雲南市立掛合小学校
2月5日(火) 6年生は、総合的な学習の時間に地域医療学習を行いました。
この学習のねらいは次のとおりです。

・地域医療の現状と課題を知り、自分たちのふるさとの将来について考える
・医療現場での仕事の様子や働く人の思い、医療を志す人の現在に至るまでの過程や思いを知り、働くことへのイメージをもち、自分の将来の進路選択に生かす

昨年度は、掛合小学校出身で医学部在学中の先輩と松江医療センターの看護師さんを学校に招いてお話を聞きましたが、今年度は新しくなった雲南病院に出かけてお話を聞いたり、体験をさせてもらったりしました。

雲南病院の歴史や施設のことについてお話を聞かせてもらった後、3つの班に分かれて体験をさせてもらいました。
体験は、様々な装具を付けての高齢者体験、特別な機械を使っての手洗い体験、様々な食事のための道具を使ったリハビリ体験の3つです。

体験は、お医者さん、看護師さん、リハビリ担当の作業療法士の方にていねいに教えてもらいました。
皆さん掛合小学校の出身か掛合町に関わりのある方で、子ども達と掛合町の人や地域の話をしながら教えていただきました。

6年生には、医療関係の仕事に就きたいと考えている子もそうでない子もいますが、どの子にとってもとても貴重な体験となりました。この体験を通して、自分の将来の仕事について視野が広がってくれるといいなと思っています。
 
6年生のお礼の手紙から
・先日は、おいそがしい中、見学に行かせてもらってありがとうございました。私は古い方の病院に、足をねんざした時とあごをぬった時に行ったことがあります。そのとき、リハビリのときにやさしく接してくださってとてもうれしかったです。私は初めて見るものが多くてとても楽しかったし勉強になりました。見学をさせてもらって、やっぱり病院は大切な所だと思いました。体験も勉強になりました。これからも元気でお仕事をがんばってください。
・先日は、雲南病院に行かせていただきありがとうございました。私は医療の仕事に興味があり、見学がとても勉強になりました。特にすごいと思ったのは,作業療法士さんが説明されたおはしの種類です。利き手が使えなくなって食べにくい時に、にぎると具材がつかめるおはし、口まで持っていきやすい曲がるスプーン、フォークなどがあり、医療の道具はすごいなと思いました。私は雲南病院見学で医療の道に進もうと思いました。