「意欲的に」取り組むために ストーリーテリングと授業
2023-01-19 16:15:40
今日の2~4時間目に、「おはなしの森」の4名の方にお越しいただいて「ストーリーテリング」を行いました。子どもたちの「えっ」「なんだろう」という気付きや、想像力がわくような本を選んでいただきました。子どもたちは、笑い声を出したり、友達同士で顔を見合わせたりして物語の中に入り込んでいました。前にあるろうそくに火をともして始まり、消すことで終わるという流れです。ろうそくの火を消すときには、願いを思い浮かべるようです。そういう話を聞いた後に消す係になる子はやはり緊張しますよね。「おはなしの森」のみなさんとのお話で、本の世界に入りこむと、今まで見たことがない、経験したことがないことを体験できたり、新しい見方や考え方が生まれたり、ドキドキわくわくが生まれたりするとおっしゃっていました。しかし、我々大人も「せわしない」生活の中で、子どもと一緒に「ダジャレ」を言いながら会話を楽しんだり、森でぼーっとしたりすることがない中、本の世界に入り込めるほどの経験や語彙、そして心の余裕がない状況であるのが現実であるという話をされました。「この本は、〇〇文庫だから読まないといけません」ということでは、こうした新しい世界やドキドキ感は味わえないと思います。
3から5枚目の写真は、5時間目の3年生から6年生までの算数の授業の様子です。どの学級も、子どもたちが必死に説明をしていました。「だってね。」「なんで」などいうつぶやきがたまに聞こえながら、それにもこたえながら説明していました。頷いて聴くというよりも、自分の考えと比べながら、より深い考え方を見出そうという意欲をもって聞いていました。一人が発表すると次の友達が発表したそうにしています。双方とも、自分の言葉で説明したいという願いをもっています。こうした発表をしあい、聴きあいながら、学級全体の考えを広げたり深めたりすることができるために、「あれ」と思うような問題を設定したり、自分の立場を学級全体で表明したり、学級全体の疑問をあらかじめ作りだしたりする工夫を各担任がしています。
6枚目の写真は、2年生の図工の様子です。図工室に入ると「シャッシャッ」と石膏板を削る音しか聞こえませんでした。この子は、2学期に生活科で飼育していた水の生き物を見ている自分を描いていました。水の中の生き物や小石、水の中の泡などを細かく掘っていました。生き物を大切に育てたという自信とそれを表現してより多くの人に見てもらいたいという願いが重なり、これほどの集中力が生まれたと思われます。
真面目に良い姿勢で席について授業を「受ける」という考えではなく、自分事としてとらえて自分の願いや疑問のために友達とともに「解決」することが本校がめざす「学び」であることを示す1日だったと思います。
3から5枚目の写真は、5時間目の3年生から6年生までの算数の授業の様子です。どの学級も、子どもたちが必死に説明をしていました。「だってね。」「なんで」などいうつぶやきがたまに聞こえながら、それにもこたえながら説明していました。頷いて聴くというよりも、自分の考えと比べながら、より深い考え方を見出そうという意欲をもって聞いていました。一人が発表すると次の友達が発表したそうにしています。双方とも、自分の言葉で説明したいという願いをもっています。こうした発表をしあい、聴きあいながら、学級全体の考えを広げたり深めたりすることができるために、「あれ」と思うような問題を設定したり、自分の立場を学級全体で表明したり、学級全体の疑問をあらかじめ作りだしたりする工夫を各担任がしています。
6枚目の写真は、2年生の図工の様子です。図工室に入ると「シャッシャッ」と石膏板を削る音しか聞こえませんでした。この子は、2学期に生活科で飼育していた水の生き物を見ている自分を描いていました。水の中の生き物や小石、水の中の泡などを細かく掘っていました。生き物を大切に育てたという自信とそれを表現してより多くの人に見てもらいたいという願いが重なり、これほどの集中力が生まれたと思われます。
真面目に良い姿勢で席について授業を「受ける」という考えではなく、自分事としてとらえて自分の願いや疑問のために友達とともに「解決」することが本校がめざす「学び」であることを示す1日だったと思います。
