リモートによるPTA研修会を行いました。今年度教育の重点として取り組んできた「性の多様性に関する指導」のまとめとして、昨年度「島根のちょっこしLGBTQ相談室」を開設され、ご本人も当事者として、性の多様性をめぐる人権啓発に取り組んでおられる多賀法華さんに講師として来校いただき、講話をしていただきました。多賀さんは、「個人に障がいがあるのではなく、個人の周囲(社会環境)が障がいになっている。周囲の障がいを取り除いていくことが大切。」「LGBTQに限ったことではなく、固定観念にしばられず、一人一人の幸せは何かを追求していくことが、みんなの幸せにつながる。」といった話を、ご自身の経験に基づいて、具体的に話をしてくださいました。多賀さんの話のあとに、パネリストが自分の意見を述べたり、多賀さんに質問したりしました。各教室からリモートで参加した生徒たちは、多賀さんの話やパネリストの意見などから、しっかりと考えを深めることができたと思います。
本校では、「卒業生を送る会」「卒業証書授与式」を、生徒会によるパート活動により、生徒の手で準備し、創り上げていきます。今年に入ってから、2年生のみなさんを中心にパート長、副パート長を決定し、これまで準備を進めてきました。今日は全校パート説明会を行い、各パート長から仕事の内容についての説明を行いました。各パート長さんの説明や、それを聴いている1,2年生のみなさんの態度がとても立派で、卒業生のためにみんなで協力し、いい準備をしていこうという想いを全員でもつことができるすばらしい集会でした。生徒会を受いで以降、2年生のみなさんが頼もしく思える場面がますます増えてきました。新型コロナウイルス感染症の心配がありますが、みんなの想いをつないで、素晴らしい「卒業生を送る会」、「卒業証書授与式」になりますように。
第21回全国中学生創造ものづくり教育フェア創造アイディアロボットコンテスト全国中学生大会がリモートで開催されました。県大会、中四国大会を突破し、本校としても5年ぶりとなる全国大会出場を勝ち取った野中さん、中林さんのペアが、計測・制御部門で全国の壁に挑みました。障害物を置かないプログラムを選択する学校が多い中で、障害物をよけて課題をクリアするというプログラムで勝負した大東中でしたが、初戦でトーナメントで優勝した茨城県のチームに敗れました。しかし、障害物をよけたプログラムにチャレンジしたことや、その精度の高さが認められ、見事審査員特別賞を受賞しました。これは計測・制御部門の入賞にあたり、島根県勢として初めての快挙だそうです。東京に行けなかったのは残念でしたが、全国の舞台で、野中さん、中林さん本当によくがんばりました。
大東中学校は、雲南市のなかでも一番遅い、1月14日(金)に高速回線が開通しました。これにより、ようやく一人一台端末を使う環境が整いました。今週に入ってから、校長から全校生徒に、端末を活用して学習や教育活動の可能性が広がること、一方で利活用についてきちんとルールを守って正しく活用していく必要があることなどを話しました。それを受けて、今日は3年生に初めてPCを渡し、基本的な使い方についての学習をスタートさせました。3年生は実際に使う期間はほとんどないのですが、学校における活用を中心に、少しでもPCに慣れていけたらと思います。校報1月号にGIGA関係のスタート時の取組について掲載していますのでご覧ください。
朝読書の時間に、学校司書の小田川さんにブックトークをしていただいています。今日は1年生にブックトークをしていただきました。小田川さんは、画用紙を使った提示資料を上手に使いながら、子どもたちが興味をもちそうな本を、とても上手に紹介していただきました。子どもたちも、小田川さんの巧みなお話に、とてもひきつけられているようすでした。12月に3年生でスタートした朝のブックトークですが、子どもたちの読書への意欲を高めるのに、とても効果があり、ぜひとも継続していけたらと思います。
今学期から、山根新会長を中心とした新しい生徒会がスタートしました。今日は、新生徒会での初めての事業委員会が開かれ、今後の取組について各事業委員会ごとに検討しました。新しい生徒会のテーマである「JUMP~失敗を恐れず挑戦し、飛躍し続ける大中へ~」のもとで、生徒会活動充実したものになることを願っています。
昨年10月21日に、出雲市の嘉村医院の嘉村先生に来校いただき、3年生を対象にメディアリテラシーに関する教育講演会を実施しました。今日は再び来校いただき、1,2年生を対象に講演をしていただきました。いよいよ高速回線が開通し、一人一台端末環境での教育活動も始まります。家庭での端末の使い方には、ご家庭と一緒に考えていかなければなりませんが、何よりも子どもたち一人一人の自覚が必要です。今日の講演会もきっかけにしながら、睡眠時間を確保して、望ましい生活習慣を確立できるように、学校と家庭とで一緒に考えていけたらと思っています。
1月6日(木)から9日(日)の4日間、本校2年生の山根さん、青木さん、青砥さんの3名が、北方領土青少年視察事業に参加しました。この事業は、青少年自らの目で北方領土を望見してもらうとともに、元島民の引き上げ体験談などを通して、北方領土問題を身近にとらえてもらい、返還運動を確実に継承してもらうことを目的としています。本校が、領土に関する教育に熱心に取り組んでいるということから、実施主体である竹島・北方領土返還要求運動等島根県民会議より、今年度3名の枠をいただきました。参加した3名は、島根県内の4つの中学校から参加した生徒たちと共に、現地で領土問題について学びました。学んだ成果を、今後の大東中学校の学習にも生かしていけたらと思います。
この冬に、雲南市から全国大会に出場する小中学生9名が、市役所で石飛市長から激励を受けました。9名のうち6名は大東中生です。3年生の小村さんは、12月26日から大阪で開催される全国都道府県対抗中学生バレーボール大会で、島根県選抜チームのキャプテンとして出場します。3年生の狩野さん、石川さん、舩木さんは、来年1月4日から東京武蔵野森スポーツプラザで開催される全国U15バスケットボール選手権大会に島根県代表チームの一員として出場します。また野中さん、中林さんは、来年1月22日にリモートで開催される全国ロボコン大会に出場します。今日は石飛市長から直々の激励をいただき、生徒のみんなも一層気合が入ったことと思います。全国の舞台で自分の力を発揮できるようう、健闘を祈っています。
生徒会の福祉委員会では、古布を切るボランティアに取り組んでいます。今日は社会福祉協議会の方に、切り布を寄贈しました。切り布は様々な社会福祉施設に役立てられるということで、大変感謝していただきました。さる9月には、特別養護老人ホーム簸の上園の職員の方が来校され、お礼のお手紙までいただきました。このようなボランティア活動にも、引き続き取り組んでいけたらと思います。