阿用小学校


今年度県内1番目開催の元気アップカーニバル  心に残る文化財子ども塾

2022-09-01 15:06:12
 今日は、30日に続いて業間体育を実施しました。校庭のグランド状況がよければマラソンでしたが、あいにくなわとびとなりました。今日の業間体育は、ひと味違い、島根県教育委員会保健体育課から指導主事に来ていただいた「しまねっ子!元気アップ・カーニバル(以下「元気アップ・カーニバル)に省略)」も併せて行いました。(「しまねっ子! 元気アップ・カーニバルの詳細については、島根県教育委員会保健体育課HP(https://www.pref.shimane.lg.jp/education/kyoiku/taiiku/tairyoku/genkicarnival/index.data/04carnivaljissiyoukou.pdf)
 本校は、令和元年度より「元気アップ・カーニバル」に応募し、県教育委員会の選考により、県内24校のうちの1校に選ばれています。今年度は、逆上がり補助具などを寄贈していただきました。従来から、業間体育で、自分の目標を決めてなわとびやマラソンに取り組み、その成果を蓮花寺登山マラソンやなわとび大会で披露しています。そうした、日常の取組の積み重ねで「より健康なからだづくり」が自分でできるようにと願っています。
 また、午後からは5,6年生は島根県埋蔵文化財調査センターの事業「心に残る文化財子ども塾」体験に参加しました。同センターと雲南市教育委員会の専門の方にお越しいただき、阿用地区を含めた日本の歴史をくわしくわかりやすく教えていただきました。まず、宮内地区で出土した土器などについて説明を聞いたあと、阿用地区の歴史を教えてもらいました。出雲風土記に記載されている地名の由来などから、当時の阿用地区の人々の暮らしを想像していました。その後、「和同開珎」のレプリカの作成、奈良の大仏の実物大を体育館で作成しました。教科書に書いてあることがぐっと身近になることで、たくさんの疑問が生まれていました。
 こうした県の事業を活用することで、子どもの学びが広がったり深まったりします。これらを、単発的なものにするのではなく、次の学びにつながるようにしていこうと思います。

夏休みの体験発表会 努力と発見の経験

2022-08-31 15:21:20
 今日、夏休み体験発表会を「あよっ子タイム」で行いました。各学年の代表が、夏休みに体験し感じたことを発表しました。
 〇 自転車に乗れるように、毎日暑い日でも頑張って練習すると決意し、実行したこと
 〇 警察体験に参加して、警察官の仕事を実際にやってみて、警察官になりたいと思ったこと
 〇 阿用川について調べ、水の色や水質について予想を立てながら調べ、水質がよくなるための濾過装置を作ったこと
 〇 県民会館でのピアノの発表会のために一生懸命練習したことで、当日落ち着いて演奏でき、自信がついたこと
 〇 交流センター開催の夏休み体験活動で「人工いくら」作りを教えてもらった松江高専の先生のように、知識等をたくさん教えられるようにしたいこと
 〇 松江の水郷祭の花火は、長いようで短く非常に感動した。恐らく2学期も長いようで短い。自分も花火のように素敵な2学期としたいこと
6名が、以上のようなことをしっかりと伝えました。
 その後、「本校恒例」の全校での感想の伝え合いをしました。どの子どもも、できるようになるために練習したことや疑問に感じたことや発見したことのために頑張ったり、この後頑張ろうとしていることに対して素敵だと思ったり、自分もがんばろうと思ったりしたことを伝えました。
 夏休み体験といえば、旅行したことなど日常では体験できないことのように思われますが、本校の子どもたちは、こうした日常での努力したことや発見したことをしっかりと言葉で表現する感性が培っているのだと改めて感じました。また、それを素敵と感じることができる聴き方も育っているとも思いました。
 たった30分でしたが、教職員を含め全校が温かい気持ちになれました。保護者の皆様が、夏休みにしっかりと「心のエネルギー」を注入してくださったおかげだと改めて感じました。ありがとうございました。

