学力育成プロジェクトの一環として、1年生が島根大学に出かけ、島根大学大学院教育学研究科の松本一郎教授の授業を受けました。大島校長が4年前まで島根大学の教員として松本先生と一緒に勤務していた関係もあり、今回の授業について松本先生に相談したところ、快く引き受けてくださいました。松本先生には、学食での食事を世話していただいたり、学内の案内もしていただきました。生徒たちはめったに行くことのない大学キャンパスの雰囲気を味わうことができました。
理科教育や環境教育の専門家として、テレビ出演などもしておられる松本教授は、生徒たちが現在使っている東京書籍の教科書の執筆者でもあります。講義では、大東中の1年生のために、様々な実験などをして、科学の面白さを伝えていただきました。生徒たちにとっては、大学での授業を受けるという貴重な体験となりました。今日の体験を、ぜひ今後に生かしていければと思います。松本教授には、大変お世話になりありがとうございました。
3年生が球技大会を行いました。各クラス対抗で、バスケットボールで競い合いました。卒業まであと3か月となり、この学年のメンバーで過ごす日々もだんだん残り少なくなっています。
そういった中で、みんなで楽しく、声援を送りあいながらバスケットボールを楽しむことができました。3年生のみんなにとっても、とてもよい時間となりました。
生徒総会を行い、今年度第2学期の活動についての質疑を行い、各学級からの質問や意見についての質疑を行いました。3年生の役員にとっては、この総会が一区切りとなり、生徒会の運営は2年生が引き継いでいくことになります。総会が終了したあと、3年生の役員のみなさんが並んで挨拶をしました。一人一人の様子から、難しい役割を一年間やり遂げたという達成感を感じました。
生徒総会のあと、次期生徒会長を選出する生徒会選挙を行いました。選挙の結果、2年生の藤原さんが新生徒会長に選出されました。これから新しい生徒会役員のメンバーを選出し、1月から新しい役員で生徒会を動かしていくことになります。よりよい大東中を築いていくため、生徒会活動がますます活発になることを願っています。
現行の学習指導要領から、小学校からプログラミング教育が行われるようになり、様々な取組が進められています。中学校においては技術科の時間にプログラミングについて学んでいます。今日はロボットをプログラム通りに動かせるように一人一人が学習用PCを用いてプログラミングをするという学習が行われていました。ちょうど学校関係者評価員会(兼学校評議員会)の委員のみなさんに見学してもらいましたが、その学習のようすにみなさんびっくりしておられました。プログラミング学習のよさは、失敗しても何回もやり直せるところです。これからの時代に生かせるスキルとして、しっかりと学んでいけるといいですね。
今年度も学校司書の小田川さんによるブックトークを行っています。12月は3年生の各クラスで、朝読書の時間を利用して行いました。小田川さんは、本の内容を画用紙にわかりやすくまとめた紙ポを使いながら、生徒たちが読んだらいいという本を、わかりやすく紹介してくださいました。生徒たちも身を乗り出して話をきいていました。中学生の時期は、たくさんの本に親しみ、自分の感性を磨き、創造力を広げていってもらいたいと思っています。
12月4日(土)からの人権週間にあわせ、本校においても人権の大切さを考える学習を様々な場面で行っています。今日は三浦成人さんを講師に招いて、人権講演会を行いました。三浦さんは「生きるということ」という演題で、自らの差別体験をもとに、差別のない社会にするためにどうすればいいか、生徒たちに熱く語りかけられました。「差別のない社会にするためには正しいことをするしかない。恥ずかしくないことを。まともだと思うことをやるしかない。一人だとできないこともたくさんある。仲間がいるとできる。そういう社会にしてください。」という三浦さんの言葉は、きっと生徒たちの心にも響いたと思います。三浦さん、今日は貴重な話をありがとうございました。
大東税務署の職員の方に来校いただき、3年生を対象に租税教室を開催しました。教室では、具体的な課税の仕方を通して、税の公平性について考えました。納税者としての義務をきちんと果たしていくことの大切さについても学びました。また、一億円の重さのジュラルミンケースを持ってきていただき、実際にその重さを実感したりもしました。税の役割や種類、大切さについて学ぶことができました。税務署の方には、大変お世話になりました。
