松江地方法務局と島根県人権擁護委員連合会が主催した「令和3年度島根県人権作文コンテスト」において、2年生の立石さんが、応募総数2960点のうち、最優秀賞に次ぐ山陰中央新報社賞を受賞しました。立石さんは、「発信!僕の姉はボッチャの選手です」という題で、お姉さんの生き方から学んだことを作文にまとめました。今日は、松江市総合体育館で行われた島根スサノオマジックの試合の前に表彰式が行われ、ハーフタイムの時間帯で、大観衆の前で作文の発表を行いました。立石さんはとても立派な態度で、堂々と作文を発表することができました。立石さん本当におめでとうございました。この作文については、終業式でも紹介する予定です。
生徒会の福祉委員会が全校に呼び掛けて行っていた赤い羽根共同募金を、今日社会福祉協議会の方に寄贈しました。福祉委員会のみなさんの呼びかけのおかげで、たくさんの募金が集まりました。社会福祉協議会の方も大変喜んでおられました。募金が有効に役立てられることを願っています。
「TRY~一人一人の想いを繋げ、前進し続ける大中へ」をテーマに活動してきた生徒会も今日の生徒総会で一区切りです。3年生を中心とする生徒会役員のみなさんは、これまで生徒会活動を引っ張り、様々な場面でよく頑張ってきました。大東中学校をよくするために、自分の役割をしっかりと果そうとする姿勢はとても立派でした。本当にご苦労様でした。3年生の後を継いで、2年生が今度は頑張ってくれることでしょう。
デートDV予防教育コーディネータの宍倉先生を講師にお招きし、3年生を対象にデートDV防止出前講座を行いました。望ましくない男女交際の様子をDVDを視聴して、その問題点について考えた後、素敵な恋愛をするために大切なことは何かをグループで話し合いました。「自分も相手も大切にする」「暴力を認めない」「対等な関係を築く」ことなどについて考えを深めることができました。宍戸先生には、大変わかりやすくお話をしていただき本当にありがとうございました。
今年度の人権集会は、性の多様性の授業で学んだことをもとに、「自分らしさ・その人らしさを大切にする社会の実現に向け、自分はどうありたいか。」というテーマで、パネルディスカッションを行いました。1年生から3年生までの15名のパネリストのみなさんが各学年の授業で考えたことをもとに、自分の考えを堂々と発表しました。森本養護教諭から紹介してもらった、「自分らしくいることって とてもとてもとてもとても、大切なことなんです。」という井手上さんの言葉も、子どもたちの心に残ったと思います。集会後の感想には、「自分はどうあるべきか。」「自分の学級がもっとよい学級になるためにはどうしたらいいか。」というところまで考えていた生徒が多くいました。とても意義のある人権集会になりました。
3年生を中心とした生徒会の体制は、来年1月から2年生を中心とした新しい体制に変わります。今日は、2年生の新しい生徒会長、副会長を決める立会演説会及び役員選挙を行いました。立候補したみなさんはいずれも、大東中学校を生徒の力でよりよくしたいという熱意をもって立候補してくれました。演説のあと、選挙管理委員会のみなさんの運営のもと、各自が投票を行いました。投票箱は、今日のために、実際に国や地方自治体の選挙で使われている投票箱を市からお借りしました。今回の選挙で選ばれた新役員のみなさんを中心に、きっとよい生徒会を築いてくれることと思います。
中四国ロボコン大会が出雲三中を会場にリモートで行われ、島根県大会で上位に入賞したチームが出場しました。県大会の三部門をすべて制した大東中学校からも5チームが出場し、中四国の各県代表と競い合いました。ほとんどのチームが予選を突破して大健闘するなかで、計測・制御部門で審査員特別賞を受賞した野中・中林組が、見事全国大会出場を決めました。ロボコンで全国大会に出場するのは、本当に久しぶりということです。リモートでの大会となりますが、ぜひ全国の舞台で頑張ってもらいたいと思います。
科学の甲子園ジュニア全国大会が開催され、島根県予選を見事突破した高橋さん、山根さん、澤和さんの3名が、島根県代表として出場しました。本来は姫路市で全国大会が行われる予定でしたが、コロナのためにリモートでの開催となりました。大会は、同じく県予選を突破した島根大学教育学部義務教育学校の3名と一緒にチームを組み、6人で協力して難問に挑みました。予選を突破すること自体がすごいことなのですが、みんな全国の舞台でよくがんばりました。大会の結果は来年1月に発表される予定です。
2名の助産師の方を講師にお迎えし、バースデープロジェクトの授業を1年生で行いました。妊娠・出産、胎児の成長、生命誕生の感動について、助産師の方から具体的な資料や教材をもとにお話しいただき、生命の尊厳や受け継がれてきた「いのち」の尊さについてみんなで考えました。子どもたちは、家族への感謝の気持ちをもつとともに、自分の「生」「いのち」について考えを深めることができたと思います。今回の授業では、現在取り組んでいる性の多様性の授業とも関連付けて、思春期の性についての話もしていただきました。2名の助産師の方には、ご自分のご経験をもとに、子どもたちのために心のこもった授業をしていただき、本当にありがとうございました。

 
今年度の学校経営の重点に「性の多様性に関する取組の充実」を掲げ、学校全体で取組を進めています。この取組は、大東中学校だけでなく、大東中学校区の4つの小学校も一緒になり、各学校の養護教諭の先生方を中心として、校区全体で展開してきました。各クラスの授業には、森本養護教諭にも入ってもらい、井手上さんの生き方を題材に、一人一人がお互いの違いを認め合い、大切にされる社会の実現に向けてどうしたらよいか考えています。どの学年の生徒も、一生懸命に考ている姿がとても印象的でした。