阿用小学校


「学び」の方法を増やす

2023-01-13 17:00:00
 今日3年生の国語の授業をのぞいてみると、とても楽しそうに活動をしていました。クリスマスについての詩をつくるために、「クリスマスといえば」と言ってイメージされることをどんどん書き上げていく「イメージマップ」づくりをしていました。どんどん「マップ」が広がっていく子もいれば、全く進まない子もいました。同じ「クリスマス」でも書いてあることが全く同じはずはありません。「プレゼント」をいの一番に書く子もいれば、サンタクロースやトナカイ、ツリーなどに興味が広がっていく子もいました。少しずつ友達の書いた「マップ」が気になっていきます。「えっ、どうして『プレゼント』をまだ書いていないの?」「私はそれよりも食べるほうかな」などと、それぞれの興味・関心、経験が「マップ」を通して見えるので、意見交換がしやすいようです。「マップ」が広がらなかった子も、友達の「マップ」を見て想像が広がっていきました。
 2枚目は3年生の「イメージマップ」です。3枚目は6年生のものです。活動範囲や読書など、さまざまな経験が広がっていきますので、このようにたくさんのことが書けるようになっていきます。さらに、これを整理しながら、分類をしていくようになっていくと、「ひと・もの・こと」の見方がより一層深くなっていくと思います。5、6年生は、冬を俳句で表す活動でした。冬といえば「雪」「白」・・・といった固定観念がどれだけ広がっていくのか楽しみです。
 1年生の算数の授業をのぞいてみると、「46」を10や1のまとまりで表す活動を行っていました。2人で声をそろえて、「10のまとまりが4つで40、1のまとまりが6、あわせて46です。」といっていました。5枚目の写真は、「ぼくが作ったのは数字でいくらでしょう」という問題を作っていました。やはり、こうした「指」「手」「腕」と「心」を動かしながら、「数」を感じることはとても重要だと思いますし、こうやっていったことが、お買い物で「46」円を払うときに生かされていくのだと思います。6年生では、「2+3」を使った式を考えていました。「20+30(10を1つのまとまりとして)」「0.2+0.3(0.1を1つのまとまりとして)」と、〇〇をまとまりにして考える方法を学んでいました。その後「3200+500」や「327+673」といった〇〇をまとまりにして考える方法を使ってより簡単に計算するコツを考えていました。1年生の10のまとまりを使って数える経験で得た「数」の感覚が6年生になっても必要だということです。
 いずれも、黒板に書かれたことをノートに写す、担任の質問に応えるといった「学び」の方法とは違った、大切な「学び」の方法を学んでいると思います。
 

新たな目標の設定を

2023-01-11 17:22:29
 昨日から3学期が始まりましたが、学校のところどころに「新年」らしい掲示等があります。昨日の始業式では、「うさぎとかめ」の昔話を通して、「相手に勝つ」ことや「できなくて恥ずかしい」などの誰かがいることで頑張ることよりも、今の自分より新しい自分がよりよくなるように、方法をしっかり考えて頑張っていく大切さについて校長が話しました。
 2年生の教室では、まず生活科で「もうすぐ3年生、今までで自分が大きくなった、できるようになったことは?」を考えていました。計算ができるようになったなどのこともありますが、家族とのかかわり方について変化していったことも発見していた子もいました。自分の成長をみる素敵な視点を発見していると感心しました。
 午後には、4年生教室、5・6年生教室では、新年の決意の発表をしていました。どの学年の新年の決意も見ていますが、やはり高学年になる、中学生になるという子たちの決意は非常に深い内容でした。今後の生活を考えると、自分の性格を少しずつ変えなければならないという意気込みが感じられました。恥ずかしがらない、計画性をもつ、積極的に取り組むなど、今までもずっと目標として立てていたことができないのは、やはり性格ではないのかという結論に至ることは、非常に難しいことだと思います。これまでの「新年の決意」などの生活や学習の目標を思い返しながら考えたのだと思います。中には、発表している最中に、より新しい決意や実現のための方法を思いつき、「アドリブ」で文章を変える子もいました。
 昨日、卒業生がきてくれました。そこで、「中学生になってみて、『あぁ、小学校の時にやっておけばよかったなぁ』ということは何?」と聞いてみました。真剣な表情でたくさん教えてくれました。① 学習したことは必ず家で復習すること。わからないところを放っておくとそれが増える一方だから。② 家庭学習の癖は絶対つけておくこと。部活動が始まると帰宅すると疲れて眠りたくなる。それに打ち勝つには、小学生から癖をつけておく必要がある。そして、③ 何事も全力に取り組むこと。これは小学校で自分たちが「とことん」させてもらってわかったこと。といった3つはとても印象に残りました。恐らく、この子たちも目標設定と実行、振り返りの繰り返しでこんな大切なことがサラッといえるようになったのだと思います。
 来年度入学する子たちの通っているこども園、保育園に文書を持っていきました。「もう入学が近くなって~」とどの園でもお話しされました。きっと、「小学生になるには…」とこの子たちも目標を立てているんだろうな、と思いながら聞いていました。

