雲南市立掛合小学校
5月30日(水)「掛合の子どもを育てる会」「掛合地区学校運営協議会」の総会を行いました。

「掛合の子どもを育てる会」は、掛合の子どもたちを地域全体で見守り、ふるさとに愛着を持つ子どもたちをそだてるために平成21年に設置された会です。掛合町の子どもに関する情報交換・情報共有、保育所・小学校・中学校・掛合分校の学校間連携や地域交流について話し合いを行い、話し合いに基づいた活動を行っています。
この会の活動の一つとして作成している「掛合子どもカレンダー」には、4校園の行事、スポーツ少年団の活動、地域行事の予定等がまとめて掲載されており、4校園が地域と強い連携をもちながら活動を進めていることがよくわかります。

今年度から、「掛合地区学校運営協議会」の活動もスタートしました。
「学校運営協議会」は、目指す子ども像の実現に向けて、学校・地域・家庭がそれぞれ責任と役割をもって学校運営に参加する仕組みです。
掛合地区では、学校・地域・家庭が一体となって、小・中学校の教育基本方針を共有し、ともに子育てに取り組むこと、保育所から高校までの学びを地域全体で見守り、将来を担う人材の育成に取り組むこととしています。

「育てる会」と「学校運営協議会」は、その仕組みに少しずつ違いがありますが、掛合地区では、これまで充実した活動を続けてきた「育てる会」をもとにして「運営協議会」を設置することとして、この3月に設置承認を得ることができました。

総会では、学校運営協議会・コミュニティスクールについて、教育委員会から委員への委嘱状の交付を受けた後、話し合いに入りました。

学校運営協議会では、小・中学校の教育基本方針の承認を受けることとなっています。保育所・小学校・中学校・掛合分校の教育基本方針の説明を行った後、小・中学校について委員の皆さんの承認を得ることができました。

話し合いでは、学校と地域の連携等について、様々な意見交換をすることができました。また、今後「目指す子ども像」について話し合いを深めていくことも確認することができました。

これから「子どもを育てる会」「学校運営協議会」の組織を生かして、子どもたちが素晴らしい掛合の子どもに育ってくれるよう学校・地域・家庭が一体となって活動を進めることができることを願っています。委員の皆さんには大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。