雲南市立掛合小学校
5月17日(木)と18日(金) 6年生は、待ちに待った修学旅行に出かけました。
天気が心配されましたが、1日目は晴れ間も出る天気で気温も高く、半袖でないと暑いぐらいでした。

平和公園に着くとすぐに、原爆の子の像の前で黙祷をして学校で折った千羽鶴を供えました。
その後、青少年センターに移動して被爆者の方の体験を聞きました。講師の方には、被爆時の広島の様子などを伝えていただきました。子どもたちには難しいと思われる話もありましたが、熱心にメモをとる子も多く、真剣に聞く様子が伝わってきました。

現在、平和記念資料館の本館は工事中で、見ることができる資料は限られていましたが、よくわかるように工夫された展示をくりかえし見ている子が多かったのが印象的でした。「はだしのゲン」の舞台になった本川小学校の平和資料館は、なかなか見学の機会がありませんが、原爆投下後の小学生の様子等がよくわかりました。

宮島では、厳島神社の見学をし、その後は楽しい買い物の時間です。おみやげを買ったりおやつを食べたり、楽しい時間を過ごしました。

2日目は、まず、JFEスチールの見学をしました。
JFEスチールは、日本で新幹線の線路を作ることができる2社のうちの一つで鉄鋼生産で日本有数の会社です。
会社のこと・鉄鋼生産のことを研修室で学んだ後、工場見学をしました。見学したのは熱延工場でした。熱い鉄板が長い距離を移動しながら少しずつ薄くなって、最後に巻き取られていく工程を近くで見ることができました。

工場見学の後は、子どもたちが一番楽しみにしている「みろくの里」での活動です。
たくさんの遊具の中からお気に入りのものを3~4度と楽しむ子も多く、みんな走って次のところに移動していました。

掛合小学校の子どもたちは、熱心に見学し、また、友だちと仲良く楽しく過ごすことができました。
たくさんのことを学んだ修学旅行でしたが、勉強の成果がこれからの生活に生きるといいなと思っています。

全員が元気で2日間を過ごし、たくさんのことを学ぶことができました。
最後まで雨に降られることもなかったのもみんな真剣に勉強したためだと思っています。
保護者の皆さん、準備からお迎えまでお世話になりました。ありがとうございました。