全国中学生創造アイディアロボットコンテストの中国・四国地区の大会が行われ、大東中学校からは、先日の島根県大会で上位に入賞したチームが出場しました。大会はオンラインで行われ、各部門で大東中勢が大健闘しました。
基礎部門では、永瀬・佐々木組がベスト8に入る大健闘でしたが、惜しくも全国大会出場はなりませんでした。応用・発展部門では、山崎・秋田組が審査奨励賞を獲得しましたが、これもあと一歩で全国出場を逃しました。
あらかじめプログラミングをしたロボットで競い合う計測・制御部門では、山根さんを中心とするチームが審査員特別賞を受賞し、見事、全国大会への出場を決めました。また、高橋さん・荒砂さんのチームも全国大会出場はなりませんでしたが、審査員奨励賞を受賞する大健闘でした。
この大会の結果、1月29日(土)にリモートで開催される全国ロボットコンテスト大会計測・制御部門に、山根さん、澤和さん、松本さんのチームで挑むことになりました。全国の舞台で上位に進出できるよう、健闘を祈っています。
本校は、県教委の学力育成プロジェクトの研究指定校として、今年度より少しずつ取組を進めています。この研究の目的の一つが、生徒の理数系学習への興味や関心を高め、その力を伸ばすことです。その一環として、今日は1年生が、県内有数の理系博物館である「さんべ縄文の森ミュージアム」と「三瓶自然館サヒメル」に出かけました。施設を見学したり、職員の方の話を聞き、博物館ならではの貴重な学習をすることができました。今日の経験を、今後の学びにぜひ生かしていってもらいたいと思います。
校内合唱コンクールを行いました。もともとは10月29日(土)に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の広がりにより今日に延期しました。何とか無事に開催することができてよかったです。今年度は、昨年度とりやめた学年合唱を復活し、保護者の方にも制限付きではありますが、参観いただけるようにしました。
最初に登場した1年生は、中学校での初めての合唱コンクールでしたが、これまで練習してきた成果を発揮して、のびのびとした歌声を響かせました。1年生は1組が優秀賞を獲得しました。
2年生は、男性の声がぐっと大人っぽくなり、どのクラスもまとまりのある歌声を響かせました。2年生は、2組が優秀賞を獲得しました。また、2組の指揮者を務めた山本埜和さんが、全体の最優秀指揮者に贈られる指揮者賞を受賞しました。
3年生は、この合唱コンクールが中学校生活最後の合唱コンクールとなります。そして3年生のみんなにとって、中学校生活での大きな行事はこれが最後となります。3年生の合唱の前には、各クラスが円陣を組む姿がみられました。この合唱を通して、3年生のクラスの団結が、ますます強まったと思います。
3年生全体の学年合唱のあと、各クラスともすばらしい歌声を会場に響かせました。さすが3年生という合唱でした。その結果、3組が優秀賞、そして学校全体の最優秀賞を獲得しました。また、1組の伴奏をした武田莉歩さんが、最優秀伴奏者に贈られる伴奏者賞を受賞しました。
 
合唱のあと、吹奏楽部の1,2年生のみなさんの演奏で、合唱コンクールを締めくくりました。コンクールなので、賞はつきましたが、これまでの練習の過程で、みんなで一つの合唱を創りあげてきた過程そのものに大きな価値があると思います。どのクラスも本当によくがんばりました。
大島校長からは、「合唱コンクールで大切なのは、合唱を通して、音楽を通して仲間の輪がつながって、みんなの心が一つになること、音楽のよさを味わいながら学級の団結力を高めていくこと。この合唱コンクールを通して培った学級の団結力、仲間を想う気持ちを、これからの学校生活にぜひ生かしていってもらいたい。特に3年生は進路選択に向けてこれから大変な時期になるが、体育祭や合唱コンクールを通して培った絆がものをいうのはこれから。どうか励ましあって大変な時期を乗り越えてほしい。」との挨拶がありました。
保護者の皆様には、日程の変更や入場制限等にご協力いただき、本当にありがとうございました。