雲南市立掛合小学校
2月16日(木)に5・6年生は、プログラミングの授業を行いました。

プログラミング教育は、これまで中学校の技術家庭科や高校の情報科で扱われてきましたが、次期の学習指導要領(平成32年度から実施)では小学校でも行うことになります。実施する学年や教科については特に決められていませんが、コンピューターを使って自分の意図を実現する手順を論理的に考える力を育むことをねらいとしています。

子どもたちは2時間の授業の中で、ロボットを動かすために必要なコンピューター言語をどのように組めばいいのか、また、実際にロボットを動かしながらプログラムをどう組みかえていくのか等について勉強しました。

講師の方からは「言語を論理的に使ってロボットを動かす過程を通して、子どもたちは他の教科でも大切な論理性や柔軟に考える力を養うことができる。」というお話をしてもらいました。2時間の経験でしたが、5・6年生は、楽しみながらしっかり頭を動かせて考えることができました。

「今、小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に今は存在しない職業に就くだろう」と述べている研究者もいます。変わっていく社会の中で生きるために、プログラミングの授業に限らず様々な教科等を通して、子どもたちには論理的に考える力をしっかりつけたいと考えています。