30%も多い)という結果を紹介しました。その結果を今年度はもっと良くするためのアイディアを校長が提案しました。子どもたちは真剣に聞いていましたが、やはり担任等発表の時の目の色は全く違っていました。今年度1年間、自分、そして子どもたちで、協力しながら授業を含めた教育活動を楽しくするためにがんばってほしいです。
 そのご、4~6年生は入学式の準備をしました。6年生担任から、「1年生と保護者のみなさんが『よし、この学校は安心できる』という式になるように準備をしてほしい」と言われ、昨年度の卒業式同様に、自分たちで考えて準備をしました。
 明日、天気予報は晴れのようです。2~6年生の子どもたちと教職員は、6名の新一年生さんの入学を待っています。

令和5年度が始まります お花と一緒に待っています

2023-04-01 00:00:00
 お花が満開です。みなさんが来るのを待っています。楽しみにしています。
 さて、問題です。3枚目の写真をみてください。何かがなくなっています。宿題です。

子どもたちのおかげです

2023-03-24 17:16:45
 今年度の修了式を実施しました。先週の卒業式で身に付けた、全員で集まった時の座り方、並び方、話の聞き方、集まり方を活用している姿を見るだけでも「この子たち、成長したなぁ」と感じさせてくれました。各学年の成長したところを校長から紹介すると、うれしそうに友達と目を合わせて微笑んだり、こちらを見てうれしそうに頷いていたりしていました。子どもたちが感じている成長と合致しているところが多いとうれしいです。
 今年度末の定期人事異動において、授業等でご支援いただいていた支援員の先生とお別れすることになりました。とても心が温まるかかわりをしてくださる先生でしたので、子どもも教職員もお別れすることが悲しくて仕方ありませんでした。しかし、感謝の気持ちを伝えるために、よりよい姿を見せて、修了式より素敵な声で校歌を歌いました。卒業式に引き続き、とても温かい式を創りあげることができました。
 今年度を振り返って、こうした「温かい」気持ちになれたことがとても多かったと思います。それは、子どもたちがやさしく、様々なことを自分事として取り組んできたからだと思います。こうした子どもたちのいる学校が本校であると、しみじみと感じられました。子どものおかげで、とても幸せな気持ちで1年間を過ごすことができました。そして、そのような子どもたちを毎日学校に送り出してくださったご家庭の皆様のおかげであることも痛感しました。1年間、本当にありがとうございました。4月10日には、心身ともに元気で会えることを楽しみにしています。

1年間の集大成

2023-03-23 17:25:28
 今日は、今年度最後の普通授業の日でした。昨日からいわゆる「お楽しみ会」を各学級が行っていました。職員室では、「あの子たちは、2時間の計画をしっかり立てるのかと思っていたら、びっちりみんなが楽しめるように企画していたんだよ」「『会で先生が準備するものは何か』と聞いて準備したものだけを用意したよ。それだけでうまくいくのか、わからないけれど、あるようにやるんじゃないのかな」という会話が聞こえました。
 義務教育は、子どもが自律・自立できることをめざして行うものですので、年度の最後に子どもたちが自分たちの考えたことを、折り合いをつけながら実施することができている姿が見られれば、1年間しっかり育ったとうれしく思います。「お楽しみ会」のほかにも「大掃除」も同じです。子どもたちが率先して行うことができるとよく育ったと誇らしいと思います。
 今日は、大東町内の給食を管理していただいていた栄養教諭の方、最後の給食でした。各クラスに回って紹介すると「残念だな。会えるといいな。」と別れを惜しんでいました。給食を毎日安全に運んでもらっている運転手さんとともに感謝する子どもたちがたくさんいたことも、「育っているな」とうれしくなる瞬間です。
 最後の写真は、2年生が「オクラの種」を感謝の気持ちを込めてくれたプレゼントです。渡すときにとてもうれしそうな表情なので、もらった人はどの人も「ほっこり」した気分になりました。これも、「この子たちと1年間過ごしてきてよかったな」とうれしく思う瞬間です。