心に染み入る体験 ここでしかできないこと
2023-03-03 15:20:20
今日の午後、今年度最後の全校お話会がありました。これは、「あよっこ読書クラブ」が全校の子どもたちに何冊の本を読み語りしていただく会です。このクラブは、平成18年度から始まり、本会のほかに各学級に毎週金曜日(年間24回)読み語りをしていただくボランティアの方の集まりです。子どもたちは、1冊目から食い入るように本を見つめながら、時にはつぶやくように応えたり、笑ったりしていました。その後、紙芝居をしていただきました。全校の子ども、教職員が集まり、同じ物語の世界の中に入っていく経験はとても気持ちがよいものです。特に、「ふっ」と笑った同じ瞬間に、ほかでも笑い声がした時、「あっ、自分と同じところがおかしいと思う人がいるんだな。」と安心します。逆に、友達の反応に「ほかの友達は、ここがおもしろいと思うんだな。」と新たな発見をすることもあります。
3枚目の写真は、昔話の紙芝居でした。「むかしむかし」は、話し上手な家族の誰かが、家族みんなを集めてこんなお話をしていたのでしょう。こうして、感じること・考えることの「同じ」「違い」を味わってきたのだと思います。それが、ラジオ、テレビと変化していくうちに、こうした「感じることや考えること」の共有化が家族でされにくくなってきたのかもしれません。いまや、スマートフォンなどの電子端末で「絶滅危惧」となりつつあるようです。
本校は、こうした人と人とがつながり、「心」の共有化ができる時間を大切にしていきたいと思っております。子どもたちは、1年間のお礼をかき、4枚目の写真のように送りました。およそ15年携わっていただいた方が今年度末でこのクラブから引退されます。5枚目の写真はその方へのメッセージです。今まで自分たちのために準備も含めて時間と心を使っていただいたことへの感謝を用紙いっぱいに書いていました。
6枚目の写真は、2年生の「ぼく私のすきなばしょ」についての発表会の様子です。一人ひとりが、自分のお気に入りの場所についてより分かりやすく伝えるために努力してきたことをだれもがわかっているので、一生懸命聞き入っていました。ここでも「心」の共有化が見られました。
3枚目の写真は、昔話の紙芝居でした。「むかしむかし」は、話し上手な家族の誰かが、家族みんなを集めてこんなお話をしていたのでしょう。こうして、感じること・考えることの「同じ」「違い」を味わってきたのだと思います。それが、ラジオ、テレビと変化していくうちに、こうした「感じることや考えること」の共有化が家族でされにくくなってきたのかもしれません。いまや、スマートフォンなどの電子端末で「絶滅危惧」となりつつあるようです。
本校は、こうした人と人とがつながり、「心」の共有化ができる時間を大切にしていきたいと思っております。子どもたちは、1年間のお礼をかき、4枚目の写真のように送りました。およそ15年携わっていただいた方が今年度末でこのクラブから引退されます。5枚目の写真はその方へのメッセージです。今まで自分たちのために準備も含めて時間と心を使っていただいたことへの感謝を用紙いっぱいに書いていました。
6枚目の写真は、2年生の「ぼく私のすきなばしょ」についての発表会の様子です。一人ひとりが、自分のお気に入りの場所についてより分かりやすく伝えるために努力してきたことをだれもがわかっているので、一生懸命聞き入っていました。ここでも「心」の共有化が見られました。