うさぎ年 スタート

2023-01-10 17:00:00
 今日から3学期が始まりました。今日は、毎月行ってもらっている「あいさつ運動」のため地域の方々にお越しいただき、子どもたちを迎えてくださいました。「なんと、早くから登校するね。」「とっても大きな声であいさつをするね。それもあんな遠くから!」などといった、子どもたちの元気のよい姿に対してのコメントをおっしゃっていました。「いくら大雨、大風でも雪が降っても、本校の子どもはあいさつを大きな声でできますよ。」と教職員が応えていました。
 子どもたちにとって友達に出会えることこそが、学校の1番の楽しみです。3枚目、4枚目の写真はその一コマです。ご家庭できょうだいやいとこなどの親戚とのかかわりがあったかもしれませんが、やはり気心知れた仲間に出会うことは楽しいようです。いつも以上に楽しく明るい声が各教室から聞こえてきました。それと同時に、それぞれの学級では、新学期、新年に向けての目標を考えていました。5、6年生の教室では、あと何日で中学生、最高学年になるのかをカレンダーを使って数えていました。「たった」ということがわかっていくにつれ、がんばらねばという気持ちとさみしい気持ちがわいてきたのではないかと思います。1、2年生も「なぜそのような目標にしたのか」「それが実現するためにはどうすればよいか」を含めて考えていました。
 全国的に、新型コロナウイルス感染症が拡大しているのに加え、インフルエンザも流行しつつあります。そういった中で、新学期早々、とても明るく元気に登校している子どもたちを見ると、非常にうれしくなります。一つは、残り少ない今年度の学校生活を余すことなく、全力で成長しようとしているエネルギーを子どもたちがあらわしていることです。もう一つは、保護者の皆様がご家庭でしっかりと子どもたちを見ていただき、心身ともに健康になるよう、心と体の栄養をたっぷり子どもたちに注いでおられることをあらわしていることです。
 あと数か月となりましたが、今後ともよろしくお願いいたします

突然の終業式

2022-12-22 16:35:32
 今日ある学級をのぞいてみると、こっそり担任の先生へのお礼の手紙を書いていました。日頃感じていることを鉛筆から煙が出るくらいの速さで書いていました。しかし、先生に思いを伝えるために自分が思う1番の丁寧さで書いていました。書写の学習でしたが、やはり相手意識や課題意識を持っていくと、こちらが指導しなくても、「よりよくしていこう」という姿勢で取り組むことがよくわかりました。
 2学期が終わるにあたって、各学級が様々な「終わり方」をしていました。2学期の振り返りをしているところ、学級を丁寧に掃除しているところ、自分たちが考えた「ゲーム」をみんなで楽しんでいるところ、仲良しになりたい学年を招待して「大運動会」を開催しているところ、家庭科を利用して自分たちで調理をしているところなどでした。
 どの学級の担任も、「明日は、2学期の頑張りを共有して、今後取り組んでほしいことを明確にしよう」という思いで、午前中の学校生活を送っておりました。
 その後の天気予報や、町内の小学校の状況、そして本校の子どもたちの健康状態を考えると明日は臨時休校にすべきだと判断することとしました。
 そこで、少し計画を短縮しながら、明日行うつもりだったことを伝えていました。5時間目終了後に終業式をリモートで行いました。子どもたちは、落ち着いて、自分たちの取り組んできた2学期について振り返り、3学期以降に何をすればよいのかを考えていこうという気持ちになっていったと思います。
 教職員全員は、こうした突然の変更によって、子どもたちが「うきうき」「はらはら」せずにしっとりと冬休みを迎えてほしいという願いを持って午後からの活動に臨みました。子どもたちは、しっかりと私たちの思いに応えてくれたのではないかと、下校の様子を見て思っております。
 保護者、地域の皆様、2学期も大変お世話になりました。冬休み中も、どうぞ子どもたちのことをよろしくお願いいたします。

読書をしてもらいたい という願いで

2022-12-20 18:00:00
 20日の昼休みに「図書館わくわくタイム」として、文化委員会が集会を開きました。初めのあいさつで「最近は、図書館に行く人が決まってきました。もっとたくさんの人が来るようになるためにどうすればよいかを考えました。」という願いを発表しました。そのために、大きな絵本を用意して読み語りをすることにしたようです。何週間にもわたり業間や昼休みを削って練習を重ねた成果を、聞き手である全校児童の反応を見ながらしっかり読んでいました。中には、ほとんど文章を覚えていて、聞き手に語り掛けるように読んでいる子もいました。読んだ後にはクイズや振り返りなどの本の内容に迫れるような活動を取り入れる工夫をしていました。
 次の日、つまり今日、2年生と4年生の国語の授業で本の紹介をする活動をしていました。2年生は、今までも学級文庫にある本で、自分が気に入ったページに「〇〇のところがおもしろいよ」などといったコメントを付箋に書いて貼るようにしてきました。その中の、ベストを選んで今日は紹介していこうとする活動でした。紹介したい本の内容にあった形に切った台紙を用意して、本の題名、作者とともに今まで書いたコメントの付箋を貼っていました。「これもおもしろかったんだよなぁ。」「これは、〇〇のところがね。」などとつぶやきながら取り組んでいました。
 4年生は、友達に紹介したい本の「キャッチコピー」と「あらすじ」を1枚の「パンフレット」にする活動でした。担任は、「みんなが『読みたい』という気持ちになるように書かないとね。」と相手意識を持たせながら、子どもたちに見通しをもたせていました。しかしながら、「あらすじ」を短く適切に書くことさえ難しいことがだんだんとわかっていきます。「主人公の〇〇は、まず初めに…」と書き出すと、1枚のパンフレットでは収まり切りません。「キャッチコピー」はなおさらです。横から「全校児童が涙。感動の主人公の旅。」とか「あなたにとって〇〇とはなんですか?」といった、映画でのキャッチコピーを紹介しますが、なかなかしっくりこないようで、不採用となってしまいました。少しずつ自分なりのものが見つかって、とてもうれしそうにしている子が増えてきました。その子たちは、やはり何度も読み返している子たちでした。
 「少し長くてわかりにくいけれど、ちょっと挑戦してみようかな。」というような軽い気持ちで構いません。こうした、委員会や学級での取り組みで紹介された本を読んでみてはどうでしょうか。