がんばるぞ!2学期の目標

2022-08-30 17:55:23
 2学期が始まり、3日目となります。どの学級でも、2学期にどのような姿になっていたいのか、そのためにはどのようなことを頑張らなければならないのかを考えました。1枚目の写真にあるように、本校でも2学期はたくさんの行事がありますし、校外活動を含めた様々な学習があり、「みのり」の多い日が続きます。自分のできるようになったこと(できなかったこと)や4月当初にめざしていた自分にどれだけ近づいたのか(近づけなかったのか)といった視点で1学期を振り返り、2学期の取り組み方について考えました。
 1学期にも「わかっちゃいるけどなぁ。」ということがあった場合には、具体的にいつ、どこで、誰と何をするのかを決めるとよいというアドバイスをしている学級もありました。また、2枚目、3枚目の写真のように決意に燃えて姿勢よく、黙々と書き続ける子どももいました。一人ひとりが考えている様子を見ていると、「この子はよくがんばっているのになぁ」と思うことを2学期も究めていこうとする姿が見られました。「〇〇ちゃん、それは学年や学校でも1番と思えるくらいに頑張っていたと思うよ」と声がけされるととてもうれしそうな表情を見せてくれました。
 目標を達成することも大切ですが、自分のよいところ、苦手なところを見つめ直して、なりたい自分を「発見」するだけでも素敵な学びだと思います。しかし、「〇〇くん、2学期の目標は丁寧に字を書くじゃなかったの」と言ってしまい、友だちに「〇〇くんは頑張っていることをわかってください」と逆に、「結果ではなく、取り組む姿勢が大切だ」と教えてもらいました。
 夏休み作品展を本日から開催しております。ぜひ、子どもの頑張りを見てやってください。
 

奉仕作業  学校をきれいにすること

2022-08-29 13:24:03
 昨日は、6時から親子奉仕作業を行いました。予定では8月21日でしたが、あいにくの天候のため延期としました。始業式同様、残念ながら全員参加とはなりませんでしたが、眠い目をこすりながら取り組みました。密を避けるため、子どもたちは例年行っていた畑の草とりをやめ、校庭や玄関前の花壇の草取りをしました。どの学年も与えられた場所をきれいにするために取り組んでいましたが、特に3年生の取り組み方がとても素敵でした。分担の場所がきれいになると、子どもたちで仕事を探したり、近くの教職員に「次はなにをしましょうか」と積極的に聞いていました。周りを見ながら、自分のすべきことをみつけて取り組むことは、始業式に校長先生が話した「発見」のひとつです。保護者の皆様の取組は、自分のすべきことをみつけだし(発見)、自分が持っている道具や技術や他の保護者の方と力を合わせて(努力、協力)、学校をきれいにしていかれました。
 実は、当日までのところで急な欠席などがあり、臨機応変な対応が必要がことがたくさんありました。PTAの役員の皆様が、ネットワークを駆使したり、お互いに相談し合ったりして当日を迎えることができました。子どもたちには、こうした保護者の皆様の取り組み方が、大切な「学び」であると伝えました。
 学校をきれいにしていただいたこととともに、子どもに「学び」の姿勢を見せていただいたことも、保護者の皆様には感謝いたします。また、学校周辺の地域の皆様には、早朝からお騒がせしたことをお詫び申しあげます。
 最後の写真を見てください。1学期と明らかに違うところがあります。みなさんお気づきでしょうか。手前味噌ですが、夏休み期間中、ツツジ等の樹木の剪定を炎天下、小雨の中、(ハチもたくさんいました)行いました。随分さっぱりしましたので、ぜひお気に止めて見ていただければ幸いです。
 

2学期が始まりました

2022-08-26 17:10:55
 今日から2学期が始まりました。新規の新型コロナウイルス感染者1000人台の日が続いている中で、夏休みとは言え、友だちと自由に遊ぶことができにくい状況だったと思います。そのせいか、いつも以上に登校後、友だちと楽しそうに話す子がたくさんいたように思います。教職員たちが、口を揃えて「背が伸びたんじゃない?」「何だか大人っぽくなったね」と子どもたちに話しかけました。子どもたちにとっては、毎日見ている「自分」なのであまり気がつかないのか、それとも照れなのか、興奮気味の教職員に比べると、トーンが低く「あぁ、ありがとうございます」という反応でした。
 始業式の後、各学級で夏休みの成果発表や、2学期の目標決めを行っていました。一人ひとりが工夫して、こだわりを持って過ごした夏休みの生活。たった数分で語れるはずがないのですが、うれしそうに話をしていました。また、2学期の目標を考えるにあたって、1学期のくらしや2学期の行事などから、自分が何をすればよいのか、どんな自分になりたいのかを考えていました。
 ここには載せられませんが、下校するときに1年生の2人の男子が、「いっしょにあいさつしようよ」といって職員室にあいさつに行きました。その後、何気なく、2人は手をつないで児童玄関まで歩いていました。やはり、学校は、このような「つながり」があるからいいですね。
 保護者の皆様、地域の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いします。