学習活動
3年生_理科
2024.5.24
<化学分野>
3年生は、いまイオンの学習をしています。今日は、金属板(電解質の水溶液に入れるとイオンが発生)と電解質の水溶液があれば電気を発生させることができるのか? というめあてで授業を行いました。
水溶液には、オレンジとレモンを用いて果物電池を作りました。オレンジとレモンに金属板を差し込み電圧を測定すると、オレンジは約0.4V、レモンは約0.6Vの電圧を測定できました。
最後に、レモンを4つ直列につなげると約1.5Vの電圧が測定できました。(乾電池1本分)
オレンジとレモンで電圧に違いがでるのですね。なぜでしょうか。
ところで、みなさんの使っているタブレットに搭載されているのはリチウムイオン電池。
リチウムイオン電池の安全性をぐっと高めて世界で初めて商品化したのはSONY。1991年のことです。
小型で軽量、高性能なリチウムイオン電池のおかげで、スマートフォンやタブレット端末などが普及したともいえそうです。それらの普及は私たちの暮らしを劇的に変えたのではないでしょうか。
最近では、電気自動車(EV)の性能を左右するということで、さらなる高性能電池(バッテリー)の開発にしのぎを削っているという話題も耳にしたことがあります。