次につなげること、生かすことが「学び」
2022-12-15 17:00:00
1枚目の写真は、4年生の国語の授業の際の黒板です。私たち大人も1度は経験した思いが書いてありました。「漢字は覚えているけれど、テストになると…」という言葉です。大人になると、「学校で覚えたけれど、実生活になると…」というように変化するかもしれません。子どもたちは、この吹き出しの思いを少しでも解消するために熟語を使って漢字の広がりを理解しようとしていました。
2枚目の写真は、2年生の算数「かけ算」の活動です。ずいぶん「九九」を学んできましたので、問題を解いていました。例えば、「8mのリボンが7本あります。そのうち5本をつなぎました。つないだリボンは何m、でしょう。」という問題がありました。九九を学んだ子どもたちは「なぁんだ!簡単!」とは、なかなかいきません。数字が「8」「7」「5」の3つあるからです。九九は2つの数字なのに問題には3つの数字があります。加えて大きな壁として立ちはだかっているのが「何を聞かれているんだろうか」ということです。「九九は覚えているけれど…」です。これからたくさんの場面でかけ算を使ってみることで慣れてくるかと思います。
3枚目は1、2年生の体育の縄跳びの活動です。4枚目は4年生の書写「書初めに挑戦しよう」です。どちらも、冬休みの練習を通して、より一層うまくなるためには何を、どのようにすればよいのかを考えるための大切な時間です。ここで、「冬休みには〇〇を~時間くらいしよう」という見通しが持てることが大切な「学び」だと思います。
5枚目は、5、6年生の総合的な学習の時間「平和学習で学んだことを発表しよう」です。4月から修学旅行等で「出逢った」、「ひと・もの・こと」から平和について、現在の状況について、これから平和な社会を築くために自分がすべきことについて発表していました。残念なことに、現在、ウクライナ侵攻や東アジアの緊迫した情勢など、毎日のニュースで「平和」への危機感を子どもでも感じさせられる状況です。当たり前の生活ができることが平和だということを5、6年生が平然と言っていることに少し胸が痛くなりました。今後も、生涯学び続けるべき内容に真摯に向き合ってきた成果が見られました。
6枚目の写真は、1年生の子どもたちの様子です。先日、テスト終了後に数字やひらがなを順に追って線を結んでいって図を完成させるというプリントに取り組みました。1学期にも行ったのですが、少しバージョンアップして130までの数字を1からずっと追いながら線を引いたり、ひらがなを「あ、い、う…」と追いながら線を引いていきました。最終的にはクリスマスツリーなどが完成しました。今日、教室に行ってみると、自分たちで問題を作っていました。「ぼくが作ったのは難しいよ。〇〇ちゃん、後からやってみて」。こうした、「楽しい体験」を「自分のもの」にして、次に「つなげようとする」ことが冒頭の「覚えているけれど…」の解決の一つかと思います。
さて、冬休み。2学期での「学び」をどうすれば、「覚えたけれど…」にならないでしょうか。
2枚目の写真は、2年生の算数「かけ算」の活動です。ずいぶん「九九」を学んできましたので、問題を解いていました。例えば、「8mのリボンが7本あります。そのうち5本をつなぎました。つないだリボンは何m、でしょう。」という問題がありました。九九を学んだ子どもたちは「なぁんだ!簡単!」とは、なかなかいきません。数字が「8」「7」「5」の3つあるからです。九九は2つの数字なのに問題には3つの数字があります。加えて大きな壁として立ちはだかっているのが「何を聞かれているんだろうか」ということです。「九九は覚えているけれど…」です。これからたくさんの場面でかけ算を使ってみることで慣れてくるかと思います。
3枚目は1、2年生の体育の縄跳びの活動です。4枚目は4年生の書写「書初めに挑戦しよう」です。どちらも、冬休みの練習を通して、より一層うまくなるためには何を、どのようにすればよいのかを考えるための大切な時間です。ここで、「冬休みには〇〇を~時間くらいしよう」という見通しが持てることが大切な「学び」だと思います。
5枚目は、5、6年生の総合的な学習の時間「平和学習で学んだことを発表しよう」です。4月から修学旅行等で「出逢った」、「ひと・もの・こと」から平和について、現在の状況について、これから平和な社会を築くために自分がすべきことについて発表していました。残念なことに、現在、ウクライナ侵攻や東アジアの緊迫した情勢など、毎日のニュースで「平和」への危機感を子どもでも感じさせられる状況です。当たり前の生活ができることが平和だということを5、6年生が平然と言っていることに少し胸が痛くなりました。今後も、生涯学び続けるべき内容に真摯に向き合ってきた成果が見られました。
6枚目の写真は、1年生の子どもたちの様子です。先日、テスト終了後に数字やひらがなを順に追って線を結んでいって図を完成させるというプリントに取り組みました。1学期にも行ったのですが、少しバージョンアップして130までの数字を1からずっと追いながら線を引いたり、ひらがなを「あ、い、う…」と追いながら線を引いていきました。最終的にはクリスマスツリーなどが完成しました。今日、教室に行ってみると、自分たちで問題を作っていました。「ぼくが作ったのは難しいよ。〇〇ちゃん、後からやってみて」。こうした、「楽しい体験」を「自分のもの」にして、次に「つなげようとする」ことが冒頭の「覚えているけれど…」の解決の一つかと思います。
さて、冬休み。2学期での「学び」をどうすれば、「覚えたけれど…」にならないでしょうか。
